ストーリー
リナたちがいない今、正義をなせるのは、自分とガウリイの二人だけだ、と言い放ち、アメリアは雷の
中、ガウリイを正義の口上の特訓につきあわせる。だが、そんな二人の前に、忽然と姿を現した謎の老人
たち。彼らはこの近くを拠点に活動する正義の味方、流星戦士ピースマンであった。
山の向こうに存在する、平和な楽園、禁断の地。その地を荒らす悪魔が現れ、さっそく成敗しに行こうと
したところ、仲間のうち二人が(老衰で)倒れてしまったという。正義の戦士は五人でひとつ。老人たち
は、アメリアとガウリイに、欠けた仲間たち二人の代わりをしてもらいたいと言い出すのだった。正義を
なそうと頑張ってきた方々の努力を無駄にはできない、とアメリアは強引にガウリイを巻き込んで、彼らに
手を貸すことを決める。
禁断の地へと向かう、険しい道の途中。彼らは道に迷ってしまった。ただし、ガウリイの目から見ると、
わざと険しい道を選んで、迷ったようにしか見えないらしいが……。その道中、森でドワーフたちが襲って
きた。じいちゃんたちは張り切って、ドワーフを退治しようとするが、武器の重さに振り回されてロクな
攻撃にならない。しかし、それでもドワーフは倒れ、また年寄りたちも倒れてゆく。リーダーのダイは
足止めをかって出て、ガウリイとアメリアを先に行かせるのだった。
しばらく行くと、そこには体は大きくとも顔は可愛い子供のドラゴンがいた。退治しあぐねていると、
置いてきたはずのじいちゃんたちが現れ、ドラゴンを倒そうとする。しかし、ドラゴンは遊び相手にじい
ちゃんたちをくわえて振り回す。そのとき、突然ドラゴンが笛の音に呼ばれて飛び上がった。笛の音の元
には一人の村人。アメリアたちはその人から、このドラゴンはこの人のペットであること、森のドワーフは
人がいいので、じいちゃんたちの正義の味方ごっこにつきあってくれているのだということを聞く。
しかし、じいちゃんの主張どおり、悪魔の笑い声はたしかにその場へ響いてくる。一同が声のする方へと
駆けつけると、そこにはなんとリナたちの姿が。立入禁止の芝生の中に立ち入ったとして、リナたちを悪魔
呼ばわりするじいちゃんたちに、怒れるリナたちが迫る!それをかわす彼らの必殺技は! ……死んだフリ
だった。
|