いくっきゃないっ!ドラゴンの谷を目指せ! (アニメNEXT第20話)



ストーリー

 アクアばーさんに教えられたとおり、リナ達は異界黙示録(クレアバイブル)オリジナルがあると いう、カタート山脈の「竜たちの峰(ドラゴンズ・ピーク)」を目指してやって来た。しかし、ふもとの 村からドラゴンズ・ピークへと行く道がわからない。誰か道案内をする人を探すリナに、一人の少年が ぶつかってきた。少年は謝って立ち去ろうとするが、それに合わせてリナのサイフが引っ張られる。少年 はスリだったのだ。
 お金をためて村を出たかった、という少年に、リナはドラゴンズ・ピークへの道案内を依頼した。少年 に地図を書いてもらい、リナ達はドラゴンズ・ピークへと向かう。ドラゴンズ・ピークは黄金竜 (ゴールド・ドラゴン)と黒竜(ブラック・ドラゴン)が無数に集う場所。何もないはずの山間に、竜 たちが群れている理由は、おそらくクレアバイブルだ。リナ達の希望は高まる。
 一方、マルチナは少年のところまでリナ達に追いつき、少年を出世払いで雇って、少年の案内でリナ達 の後を追い、ドラゴンズ・ピークに向かう。
 リナ達がドラゴンズ・ピークへたどり着くと、一匹の黄金竜がやって来た。なんと、その竜とゼロスは 知り合いのようだった。しかも、千年前、竜と魔族が敵対していた降魔戦争の時の知り合いだという。 ゼロスはクレアバイブルの元へリナを案内するよう、黄金竜のミルガズィアに頼み、ミルガズィアは ゼロスの実力を知っているために言うことを聞き入れ、リナをクレアバイブルの元へと案内した。その 途中、リナは自分が魔族に狙われており、できれば自分を狙う魔族も、計画に巻き込む魔族もはねのける 力を得たいという自らの思いを、ミルガズィアに語る。
 ミルガズィアが、リナに自らの目で真実を見て、自らの信じた道を進めと言ってクレアバイブルの空間 へ案内しようとした時、セイグラムが現れた。ゼロスはセイグラムの足止めをし、リナはそこから逃れる ように、ミルガズィアと二人でクレアバイブルの空間へと入る。リナを待つクレアバイブルは、どんな 真実を語るのか――



ここがポイント

 このあたりは、原作とほとんど同じなので、見所も原作と同じなんだけどー。やはりアニメで光って (?)るのは、フィブリゾの小さな仕事っぷりでしょう。スリの真似事をして、リナの肩揉まされて、 マルチナを慰めて、泣きつかれて、転んでヒザすりむいたフリして……。人間『ごとき』の肩を 揉まされる冥王って一体……。それにしても、もしフィブリゾのスリが成功して、リナに気づかれず サイフだけうまく盗めちゃったら、後どうする気だったんだろう。部下の将軍神官をなくした魔王の腹心 は、自らの手で仕事をせねばなりません。フィブリゾがゼロスを借りたがった理由がよくわかる(笑) こんな細かい仕事まで、一人でするんじゃあねえ……。
 あと、アニメゆえの見所としては、「これからどうするか、考えてなかった」と言って舌を出すリナ。 かわいかったですねー♪何されても許してしまいそう(笑)いや、思わずギューッてしちゃいたく なります。殴られるでしょーけど。それから、なぜかミルさんが、いやに若かったですね。原作では、 もっとおじさんのハズなんだけどなあ。