成歩堂 龍一…黒 | |
綾里 千尋…赤 | |
綾里 真宵…青 | |
狩魔 冥…水 | |
糸鋸 圭介…黄土 | |
裁判長…緑 | |
綾里 春美…黄緑 | |
綾里 キミ子…灰 | |
霧崎 哲郎…紺 | |
葉中 のどか…紫 | |
大沢木 ナツミ…橙 | |
堀田(自称)…黄 |
表セリフ集「再会、そして逆転」探偵パート1日目(その3)を見る
(別ウィンドウで出ます)
真: |
それ、はみちゃんに 見せてみて。 きっと、役に立つから。 |
真: |
‥‥見たくない。 あたしのカオなんて‥‥。 |
成: | (まいったな‥‥) |
真: |
!! ‥‥あ、あたしが‥‥こ、ころし |
成: |
あ‥‥ご、ごめん! (この写真は見せちゃダメだろ!) |
真: |
おばさま‥‥。あたし、 カオ見せられないよ。 こ、こんな事件、 起こしちゃって‥‥。 |
成: |
だいじょうぶだよ。 彼女は、きみの味方だから。 |
真: |
うん‥‥。 それはわかってるけど‥‥。 |
真: |
‥‥やっぱり、あたしなんかより、 はみちゃんが‥‥ |
成: | ? ‥‥なんのこと? |
真: |
家元。‥‥きっと、 あたしより霊力も強いし、 修行だって キチンとやってるし‥‥。 |
成: |
(‥‥やれやれ。かなり 落ちこんでるな‥‥) |
真: | ナツミさん‥‥だよね。 |
成: |
彼女、またよけいな写真 撮ってくれちゃってさ。 |
真: |
ふふ‥‥。 あいかわらずだね。 |
真: |
取り調べのとき‥‥ ツラかったんだよ。 だって‥‥イトノコさん、 あたしのこと‥‥ とっても悲しそうな目で 見るんだもん‥‥。 ‥‥‥‥‥‥ |
成: |
あの‥‥このヒトのこと なんだけど‥‥ |
真: | ‥‥‥‥‥‥? |
成: |
(今、このヒトのことを 聞いても、しかたないな) |
真: |
ゴメンね。 ‥‥特に思いつくこと、ないや。 |
留置所 面会室 | |
成: |
(真宵ちゃんは‥‥ 取り調べ中らしい。 刑事さんたち‥‥あまりツラく あたらないでくれるといいけど。 しかたないな‥‥。 また、あとで来てみよう)
|
キ: | ‥‥あら! |
成: | な、なんですか? |
キ: |
それは‥‥真宵さまの勾玉。 そんなものを、どうして ああたがッ! |
成: | ご、ごめんなさいッ! |
キ: |
すぐ、真宵さまに お返しなさいッ! |
成: |
ごご、ごめんなさいッ! (‥‥なぜか、母親に しかられている気分‥‥) |
キ: |
‥‥おや。ああたでも こういうものに興味が? 倉院流霊媒道の呪詞、 全六葉が書かれております。 |
成: |
は、はあ‥‥。 そういうことじゃなくて、 この”穴”なんですけど‥‥。 |
キ: |
ま。古いビョウブで ござあますからねえ。 ムシに食われてしまったので ござあましょ。 |
成: |
(‥‥そうは 見えないんだけどなあ‥‥) |
キ: |
真宵さまもアレですわねえ。 ああたのような殿方に 引っかかったばかりに、 このような事件に 巻きこまれてしまって‥‥。 |
成: |
すみません‥‥。 (‥‥て、ぼくのせいかよ!) |
キ: |
ウチの春美ちゃんにも、 よく言い聞かせておかないと。 ”知らないおじさんに ついて行っちゃダメ”ってねえ。 |
成: |
(言っとくけど、ぼくはまだ おニイさんだからな!) |
キ: |
その殿方もアレで ござあますわねえ。 霊にあやまらせるつもりが、 あやめられてしまうとは。 やはり、その看護婦のイノチを うばったのかもしれませんねえ。 |
