涼「うい〜す瑞葉」
瑞「何よ涼。撮影が無い日って本当にだらしないわねぇ」
ムッ!
涼「そう言うお前だって、この前ロケバスの中ででけ〜口あけながら寝てたじゃね〜か」
カチン!
瑞「し、失礼ね! 乙女の寝姿を覗くなんて!! 涼って変態?」
涼「なにぃ〜、人聞きの悪い事言うな。たまたまだ、た・ま・た・ま」
瑞「いいえ、絶対に覗き趣味の持ち主なんだわ」
ムカッ!
涼「なんだとぉ、このデカ口あけ寝女がぁー」
ムカムカッ!
瑞「何よ! この覗き魔! 乙女の敵!」
涼「な、なんだやるかぁー」
瑞「望むところよ!!」
一時的中断(音声のみでお楽しみ下さい)
オラオラオラ! 滅殺…………ブガガガガッ
瑞「っと言う事で、邪魔者が消えたところで、このショートストーリーであるワンシーンス
トーリーのヒロインこと、いっつもかわいい高科瑞葉ちゃんで〜す」
ヨロヨロ〜
涼「だ、誰がかわいいだ〜」
キラン!!
涼「はぅ、殺気!!」
二時的中断(音声のみでお楽しみ下さい)
フンフンハッ! ……10年早いんだよ!
瑞「ハイ、邪魔者がいなくなったところで、このショートストーリーのコンセプトと、今ま
での10作品に関して作者のコメントを聞いてみたいと思いまぁ〜す。
それでは最初に、このワンシーンストーリーを作ったきっかけと言ったものを作者のAT
Sさんにお聞きしてみましょう。ATSさん?」
A「ども、今日もアクセル全壊なATSです。ちなみに某列車安全自動停止装置ではありま
せん」
瑞「は、はぁ」
A「あ〜それで、きっかけですか?」
瑞「え、ええ。ONE SCENE STORYも、10作を数えるまで続く事が出来ましたので、やはり作
者の思い入れとかも……」
A「ありません」キッパリ
瑞「は? だって10作品も書いてますけど……」
A「いやぁ〜、だってHP作ったのは良いけど、CGじゃとても人様にお見せ出来るレベル
じゃ無いんで、取り敢えず何かやらなきゃと……てへっ」
プルプル
瑞「じゃじゃあ、ついでだと」
A「まぁついでと言う訳でも無いんだけど、連載物だけだとちょっと辛いかと思って、ショ
ートストーリー風に読み切りの物があれば、更新するのに楽かなぁ〜なんて……」
プルプルプル
A「み、瑞葉ちゃん?!」
瑞「も〜!!なんでこんなチャランポランな作者に使われなくちゃなんないのよ〜」
A「はわぁ〜」
三時的中断(音声のみでお楽しみ下さい)
えいえいえ〜い! リングアウト☆ミ
瑞「もう、男どもはあてにならないわっ!」
プンプン!
「取り敢えず私だけでも真面目にやって、このストーリーの読者様を増やさなくちゃ。
と言う事で、後書きとは別に作品ごとに出演した感想を述べてみたいと思いますわ」
「色に」付いて
瑞「まぁ、私は物語的な部分では結構気に入ってる作品になったかな。
この色に関しては私の出番も多かったし。
物語では私が演じる瑞葉ちゃんが失明すると言う、ちょっと悲しい展開から始まるんだ
けど、目の見えない感覚と言う物をどう表現して良いのか迷ったわ。
作者のATSも、想像でしかかけなかったから、適当な表現を使うよりは上手くそう言
った場面を使わない方向にしたらしいけど。
このシリーズのコンセプトとして、本当に一気に読み切れる様に行数を減らして書いて
いるらしいから、この行数での表現としてはまぁまぁかしら」
「思い」に付いて
瑞「またまたまたまた、私の出番が一番最後の一場面しか無い物語!
