2002年6月7日(金)の情報
気温:AM3:00時点 9.5℃、夜明け直前には放射冷却の影響からか気温が更に低下して6.5℃になり湖面から湯気が立つほど気温と水温の差があった。
5月24日(金)午後から25日(土)一杯北西の強風が吹き荒れた影響で水質が劇的に改善された状態が継続している。
早朝は南西よりの微風、気温と水温の温度差で湖周辺には霞がかかったような状態であった。日中も東よりの風が多少あったものの最高気温は初夏らしい20.0℃程度まで上昇した。
水温:おかじん桟橋前AM2:30時点で表層水温の計測12.5℃。日中の気温上昇によりほぼ全域で13.0℃〜14.0℃と気温の上昇により水温は急上昇している。
水位、水質:今週は水位は安定と言ったところか、先週との比較でもほぼ同じ水位のようだ。水質は依然クリアーな状態で透明度は8m〜10mはあると言える。
夏至も近づきいよいよ日の出は早まっている。AM3:00には東の空が白んできて、AM3:30には既に明るくなっている。
6月に入ってからは日によって釣果に斑がある様子で、実態は掴みきれない。今回もホンマス狙いで国道側からスタート。ここ数回と同様にホンマス狙いでフライラインによるハーリングで攻める金波手前から13番方面を目指すコース。
ここ数回と比較すると湖面にライズが少ない、最初の当たりは丸山付近、小さいヒメマス。しかし当たりが続かない。その後13番から金谷ワンドを岸ヶ渕まで流すが反応なく、国道側を逆コースで戻る。
途中12番付近から丸山にかけて岸近くで大物らしきライズがかなり見られた。岸釣りは依然多く岸寄りのコースが取れないので残念。大型魚が意外に岸近くを回遊しているようだ。
午後の戦略はレッドコアトローリングで再度国道側を狙う。PM3:30にポンプ小屋付近でミノー13cmにひっとしたのは放流されてしばらく経ったレインボウトラウト。尾鰭も再生されていてなかなかのファイターであった。
その後13番からUターンして岸釣りがいなかった古なぎ付近を岸近くまで攻めるとブラウンの45cmがOXにヒット、定着性のブラウンらしく斑紋がかなりハッキリ出ていた。しかもタグ付であった。
日没近くは栂〜立木付近でかなりのライズが見られたので集中して攻める。PM6:45ごろ栂の岸よりでロッドがバットまで曲がる当たりで大型のホンマスがヒットするが、取り込み直前にフックが外れてしまう。
【釣果について】
岸釣り
依然早朝から国道側は大賑わい。翌日の6月8日(土)に大尻付近でモンカゲロウのハッチがあった。水質が改善されていることで鱒達の警戒心はやや強まっているものの、餌が岸よりに多いためか思わぬ浅場に大型の鱒が入っている。フライフィッシングには絶対のチャンスである。蝦夷春蝉の大合唱で日中はうるさい位、湖面への落下もかなり見られた。山側は蝉フライや蝉ルアーの本番である。
ヒメトロ
日によって斑がある。今週は八丁付近が良かった様子ではあるが、「たびや」情報によるとヒメマスもかなりの岸寄りを回遊していて岸釣りがいると攻めづらいとのこと。
レッドコア トローリング
徐々に釣れる層は一定しつつあるが、依然魚種により泳層をつかむのは難しい。しかし、ホンマスはかなり一定の層を回遊し始めており、50〜70ydで釣れ始めている。今年はワカサギが少ないことから中型レイクは餌となる小魚(今年はヒメマスやホンマスの稚魚)を求めて幅広い層を彷徨っているようだが時間と場所が合えばかなりの確立で釣れるとの情報もある。良い釣りをするには状況判断の正確さが求められる。
早朝は山間に霞がかかる。
上野島付近はあたりが見えないほど。
綺麗なレインボウトラウト、尾鰭に再生の跡がある。
斑紋がハッキリとある定着型ブラウン(タグが付いている)。
湖底までハッキリ見えるほど水質は良い。
船釣りも盛況でした。
今後も皆様からの情報、お待ちしております。