ストーリー
異界黙示録(クレアバイブル)の写本を求めて旅をするリナ達。しかし、スカばかり引かされて、
さすがにお疲れぎみ。どこかにまともな写本はないものか……悩むリナ達にゼロスは、リギド村近くの
山にある神殿に、クレアバイブルの完全なる写本がある、と言う。ゼロスの案内で、別の空間に繋がる
神殿の中へ。ゼロスが手をかざすと、写本とおぼしき石版が現れた。
歓喜する一同。しかし、その石版は暗号で記されている上に、無限ともいえるクレアバイブルの『完全
なる』写本のため、大量に存在する石版の、どこに何が書いてあるかわからない。とはいえ諦めず、
ひとまず解読作業を始めるリナ達。その時、周囲に何かないかと探索役をしていたアメリアが、遠くから
来るおばあさんを見つけた。
ばーさんは、アクアと名乗り、自分がクレアバイブルの写本を管理している、と言う。ならばどこに
何の情報があるか知っているはず。リナ達は、アクアばーさんの案内で、高位魔族に対抗する手段を探し
に行く。
その情報の石版までは、往復3日。その日の晩、たき火の前でガウリイと座りこむリナは、アクア
ばーさんに呼ばれ、ある石版のところまで行った。石版に手を触れると、「あるいはあり得たかも
知れない、もうひとつの過去」を見せられる。シャブラニグドゥとの戦いの時、リナが重破斬
(ギガ・スレイブ)を暴走させていたら――ガウリイや仲間たち、リナ本人、そして世界が滅んでいた
だろう、と。アクアばーさんは、だから決してギガ・スレイブを使ってはいけない、と説得した。
ちょうどその時。リナとアクアばーさんをセイグラムの攻撃が襲う。そこをゼロスに助けられ、いざ
セイグラムと決戦へ。と思っていると、なんとリナの前に、魔竜王ガーヴが現れる。いよいよな御大の
出現に、戦慄するリナだった――。
|