2003年4月4日(金)の情報
今年初めての中禅寺湖釣行。但し、岸釣りのみなので若干勝手が違う。
気温:AM3:00時点 氷点下2.0℃ 今日の予報は晴れ、放射冷却により明け方は氷点下3.0℃とかなり寒かった。日中は日差しがあったわりには東北風が強く5.0℃程度であった。
湖畔にはいたるところに残雪がある。聞くところによると3月下旬に大雪があり、50cmの積雪だったそうだ。また、今年は年初から雪が多く、降った雪が凍った上に更に積雪があったためなかなか溶けないとのことである。
ついでに言えば4月5日(土)に降った春の大雪も今後の釣果に影響すると考えられる。
水温:新装された中禅寺湖ボートハウス(旧金谷ボートハウス)前ワンドAM3:00時点で表層水温2.0℃。日中気温が若干上昇したことに伴い3.0℃まで上昇。
水位:かなり減水している。平水時より60cmは減水しているものと思われる。岸釣りには好都合であるが、今後ボート解禁になると岸釣りとのトラブルが心配である。
午前中の天候は晴れで非常に穏やか、解禁以降平日が続いているため釣り人の数も少ない。先ず水温が比較的高いと思われる金谷ワンドからスタート。最初はルアーで魚の状態を確かめるつもりでトライ。
数投目で当たりがあるが乗らず。水温がかなり低いため鱒達は湖底近くを回遊しているらしく、かなりのカウントダウンが必要。その後13番岬から12番別荘付近まで攻めるが結局ルアーでは当たりのみに終わる。
当日は現地調査のつもりもあったので、その後おかじんに行き船釣り解禁に向け情報収集。
午後はおかじん前から大尻をフライで攻めるが当たりなし。どうも水温が低いことと、北東の風で釣りづらいことが重なり今ひとつであった。
その後国道側を再度攻め、ダルマ石付近から13番へ岸伝いに歩くもフライではチョット辛かった。
【釣果について】
岸釣り期間です
現在は岸釣りのみ、情報によると山側のほうが釣れているらしい。特に大日崎付近に渡船してもらった釣り人は釣果も多かったようだ。但し国道側でも日中日差しにより水温が上昇するポイントでは釣れているようだった。
大尻付近は減水によりポイントがかなり浅くなり、ターゲットの鱒が近づける状況ではなかったと言える。
早朝は気温も低かったが、湖面は非常に穏やかであった。
しかし、対岸の山には多くの残雪が見られる。
新装された中禅寺湖ボートハウス。
栃木県が管理しており、従来のレストラン等の営業は無い。
ただの歴史的観光施設のひとつになった。
ボートハウスのテラスは綺麗に整備されている。
施設内には中禅寺湖の歴史が説明されている。
昔使われていた、木造の和船も展示されている。
中禅寺湖で釣れる魚の剥製も展示されている。
午後は北東の風で湖面が小波立つ。
だるま石前は減水により岸辺が大きく露出しており立ちこみも容易。
フランス前も湖岸が大きく現れる。
大尻は水深が浅すぎて鱒も近づけない様子。
おかじんの桟橋も水面からかなり離れている。
男体山も積雪が残る。
おかじん裏の斜面はなだれに注意が必要なくらい。
水質は比較的透明度がある。
本格的な釣期はまだまだこれから、慌てることはありません。
今年も中禅寺湖オンラインを宜しくお願い致します。
次回は船釣り解禁日情報をお伝えする予定です。