2000年6月9日(金)の状況

気温:3:00時点:16.1℃、日中:ほぼ曇天のため18.0℃、夕刻:14℃
水温: おかじん前で3:00時点の表層水温:13.9℃、15:00時点同所で14.4℃、ほぼ全域で15℃前後の安定した水温であった。

  関東地区が梅雨入りしたこの日、中禅寺湖畔は早朝は降雨はあったもののニュースで報道されたほどの強風は午前7時まではありませんでした。7時を過ぎた頃からやはり南西の風が強くなり湖面はかなり波立って釣りにならない状態になりましたが、昼過ぎならは風も弱まり良いコンディションになりました。ここ数日好天続きで水温も継続的に上昇ぎみでしたが、この雨天は恵みの雨ではなかったでしようか?午前中は7時ぐらい迄しか釣りになりませんでしたが、ボートから攻めた方はまずまずの釣果でした。この日最も良かったのは日没近くなってからでした、国道側が今ひとつであったので山側をトローリングで攻めたところ狸窪沖から砥沢、栂にかけてヒメマスやレインボウがかなり上ずっていました。この付近をアワビ系やOXルアーで通過すると40ydでかなりヒットしました。魚はそれ程大きくはありませんでしたが、1時間ほどで10匹釣り上げることができました。但し、ホンマスは依然少ないようです。今年はそこそこの状態が意外に長く続いているような気がします、これから水質が更に改善されるともっと良くなるのではと期待せずにはいられません。

当日の釣況

レイクトローリング:ポイントと棚の選定により釣果にかなり差が出ています。上手い方は早朝は10〜30ヤード、日中は天候に応じて変化を付ける、夕刻は40yd前後で攻めている様子です。ポイントは水質がもう少し改善されれば国道側もかなり好転すると思いますが、9日(金)の段階では山側の方が良かったのではないでしょうか?

ヒメトロ:先週同様ヒメマスの群れは定位置(松ヶ崎〜上野島)付近で良く釣れているようです。釣舟も禁漁区境界線付近に多く集まっています。棚は18m〜25m位との事です。

キャスティング:超満水状態に変化無しでフライキャスティングは桟橋等からに限られてしまう。但し、ルアーは依然ワカサギが多いことでミノーイングが絶好調。先日も「民宿岡甚」の季充氏が大日崎で超大物を逃したそうだ。

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関東地区はこの日が梅雨入り、男体山も雲に覆われて一日中曇りの天候でした。

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超満水状態に変わり無し。フランス前も立ち込みはかなりしんどい。

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国道側もこの水位。岸辺の護岸まで水が来ています。

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ボートも係留する場所が無く桟橋の上にまで置かれています。

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水質は若干改善傾向。

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当日の夕刻、このサイズのヒメマスがトローリングでかなり釣れました。

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これが春ゼミ(♂)。多少の落下はありましたが、捕食されていたかは不明。