マナヅル |
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学名:Grus vipio 英名:White-naped Crane 分類:ツル目 ツル科 分布:中国東北部、シベリア東南部、モンゴル 繁殖、日本、中国東南部、韓国で越冬 |
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鹿児島県の出水市には、秋も深まるとたくさんのツルが大陸から渡ってきます。約2000羽のマナヅルと約10000羽のナベヅルです。マナヅルは野生のものが約3000羽しか生息しておらず、絶滅の恐れのある鳥の一つです。 マナヅルの種保存のため、北アメリカ、日本、ヨーロッパそして中国に飼育下の繁殖計画が作られ、世界中の動物園が協力して計画を進めています。 世界の動物園に飼われるマナヅルには、それぞれの戸籍ともいえる血統登録が行われています。初めはアメリカのニューヨークの野生生物保存公園(ブロンクス動物園)が担当していましたが、1997年からこども動物自然公園が引きつぐことになりました。 これまで日本の動物園が担当している国際血統登録はタンチョウ(上野)、ニホンカモシカ(名古屋市東山)、ニホンコウノトリ(東京多摩)の3種で、マナヅルは4番目の種となりました。 |