成: | (‥‥そうなのかな‥‥) |
キ: |
‥‥いつもカガミで 見かけるカオでござあますわね。 |
成: | 他に何か? |
キ: | ござあません。 |
成: |
(ぼくはなぜ、こんなものを 見せたんだろう‥‥) |
キ: | ああたッ! |
成: | は‥‥はいッ! |
キ: |
いつのまに、こんな写真を! これ、今ハヤリのアレで ござあましょ! 盗撮‥‥ |
成: | ちち、ちがいますよ! |
キ: |
ユルしませぬ! お返しなさいッ! |
成: |
だ、ダメです! (春美ちゃんの話題には くれぐれも気をつけよう‥‥) |
キ: |
アタクシ、これから 真宵さまの面会に出かけますのよ。 そんなキタナイおもちゃ、 見てるヒマ、ござあません。 |
キ: |
この里では、ヨソ者は 歓迎されないのでござあます。 霊気を乱されますのでね。 特にああたのような殿方はねえ。 |
成: | なな、なんで特にぼくが‥‥? |
キ: |
あの真宵さまに、自分のシゴトの 手伝いをさせるなんて‥‥。 イノチがあるだけ ありがたいと思いなさいませ。 |
成: | は、はあ‥‥。 |
キ: |
この上、ウチの春美に 何かあったら‥‥ |
成: |
(”何か”ってなんだよ!) |
成: | これなんですけど‥‥。 |
葉: |
あ。そういえば、国会議員の みなさんて、そういうバッジを‥‥ |
成: |
いやいやいや。 ‥‥だから、弁護士ですよ! |
葉: |
‥‥‥‥? そうでしたっけ。 |
葉: |
わあ! ステキな勾玉ですねえ。 わざわざ、私のために‥‥? |
成: | ちがいますよ! |
葉: |
なんだあ。 おどかさないでくださいよお。 |
成: | (どっちのセリフだよ‥‥) |
成: | この子ですけど‥‥。 |
葉: |
ああ、真宵さんですねえ。 家元のムスメさん。 |
成: | え。知ってるんですか? |
葉: |
このギョーカイじゃあ 知らないヒトはいませんよお。 なんと言っても、 霊界のアイドルですからあ。 |
成: | (‥‥イヤなアイドルだな‥‥) |
葉: |
ああ、綾里 キミ子さん。 おセワになってますう。 |
成: |
(‥‥って、写真に向かって おじぎされてもなあ‥‥) |
葉: | で、このヒトが何か? |
成: | いや、それを聞きたいんですけど。 |
葉: |
そうですねえ‥‥。 いい人ですよ。 |
成: | そうですか。 |
葉: | とっても。 |
成: |
はあ。 (‥‥もう、いいや)) |
葉: |
‥‥このカオ‥‥ どこかで見たような‥‥。 |
成: |
え! ‥‥じょ、冗談ですよね? |
葉: |
やだなあ。 決まってるじゃないですかあ。 |
成: | (よ‥‥よかった) |
葉: |
ごめんなさあい。 せっかくですけどお‥‥ いりません、そんなの。 |
成: |
(ダレがあげるって 言ったよ!) |
成: | ‥‥この人のことなんですけど。 |
葉: |
すみませえん。私、そろそろ おヒルネの時間だから‥‥。 |
成: |
ふわあ‥‥ (ぼくまでアクビしてどうする!) |
葉: |
キョーミありませえん。 そんなヒト‥‥。 |
成: | ちょっと、見てくれるかな‥‥ |
春: | ‥‥‥‥‥ |
成: |
(うう‥‥ぼくのカオを じっと見つめてるぞ‥‥) |
春: | ‥‥‥‥‥ |
成: |
(そそ、そんなに 見つめないでくれえ!) |