だけど、物語で出てくる瑞葉ちゃんは私と同じで頭が良いのでお気に入りなの。
物語の内容としては、情けなかった涼が成長して最後に初恋の人に告白出来て、さらに
結婚までしてしまうという嘘みたいな話。
でも、私もこれ程までに思ってくれる人がいてくれたら良いと思うわぁ〜。
最近の男どもが情けなさ過ぎるのよねぇ〜」
ヨロヨロ〜
A「き、君がたくまし過ぎるんじゃないのかい」
四時的中断(しばらくお待ち下さい)
とおぅりゃ! KO☆ミ 南無ぅ〜
瑞「ま、美しくて才能があるのが罪なのね。おほほほほ」
「距離」に付いて
瑞「またもや、う〜んってうなってしまう様なお話ね。
それと言うのも、なんとなく説明が胡散臭いところが多いって言うか、それでいて話の
内容を結構カットしているって言うか、つまりは作者のATSがサボってるって事かし
ら……
話の内容としては、一枚の絵がきっかけで付き合い出す二人が、遠く離れ離れに暮らさ
なくてはならなくなるんだけど、離れてくらしている時の登場人物なんかの心情が全然
表現されてないから、最後のシーンで感動が無いって言うか、やっぱり中途半端な物語
になってるってところかな
私だったら、もう少し離れてくらしている時の瑞葉ちゃんの心情を表現して最後のシー
ンをもっとこう、燃え上がるように書くんだけど、手抜きが大好きなATSには所詮無
理な相談なのかも……
実際、手抜きなんかしてるから誰にも小説なんて読んでもらえないのよね〜
小説なんてマイナーなんだから、もっとこうエッチ小説とか書いてさ、HPのHIT数
稼いだ方が楽で良いのにね」
さらにヨロヨロ〜
A「官能小説を書いても、演じるのは君なんだけど……」
瑞「!! そ、そうだっ、私がやるんだった!」
A「瑞葉が濡れ場もOKって言うんなら、もう、本当に凄いの書いちゃうんだけど……」
瑞「なっ、絶対濡れ場なんてしないからね。嫌!エッチな目で見ないでよ!!」
五時的中断
ヤァ・ヤァ・ヤァ・ヤァ・ヤァ・えっちぃー(フレンチキッス) KO!!
「ワルツ」に付いて
瑞「う〜ん、なんて言うのか。ATS本人は爽やかな高校生とか書きたかったらしいんだけ
ど……ちょっとおませさんな高校生よね〜。
相手の成功を陰ながら待ち続けるなんて、今時の高校生でそんな娘っているのかしら?
よくよく考えてみると、これって男の身勝手さよね。
何年も女の子を待たせてさ、やっぱり男が情けないのよ、男が」
「化粧」に付いて
瑞「これは最初に設定メモを載せてから次に本文を書くという……下手な絵の横に名前が
書いてあるからキャラクターが理解できる!!的法則な小説と言えるわね(キッパリ)
それに何? 知人の娘の化粧が下手なところから物語りを考えるなんて……ATSも
失礼よ全く!」
いつの間にか復活のATS
A「し、しかしだね、本当にもったいなかったんだよ。化粧をしない方が断然良かったんだ
から……同窓会で会ったらたまげた(死語)よ……」
瑞「それにしたって、女の子の化粧の事なんかどうだって良いじゃない」
A「いや、だからね、内面的な部分の事を書いたつもりなんだけど」
瑞「でも……やっぱりATSが悪い!」
A「いや、全く、はい、その通りでございます(ごにょごにょ)」
「瞳」に付いて
瑞「まあ、なんて言うのかしら、この作品に関してはONE SCENE STORYの趣旨を一番表して
いる作品なんじゃないかしら?」
A「そ、そうでしょ」
瑞「そ、短いという点で」
A「な、内容の方は?」
瑞「意見を聞きたい?」
A「……」
瑞「なによその情けない顔は、でも、そんなに悲観しなくても良いんじゃない?
シーンを書くという事って、何も感情をガンガンと前面に出さなくてはならないという
ものでもないし、今回は淡い雰囲気というものが出てると思うし」
A「そ、そうかい、実はね僕もそれを表現したかったんだよ!
