ストーリー
今日も今日とて、追われるリナたち。何日も追われ、ワナもしかけられて、疲れたリナたちは、単純な
ワナに引っかかってしまう。その前に現れたのは、しっかり生きていたザングルスとヴルムグン。
売られたケンカは買うのがリナの流儀だが、二人ともガス欠(空腹)の状態では戦いにもならない。
ひとまず退却するリナたち。
一方アメリアが買い出しから帰ってくると、リナたちが見あたらない。辺りを探しているそのとき、
敵に追われているリナを発見した。ついつい正義の血潮の導くままに、アメリアは崖から飛び降りる。
結果、食料はすべてぶちまけられてしまった。
空腹のあまり、よろふらと山越えをするリナたち。そのとき、彼らの鼻においしそうなにおいが漂って
きた。それはうまそうなチキンのにおい。誘われるまま、洞窟に足を踏み入れると、そこにはヴルムグン
と、彼と手を組んだ盗賊が待ちかまえていた。しかしリナとガウリイの目には、チキンしか入って
いない。必死にチキンを追い求め、ヴルムグンの作ったゴーレムを吹き飛ばしてゆくリナたちだったが、
さすがに大岩が転がってくるとどうにもならない。なんとか逃げだし、そこにあったいかだで川を下る。
しかし、川下りの途中でまたまたまたまたヴルムグンが。ヴルムグンをなんとか追い払うと、今度は
ザングルスが追いすがってくる。ザングルスはいかだに乗り込んで、そこでガウリイと剣戟戦に。さらに
はパターン通り、彼らの目の前に滝が現れる。滝から落ちて、いかだはバラバラ。しかもそのドサクサ
で、いつのまにか追いついたヴルムグンに、アメリアが人質にとられてしまう。いいかげんキレかけて
いたリナは、アメリアの「わたしに構わず」の言葉通り、遠慮せず竜破斬(ドラグ・スレイブ)を撃ち
こんだ。
クレーターになった滝を残しながらも、リナたちは再びいかだで川を下る。次の町で待っているはず
の、おいしいごはんを目指して……。
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