カイロトゲマウス |
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学名:Acomys cahirinus 英名:Cairo Spiny Mouse 分類:げっ歯目 ネズミ科 分布:サハラ砂漠周辺、エチオピア、ケニア、 イスラエルからパキスタン |
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背中の毛がトゲのように尖っているのが特徴のちょっと変わったネズミ。でも、飼育をして もっと変わっていることが解った。 それは、赤ちゃんが親のミニチュアのような「すがたかたち」で生まれること。 ネズミと言えば、ハツカネズミの赤ちゃんのように裸で目も開かず手足も短いピンクマウス が一般的...ところが、このトゲマウスは生まれたときから毛も生え、目も1〜2日で開 き、その日の内に固形の餌も食べる。そのため、母親の妊娠期間が35〜42日と長い(ハ ツカネズミは21日)。 砂漠で暮らすこのネズミは、敵に襲われてもすぐに一緒に逃げられるように、赤ちゃんをお なかの中で育ててから生むように進化していったのだろう。 命をつなぐための仕組みには、いつも驚くことが多く、なるほど!..と感心させられる。 |