いやぁ〜やっぱりね、自分でもお気に入りなんだよ。ははっ」
瑞「ふっ……ATSって、幸せな人なのね……」
A「はい?」
瑞「だってそうでしょ? 某小説連合での投票率……」
A「ひぃ〜辞めて!! あ〜も〜なんて言うか、それだけは勘弁して〜」
瑞「わ、分かったわよ、何もそんなに泣かなくても良いじゃない……よほど応えてるのね」
「遠い海」に付いて
瑞「ふ〜っむ、これってなに?ATS……」
A「え、なにって、ONE SCENE STORYの」
瑞「って、そんな事聞いてるんじゃないのよ。ここで書きたかった事ってなんなのか聞いて
るのよ」
A「え、それは、そのぉ〜、だから、ね、あ〜」
瑞「で、なにをそんなに慌ててる訳?」
A「いや、やだなぁ〜、僕はいつも落ち着いてるさ……」
瑞「そう?聞くところによると、一本の小説を一時間として続けて書けないからって、何本
もの小説を掛け持ちして書いてたり、だからいつも、パソコンの画面上にところ狭しと
メモ帳が広がってたりするって話だけど」
A「う、うぐぅ……」
瑞「まったく、しょうがないんだから。それで今回のは?」
A「だからさ、かなわない恋であってもさ、自分の恋の責任は自分で取るというかさ、女の
子って突然強くなるじゃない……瑞葉ちゃんみたいに(ゴニョゴニョ)」
瑞「ふふん、ATSも言うようになったわね〜」
キラン(殺意の擬音君)
A「はぁ〜辞めてぇ〜」
六時的中断
あ〜たたたたたたたたたた・あたぁ!!
「風詠う」に付いて
瑞「さてと、これで本当に邪魔者がいなくなったところで、今度は風詠うね。
これは最後まで観て貰うと判るけど、何となく中途半端な感じで終わっているのよね〜
でもなんて言うのかしら、春の陽気が何かを期待させる様に、これからの瑞葉と涼の関
係も、良い方向へ向かっていける様な感じよね。
だけれども、ふぅ〜ん、なんて言うか、やっぱり少し物足りないと言うか、お腹が一杯
にならないと言うか、オカワリが欲しいって感じかな」
「乙女」に付いて
瑞「これは、実を言うと私が出ていない、って『色』のサイドストーリーだから出て無くて
当然なんだけど……まあでも、雰囲気的にはスッキリしていて好きかなぁ〜。
『恋せよ乙女!力こぶ』って言うフレーズも面白いし。
それに、最後のところで女の子が鉢植えの花を抱えながら自分の家に帰るシーンがあっ
たじゃない? あのシーンって個人的に好きね。
なんかさ、自分の中に確たる物が出来て、背筋を伸ばして歩き出すって瞬間があるじゃ
ない、そういう時って良い瞬間よね。
ハッキリと前を向いて歩き出す瞬間……そう、一つ大人になった瞬間って感じかな?」
「キス」に付いて
瑞「今回のONE SCENEでは、ちょっと異色な作品よね」
またもや奇跡的に復活のATS
A「そ、そうでしょう。意図的に違う感覚の物を入れてみたんだよ」
瑞「ふ〜ん、それって慣れてない事をやったって事よね」
A「うぐぅ」
瑞「もう、どうしてATSってそういう風に分かり易い顔をしてるのかしらね」
A「……」
瑞「どうせ今回のキスに関しても、本当の意味でのONE SCENEをヤル!!とか言って書いたん
でしょ。」
A「はぐぅ」
瑞「だけど……ねえ、ATS」
A「はぅぅぅ」(既に廃人)
瑞「まったく、真っ白に燃え尽きた様な顔して……とにかく、ATSの場合解説をしない
と判らない物が多いから、一個ずつ解説するわね。
『ズルイ』だけど、これは彼女のいる男性の不用意な優しさが、さらに女性を苦しめてい
るのにって設定らしいわね。
『奪う』は、許されざる相手に対して、自分の気持ちを打ち明けようとするのを、キスで
ふさがれてしまう悲しさって感じかしら。
『100万回』う〜ん、なんて言って良いのかしら。いかにもって感じよね(笑)
『桜』は、雰囲気だけって感じかしら……
