ストーリー
フィルさん父娘を連れて、リナたちはセイルーンを目指していた。道をゆくその途中、次の町を見よう
としたリナが、追い剥ぎの場面を目撃した。久々に盗賊を吹っ飛ばそうとしたそのとき、先にアメリアが
盗賊たちを退治するべく駆けていった。しかし、いつもの口上を述べていつもの失敗をした隙に、盗賊
たちに詰め寄られてしまう。そのとき、割って入ったリナが、盗賊たちに名前だけで恐れられ、さらには
盗賊退治に強力な魔法、竜破斬(ドラグ・スレイブ)を使うのを、アメリアは目の当たりにするの
だった。 |
ここがポイント
この話の主役はアメリアなのですが、リナ大好きっ子のジブンとしましては、どうしても悪霊にとり
憑かれたリナに目が行ってしまいます。二番目のあれは、単にガラが悪い悪霊じゃなくて、酔っぱらいの
悪霊なんですよね?お色気たっぷりにガウリイへ迫る悪霊も悪くはないんですけどー。あんな大人っぽい
リナ、もうお目にかかれない……ガウリイも心なしか、嬉しそうだったよーな。「こいつ、ほんとに悪霊
が言ってんだろうな」って、そうじゃなきゃどうするつもりだったんですか?(笑)ともかく、この悪霊
も悪かないんですけど、泣き虫悪霊は楽しかった。……でもよりによって、こんな悪霊に憑かれたことが
郷里の姉ちゃんに知られたら、二重のイミで鍛え直しでしょう。ええ。あと、同じ悪霊では、フィルさん
のお説教がよかった。通じてしまうんだもんなあ(笑)さすが大国セイルーンの王族、いいカリスマして
ます。 |