いきなりピンチ!魔人ゾアメルグスターの恐怖! (アニメNEXT第1話)



ストーリー

 ゾアナの魔道書を見るために、ゾアナ王国城下町にやってきたリナ達。食堂のケンカで台無しになった お昼ゴハンのカタキをとっていると、馬に乗って正装したアメリアに出会った。再会を喜ぶも、アメリア はどこかよそよそしく、さっさと立ち去ってしまう。そんな彼女にトラブルの臭いを感じたリナは、 ゾアナの魔道書が優先的に見られるかも、と手助けすることを決意。
 一方アメリアは、父フィリオネルの代理として、国王モロスを訪ねた。用件は、軍備の拡大をやめない と、正義の名の下にセイルーンはゾアナを敵対国家とみなす、というもの。その謁見の場に、突如として 現れたのは、ゾアナ王国の王女マルチナ。彼女の野望は、この世を支配して、彼女の信じる魔人 ゾアメルグスターに捧げるというものだった。父親の「わしは世界征服がしたいだけなんじゃが…」と いう呟きは無視して、マルチナは指揮をとり、アメリアを捕らえようとする。しかし、並の兵士で アメリアの相手は勤まらない。今回のために雇った用心棒を呼ぶと、なんとその用心棒とはゼルガディス だった。ゼルガディスと戦うことにアメリアが葛藤していると、いつのまにか彼女は戦わずして捕らえ られてしまう。
 ぐるぐるまきに縛られたアメリアが、モロスとマルチナに正義の講釈を始めようとした時、リナと ガウリイがアメリアを助けにやってきた。ゼルガディスがゾアナの魔道書をもらうため、用心棒としての 役目を果たそうと対峙すると、リナが魔道書はゼルガディスの役に立たないと指摘。その場でゼルは 契約を破棄する。あっというまに護衛の兵士を倒し、モロスは逃げ出す。リナが モロスの相手をしている間に、マルチナは大昔から伝わる、オリハルコンゴーレムを起動。その強大な 破壊力で、リナ達を倒そうとするが、大昔より伝わる古いゴーレムは、すぐに壊れてしまう。しかも 攻撃用のビーム(?)が暴走。これを止めるため、リナのドラグ・スレイブが炸裂する。
 ゾアナ城は、城下町ともども木っ端みじん。マルチナは荒野の夕焼け空の下、リナへの復讐を魔人 ゾアメルグスターに誓うのだった。



ここがポイント

 NEXT1話。ここでガウリイのフルネーム、初お披露目かな?(後日修正:無印でさりげなくご披露 してました)アニメでは、どうしても無印の最初以外、4人で行動することが多いので、前半のガウリナ ツーショットは必見です。何をしてるわけでもないんだけど、2人がかなり間を空けずに並んで歩いてる 今回のツーショットの数々は、かなり萌えだと個人的に思います。普段のさりげない信頼関係が見える 気がして、とても良し♪♪
 リナとガウリイ絡みでもうひと話題。最初の食堂、リナがケンカを始めるシーンで、得意満面なリナの 顔(ガウリイがごろつきの剣切ったあたりや、「やっちまえー!」のあたりが特に)とても好きです。 ガウリイの、ごろつきへ忠告してるのをリナに聞かれて、怒られるのもいーですねー。「脳みそ ヨーグルト男」のギャグの後、リナがゾアナの魔道書を説明するシーンがありますが、その時リナの頬に 一筋の汗が伝っているのに、きみは気づいたかな?動揺を必死に押し隠そうとしているのがよくわかり ます。リナとつきあうのは命がけですが、ガウリイとつきあうのもある種命がけです。
 アニメシリーズ各1話のお約束、竜破斬シーン。前回に比べて、かなり迫力が出ています。精神集中で 真剣そのものなリナの顔。とてもカッコいいです。
 小ネタとしては、「それいけエラい人」。あの銅像、やっぱりレゾだよねえ……?