2008年5月2日(金)の情報
2008年5月2日(金)
解禁日は散々な目に遭いましたが、今週は気圧配置も安定している様子で何とか成果をあげたいと意気込んでの出漁である。
4月28日(月)に現地確認すると「今日はヒメマスが絶好調だよ、午前中だけで制限上げた人もいるよ。」なんて景気のいい話であった。
ポイントはどうやら私個人的には因縁の松ヶ崎付近とのこと。「これは頑張るしかないな!」と期待したが直前の情報だと「今日はサッパリ駄目〜。」何時ものように中禅寺湖は難しいですね。
さて、今回もヒメマス勝負です。
午前2時30分に到着。当日は曇りの天候、解禁日と違い風も無く何となくいい雰囲気。風は西からの微風、気温7.6℃と今年は気温が高い、湖水付近での実測値も6.1℃であった。
水温 民宿おかじん前で5.0℃、松ヶ崎付近では5.3℃、最も高かったのは立木から栂付近で6.0℃もあった。
3時頃に大島商店に釣り券と紅サシを買いに行く。ご主人の話によると「ここ数日朝方はあんまり良くないね、でも昨日も日中に松ヶ崎付近で20匹釣って来た人がいたよ。」と期待が膨らむ話であった。
その話に気を良くして午前4時、東側の空が明るくなり男体山がハッキリ見えた頃に出船。一路松ヶ崎を目指す。風は西よりでやや強く吹いてはいるものの、断続的なため湖面はそれほど荒れてはいない。
先ずは大日岬突端からスタート。
実際この時期は棚取りが難しい、ヒメマスの主食がユスリカであるため明るくなるとどうしても浅い層に上昇して来るようだ。ここ数日の情報と過去の経験から8m〜14mに絞って2mずつ4本出す。しばらくすると大日和田に入るところで当たり、残念ながらバレる。
食いが浅いのだろう、棚は10m。
更に大日和田の奥へ進むと今度は12mの竿の鈴が鳴る、しかも食い上げて竿が立ったのに針掛かりしない。
悔しいのでその付近をグルグル回ることに。他船はぽつぽつ釣れている。
その後も5回以上当たるのに針掛かりせず意気消沈。
一時間位経っただろうか、時計を見ると午前5時頃にようやくヒットした。リールを巻く手が震えるぐらいに慎重に上げた。棚は10mで、釣れたのは2年子のヒメマス。
松ヶ崎方面を見ると意外に船が多い、やはりここ数日ではこのポイントが一番好調だったようだ。
その後も当たりはあるがどうしても乗らないストレスに眠気もどこかに行ってしまうほどであった。
8時を回ったころだろうか、大日和田中央から岸を目指して方向転換すると前竿がジャンジャン鳴っている。これは大物、もしかするとレイク??なんて不安は無事外れて見事な40pはある大物の3年子でした。
午前中はこれで終了、午後に期待して帰港する。
午前中の疲れで午後はさすがに1時位まで寝てしまい、出船したのは3時であった。
やはり昨日の話があるので松ヶ崎中心に攻めることにする。
地元の釣り人と持ち込み船の常連客が多い。
よく見ると釣れている様子だ。
しかし中禅寺湖は甘くないですね、午後は同じように流しているのにサッパリ当たらなくなりました。攻め方を極端に変えていれば別ですが、棚の微妙な違いが読めず敗退。
早々に挫けてしまいました。
当日の釣況
岸釣り 朝一番に大日岬に人がいました。前夜から歩いたんだろうか、恐れ入ったので近づかないようにしました。国道側には近付きませんでしたが、それなりに立ちこみはいるはずです。ただ、釣果はあまり聞こえてこなかった。
ヒメトロ 釣果にムラがありますね。釣れる日は複数匹釣れているのに、釣れない日はサッパリ駄目と言った具合に釣り人泣かせの状況です。
一方で、湖水の濁りがかなり気になりました。表層温度が6.0℃を超えつつあり、徐々にではあるが湖水の循環が始まったようです。こうなるとヒメマスは辛いですね。
更に悪いことに、ここ数年同様にユスリカの大量捕食が釣り人の餌に見向きもしなくなる原因になっているのではと思います。
トローリング 解禁以降レイクトラウトは継続して好調のようです。大尻付近にはかなりのレイクが入っています。また、ヒメマス狙いでレッドア1色〜3色にドジャー、タコサシで釣れた方もいたらしい。
船からのキャスティング フィッシングショップの講習を頻繁に歌ヶ浜で開催しているようで、その方が結構釣れている様子です。当日も50p程度のレイクトラウトを2匹釣った方がおりました。
天候は曇り、朝のうちは日が差した時間もありました。
風は西風、しかし断続的のため湖面はまずまず。
突然無風になりました。すると大日岬沖のこのぐらいの位置ではヒメマスの猛烈なライズがありました。
大尻のフライフィッシング釣れてます。
午後も松ヶ崎付近には多くのヒメトロ船がいました。
僅かに雪が残る男体山。
白根山はまだ雪が多い。金精道路は4月25日(金)に開通したばかりです。
フランス前、この時期で既にここまで水位が上がっていた。
残念です。結局、たびや食堂は一昨年で営業を終了してしまいました。
日光の伝説がまたひとつ幕を閉じた。
ここに来て水質が悪化。
表層水温が6℃を越えたのが原因でしょうか、既にターンオーバーが始まった?
最終まで粘りましたが・・・。
今年のヒメは棚取りが難しい。でも、釣れれば型も大きいです。
中禅寺湖の最盛期はこれからです、皆さま頑張りましょう!