2002年8月2日(金)の情報
AM1:30到着。天候は晴れ、前夜は東京ほどではなかったがいろは坂の下ではかなりの雷雨であったらしい。
梅雨明け以降初めての釣行である。今年の梅雨は前半降雨量が少なかったものの、7月中旬以降襲来した二つの台風の影響で水位はかなり上昇した。当日も平水位より1m以上上昇した状態であった。
また、今年の7月の日光は観測史上最も平均気温が高かったとの発表もあったように、梅雨明け以降かなり暑い日が続いている。その影響もあり表層水温がかなり上昇しており、鱒の泳層はかなり深くなっているとのこと。
当日の気温:早朝で20.5℃とかなり高い。水温はおかじん桟橋前で23.0℃、日中は24.0℃まで上昇している。
台風で増水した以降は水温の上昇と藻の繁殖などにより水質は悪化している様子。当日もおかじん前の水質はかなり濁っている状態であった。
前日の低気圧の影響で西よりの風が朝から強い4〜6mほど。吹き始めから時間が経っていないため波は高くないがこのまま吹きつづけると釣りづらくなる。天候は晴れで明け方近くには気温も低下した。
ここ数日の情報を総合的に判断して国道側(特に禁漁区寄り)を攻める。午前4:00出船。東側の空が明けて始めるのがだいぶ遅くなった。この日はダウンリガーのテストを兼ねて各所を攻めることとする。大崎前の水深40m付近からスタートして13番岬までの推進40m付近を魚探で調べると10m〜15mに魚影がかなり映る。サイズはあまり大きくないようだがホンマスの小型かヒメマスだろう。
午前5:00には日も高くなり気温がぐんぐん上昇しかなり暑い。表層水温も24.0℃になる。13番岬から禁漁区のブイ沿いに流すと水深100m付近の棚15mで当たる、約30pのホンマス。ルアーはアワビ無垢の5cmで水深18mのラインでヒットした。
水中にはちぎれた藻がかなり浮遊しているらしく、ダウンリガーのワイヤーに藻がかなり絡んでいた。その後大日崎から八丁出島、栂沖まで攻めるが、AM8:00頃には日差しも強まり風も無くなってきたので一時休戦となる。午前中は晴天であったものの、天気予報の「寒冷前線の通過による雷雨に注意」通りPM1:00過ぎると東の空は真っ黒な雲に覆われ雷鳴が聞こえる。その後激しいにわか雨があるがPM4:00には一時的に日差しが覗く。
雷が遠のいたことを確認し再挑戦するが、その後山側が真っ暗になり激しい降雨となった。雨は一向に止まずPM7:00には更に激しくなったため終了となった。
湖水が濁っていることで鱒の反応は今ひとつであった。魚探では10〜15mに魚影が確認されるものの釣れるには至らず。結果的にルアーは(夜光貝、白蝶貝、アワビ、等)目立つものの効率が良いとの情報だ。
【釣果について】
岸釣り
ルアー、フライで攻めるには今年の水温は高すぎる様子。湖岸には鱒の稚魚は群れていたものの、それを狙うライズは見られず。水質の影響も考えると岸釣りは辛い状況である。
ヒメトロ
今週は大日崎から松ヶ崎沖合が良かったとの情報(棚は12〜15mとの事)。禁漁も近くなりヒメマスのサイズが徐々に大きくなっているとの情報である。
レッドコア トローリング
鱒の泳層は確実に深く、早朝の一時を除いて最低でも10m以深のレンジを攻めなければならないだろう。当日の水温躍層を調べたところ、14〜16mで水温が急激に低下しているようだ。16m付近の水温は約10.0℃、レイク等冷水を好む魚はこの棚を攻めなければ釣り辛いと考えられる。
レッドコアは最低でも早朝80yd〜100yd、日中は100〜130ydで攻める必要がある。レッドコアをお使いになる方は100yd以上巻けるリールが必要になります、ご注意下さい。
湖上には秋の訪れを知らせる アキアカネが。
水位はかなり上昇している。
当日釣れたホンマス。
水質はかなり悪い状態。
新しい金谷ボートハウスも完成間近。
日中は晴天で気温もぐんぐん上昇した。(黒いゴミみたいなのは全てアキアカネ)
夕刻は南側から崩れだす。(阿世潟方面は雨)
最後は物凄い夕立に泣く。
今後も皆様からの情報、お待ちしております。