『フレンチ』 これは自分の子供から、初めてほっぺたにキスされた記念日って感じね。
少しサラダ記念日っぽいのは秘密かしらね。
『カクテル』なぁ〜に、カッコつけてるんだか(笑)ねえ。
『クレイジー』ATSのポリシーでもある、ファンキーな生き方って言うのかしら。
とにかく、一直線って紙一重だけど、見ていて気持ちの良い生き方かもね。
『女』なんて言うのかしら、たばこの煙が似合いそうな雰囲気を書きたかったみたいね。
『レモン』なんともまあ乙女チックよね……サークルの後輩からHPのURLを教えて
下さいって言われて、ATSが全力で逃げるのも良くわかるわ(爆)
『リンゴ』これもATSが目指す、普段の生活に洒落と粋をって感じを出したかったみた
いね。わたせせいぞうさんの世界にどっぷりはまってるみたいね。
う、う〜んっと(背伸びと共に)
ふぅ〜、今回の解説もやっと終わったわね」
瀕死状態の涼
涼「ううっ」(パタ……)
逝っちゃってる状態のATS
A「あ、流れ星」
瑞「……ま、まあ、なんて言うのかしら。今回までの10作で、色々と感想なんかも頂い
たみたいだし、これからのATSの作品に期待して、今回はお開きと言う事で」
A「いままでの作品はダメなの……かい?」
瑞「某小説連……」(ボソっと)
A「いやぁぁぁぁや〜め〜てへぇ〜」
瑞「……聞かなきゃ良いのに」
瑞「じゃ、今度は20作品目の一括ダウンロード版で会いましょう! 再見」
注
オラオラオラ!
−某主人公が代替わりしていくジョジョの掛け声の様な気もするけど、単なる気合の声
滅殺……
−某スト2シリーズの豪鬼が必殺技の前に発する言葉。この必殺技を食らうと体力が激減し
てKOされると妙に悔しい。
ブガガガガッ
−やられている音。対戦格闘ゲームのセオリー的擬音
フンフンハッ!
−某3D対戦格闘ゲームのバーチャファイターの主人公、結城晶の必殺3段コンボである崩
撃雲身双虎掌(ほうげきうんしんそうこしょう)の掛け声。体力をごっそり奪う卑怯な技
10年早いんだよ
−晶が勝利した時に発していた言葉。屈辱。
えいえいえ〜い。(リングアウト)
−某VF3のキャラクター葵の技で連突小太刀(れんとつこだち)……使えない技が多い
葵の中で最速で出る連続技だが、案の定体力を全然奪えない。
しかし、相手がガードしていると結構前に押すので、リングアウトをねらえるが、これを
食らってリングアウト負けをするとリアルファイトをしたくなる人が多く、危険な技とも
言えなくも無い。
とおぅりゃ!
−某VFの影の投げ技「刀霞(かたながすみ)」の掛け声
南無ぅ〜
−某VFの影が勝利のあとに発する言葉。
この時影は手と手を合わせている事は言うまでもない。
ヤァ・ヤァ・ヤァ・ヤァ・ヤァ・えっちぃー
−某闘神伝のエリスの必殺技である「フレンチキッス」の掛け声が、これに似ている……
と思うのは私だけだろうか(と言うよりマニアック過ぎるって)
ちなみにコールミークイーンと言う掛け声も好き(爆)
某小説連合
−意味のない某が付いているが、それはさておき、ここではオンライン小説を登録でき、さ
らには投票が出来るシステムになっていて、100票入ると殿堂入り作品の名誉を与えら
れる、とても(実力のある人にとっては)素敵なHPだ。
しかし、当然のごとく、つまらない作品には票は入らないので、ATSに取ってはつらい
現実を実感させられる場所でもある。ちなみに下記が連合のURL
http://novel.pekori.to/
あたたたた
−某少年コミック雑誌に掲載されていた主人公の得意技の一つ。
男ならば、誰もが一度は「秘孔を付いた」とか言って遊んでいるはず。
ATSに関しても、小学生の時に全盛期を迎え、当然の如く秘孔の付き合いで
突き指をしたのは言うまでもない。
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