流浪流転?暴走神殿の旅を! (アニメTRY第6話)



ストーリー

 次第に火竜王の神殿へと、歩みを進める一行。しかし、大陸は広い。あと何日も砂漠を歩かなければ、 神殿には着かないという。疲れはて、途中の町で一泊することになったリナ達。
 その町、エクスプレーナには、竜族の古い古い遺跡があった。フィリアが寝ている隙に、ゼルガディス と、ゼルのためにリナ達が遺跡に入る。しかし、遺跡は扉が開かず、先に進めない。竜族の遺跡ならば、 フィリアに開けられるのではないかと彼女を起こすと、遺跡はいきなり動き出す。この遺跡は、竜族の 交通網(電車みたい)で、竜族に伝わる宝玉と魔法の力が合わさって、初めて動くものだったのだ。
 これで一気に火竜王の神殿に行けると思ったのもつかの間、その途中にはいくつもの町ができて しまっている上に、遺跡は完全に暴走している。このままでは、乗っているリナ達も危ない。しかも タイミングの悪いことに、グラボスとジラスまで乗り込んでおり、光の剣をよこせとリナ達に襲い かかってきた。
 なんとかして動力源を壊そうとするが、彼女達の魔法の力は、ほとんど遺跡の動力として吸い取られて しまっている。ジラスの爆弾をうまく使って、なんとか動力源の宝玉を壊したが、遺跡は惰性で走り 続ける。火竜王の神殿は目の前。最後の手段として、リナはドラグ・スレイブで、遺跡を吹っ飛ばす。
 ………しかし。時すでに遅し、遺跡は完全に止まりきらず、火竜王の神殿の一棟が、見るも無惨に 崩れ落ちてゆくのだった………。



ここがポイント

 今回、わりとゼルが出ばっていましたね。最初の「俺の名はゼルガディス。魂の荒野をさすらう、 哀しき改造人間だ」………改造人間ってアンタ………。あと、フィリアをディグ・ボルトで起こそうと するシーン。冷静なカオしてましたが、いかに焦っていたかがうかがい知れます。クールなゼルとは 思えないほど、乱暴な手段(笑)ギャグだけじゃなく、グラボスと剣で戦うシーンもカッコよかった ですねえ。久々に、ゼルの本領発揮。彼、元々剣士だったし。
 ちょっとガウリナシーンとしては、町を見つけて、食事をとろうと勢いづくリナとガウリイの呼吸。 欲望のベクトルが同じだから、息が合うのは当然なんだけど、やはりいいなあこの2人♪「リナ、 行くぞ!」「ほいきたガウリイ!」の言葉に、奥底の強い絆が見え隠れ♪それから、フィリアがリナを 「お姉さんに言いつけます」と脅すシーン。怯えるリナを、ガウリイ、ずっと見てましたねえ。あれ、 何を思ってたんでしょ。あと、リナのシーンで、グラボスとジラスをパンチ一発で吹っ飛ばすリナ。 さすが、「インバース・スクリュー・クラッシュ」等、数々の必殺技を持つリナっす。
 あと、遺跡の中で言った、ゼロスのセリフに一言。「いつの間に盗賊キラーから、遺跡荒らしになった んですか?」……原作のリナは、昔っから遺跡のお宝シッケイしてると思うんですけど……。