ドンデン返し?意外なる真実! (アニメNEXT第12話)



ストーリー

 カンヅェルがフィルさんを連れ去った後、リナはひとまず傷ついたガウリイ達の治療を、ある一室で 行っていた。だが、その途中でアメリアが驚くべきニュースを持ってきた。なんと、自分の連れてきた 魔道士・カンヅェルの行った責任をとり、クリストファーが王位継承権を放棄したという。その上で、 フィルさんの捜索隊の指揮をとっているのだ。アルフレッドからは、クリストファーこそが今回の事件の 黒幕だと聞いていたのに、これでは行動が矛盾している。もう一度、リナ達はアルフレッドから事情を 聞くことにしたが、王宮内に彼の姿は見あたらない。町はずれの別宅に行っているのではないか、という アメリアの意見に、一同はその屋敷へと向かう。
 アルフレッドはその別宅にいた。問いつめると、アルフレッドは真相を話す。すなわち、本当は自分が セイルーンの王位につくために、ゆくゆくは世界を征服するために、魔族と知りつつカンヅェルを招き 入れ、フィルさんを殺そうとしたのだ、と。だが、リナ達が来て、カンヅェルがフィルさんを 殺さなかったことで計画が狂った。カンヅェルを呼び出し、リナ達の目の前で詰問するアルフレッド。 だが、リナを生かすというカンヅェルの都合と、リナ達を殺せというアルフレッドの命令がどうしても 合わなくなると、契約をしたカンヅェルではなく隣にいたマゼンダが、あっさりアルフレッドを殺して しまった。さらには逃げられないように、辺りの地面ごと屋敷を空高く浮かび上がらせる。
 カンヅェルは、リナを仲間に引き入れるため、計画を変えたのだという。最初は、魔王の腹心の部下で ある、魔竜王(カオス・ドラゴン)ガーヴから「リナを殺せ」と命じられていたのだが、リナの神滅斬 (ラグナ・ブレード)を見て、その力が惜しくなったのだ。当然断るリナだったが、フィルさんを人質に 使われては拒否権がない。どうすれば――迷っていたその時、突然ゼロスが現れて、いともカンタンに フィルさんを助け出す。これであとは、カンヅェルとマゼンダを倒すのみだ。
 場所を移し、いよいよ戦いの幕が開く。しかし、まだ魔力の戻らないリナと仲間達は、純魔族相手に 苦戦。それでも、リナとガウリイの剣を交換するという、リナの機転の作戦により、なんとかマゼンダを 倒し、四人はカンヅェルと対峙するのだった。



ここがポイント

 まずツッコミをひとつ。アルフレッドの別宅に来た時から、アルフレッドが死ぬまでの間ですが、 本来なら濃い青のはずのアメリアやアルフレッドの目が、時たまリナと同じ赤になるんですけどー。全部 で4回ぐらいか?……ちょっと多すぎ。色指定のミスか?
 ガウリナシーン♪ガウリナシーン♪膝をついたガウリイに、リナが肩をかして、治療呪文をかける シーン♪状況的に、アメリアは情報収集、ゼルは自分の治療と他のことやるなら、治療呪文を使えない ガウリイに、リナが呪文をかけるのは自然な、とても自然なコトなんだけどーー♪♪自然すぎてラブリー (笑)もうひとつ、対マゼンダ戦の連携シーン。まー普通、ガウリイが斬りかかった時点で、ガウリイが リナの剣持ってるのが気づかれるんぢゃねえか、なんて当たり前のギモンもあったりしますが、ガウリナ シーンになってるからとりあえず目をつぶる(おいおい)。何も言わなくても通じ合う。以心伝心。これ ぞパートナーの醍醐味です。さりげなく、リナの考えがわかった理由を述べる時「お前とのつきあいも 長いしな」と言い切ってしまうガウリイさんがステキ♪♪なんか「おい」だけで通じ合う夫婦のようで とてもイヤ〜ン♪♪なカンジ♪♪(妄想列車は止まらない)その後、「腐れ縁ってヤツかー?」なんて 言ってしまうリナさん、あなたはそれは天然ですか、照れ隠しですか?
 ゼロスがフィルさんを助けるシーン、一番喜びのリアクションが大きいのはリナですが、よくよく見る となんとゼルガディスまで喜びの表情を浮かべてます。……もしかして、ゼロスが神出鬼没に現れて、 ここまで喜ばれるのって初めてなんでは?(笑)