2001年5月8日(火)の状況
気温:2:30 時点
6.3℃、日中 8.0℃
水温: おかじん前 3:00時点の表層水温 6.0℃、日中の計測では場所によりかなりバラツキがある。16:00時点で砥沢前
6.5℃、狸窪 7.7℃、八丁出島 5.5℃、阿世潟 5.8℃、大日崎
5.0℃であった。
8日は低気圧の接近に伴いどんよりとした天候でしたが、早朝は風も無く船釣りにとっては最高の条件でした。
ところがここ数日釣果の方はいまひとつの状況で、特にヒメマスを狙ったヒメトロは思わしくない状態とのことでした。
今年の特徴として解禁直後からワカサギの数がものすごく、この日も産卵を終え死んだ個体がかなりの数湖面に浮遊していました。これは少なからずとも生態系に影響を及ぼしており、特にワカサギを主食のひとつとしている鱒達にはやや食傷ぎみの様子が伺われました。
この日は昼前から久しぶりの降雨があり、ここ数日の状況から好転との期待もありましたが、午後は水温が若干低下しただけの寂しい一日でした。
当日の釣況
レイクトローリング:ここ数日レイクの釣果がまずまずの様子。ポイントは広範囲、特にフランス前から栂にかけた一帯で好調。国道側は桟橋工事の影響もありいまひとつの状態。
ヒメトロ:解禁以来ヒメマスが爆釣した話は聞けていない。今年は昨年以上に魚体が小さいと言える。また、群れの数も少なく一定の場所で釣れないようだ。
当日は栂から八丁出島付近である程度の群れが見られたが、夕刻は勇助から上野島までの間でかなりの魚影を魚探で確認できた。
本来この時期のヒメマスはユスリカに意識が集中してしまうためかやや釣れなくなる。更に水温が低い影響でヒメマスの泳層も2m〜水面直下まで浅くなる場合が多くヒメトロ仕掛けでは釣り辛い。当日も釣れたのは早朝のみで、夕刻は反応が鈍かった。
当日魚探の反応としてヒメマスが多かった水深は早朝で10〜15m、日中は20〜25mであった。
キャスティング:G.W.に華厳の滝への放水が増加したことで水位は例年以上に低い、これが岸からの釣りを有利にしている要因でもある。
水温は解禁直後としてほぼ例年並。前年との比較ではそろそろベストに近づいていると考えて下さい。
この日も釣果はあまりパットしませんでしたが、フランス前でボートからフライキャスティングをされた方が大きいブラウンを釣り上げられた様子でした。
当日は天候が下り坂、湖面をもやが覆う。
この日は一日中べた凪状態であった。
逆さ男体山が見られるのも珍しい。
静かな湖面には多くのライズリングが見られた(ヒメマスと思われる)。
当日釣れたヒメマス、サイズは若干小さい。