2009年5月15日(金)の中禅寺湖
2009年5月15日(金)
[天候が回復して・・・]
先週に続いての釣行、今が中禅寺湖のベストシーズンである。この時期を逃しては釣れる確率がかなり低下してしまう、今が頑張り時でしょうか。
当日は曇りから晴れの予報ではあったが、一昨日の午後から低気圧の通過に伴い物凄い強風が吹いたとのこと。
上りのいろは坂ではいたる所に木が折れて散乱していた。予想以上の強風が吹いたことが伺われる、こんな状況は初めてである。
湖畔到着はAM2:30 風は東寄りに変わっていた。
但し、気温が低い。前線が通過したことで気温が一期に低下したのだろうか、到着時間で1℃。
出船間際には氷点下1℃まで低下して、桟橋やボート内に薄氷が張っていた。
水温はおかじん桟橋前で6.3℃、先週とあまり変わっていない。
午前4時を過ぎたころに出船。
今回はレッドコアのトローリングで全体の状況を把握することにした。
先ず、先週好調であった阿世潟を目指してフランス前から開始。依然棚は浅いとの情報で30yd中心に攻める 。
開始後すぐに当たり、フランス尾根からベルギー大使館前にさしかかった所であった。
ヒットしたのはホンマス、30p程度の小型。ルアーOX 7p、30yd。
立木観音前の観光船桟橋には平日なのに釣り人が多い。桟橋前を避けながら栂に入った所でヒット今回はラインを強烈に引き出された。
結果48pのホンマス。ルアーOX
7p、35yd。
その後砥沢方面に進むが、ここも岸釣りが多い。岸釣りを避けるとこの時期岸近くに回遊しているやる気ある鱒達のポイントに入り辛い。
そうだとは想いながらもトローリングを続けたが、結果当たりはあったものの残念ながら沖合の回遊コースを狙わざるを得なかった。
ここ数年間は岸釣りが多いので八丁出島からは上野島に向け沖合の回遊コースを攻めることが有利と考えた結果。
AM6:00 上野島50mほど手前でヒット、ヒメマス35p。
残念ながら阿世潟方面はヒメトロ船が多く、レッドコアでは入って行けなかった。
その後は周辺の空いているポイントを回ったが魚の気配が低下、何回かは当たりはあったが午前の釣りを終了。
午後は15:30頃から国道側を攻めた。ここは立ち込みが多いのは承知の上で、沖目の回遊コースを狙う。
開始してすぐに六番別荘跡付近でいきなりヒットするが乗らず、ルアーOX 5p、35yd。
丸山沖でもヒットするがバレル、国道側は平日とは思えないほど立ち込みがいた。
今年は降雨日が意外に多く、解禁以降徐々に水位が上昇している。このままだと早いうちに立ち込み辛くなるかもしれない。
午後は東風がやや強く常に4〜5mは吹いていて西に 向けて進むのには問題ないが、東に向け進むのは風を正面からまともに受けなければならないので操船しづらい。
それでも丸山から13番岬の間で数回の当たりはあった。国道側の状況が今ひとつだったので、最後は再度山側に入る。
栂から八丁出島にかけたコースを30〜35ydで2往復した。やはり山側のほうが岸釣りが少ないこともあり、当たりは多い。
約2時間で20回は反応があった。トローリング速度を時速4.7km〜6.0kmと速く引いていたこともありヒット率は低かったが、何れも牛角ルアーでした。
次週も挑戦する予定です。
【当日の状況】
ヒメトロ:ヒメトロはここ数日の状況は場所によってムラがあるとの情報、当日最も良かったのはズバリ阿世潟だった。棚は80号の錘で9m〜11mだった。
トローリング:お伝えしたようにトローリングはベストシーズンに入りつつある。今回も数は少ないものの、ワカサギの回遊を確認した。
本来は国道側の方が良いと思われるが、立ち込みが非常に多く、良いポイントに入ることが難しかった。
フライフィッシング:大尻周辺のボートからのフライフィッシングは好調継続中、当日もかなりのローボートが出船していた。
岸からのフライフィッシングはあれだけ立ち込みがいる所を見ると、釣れているのでしょう。実際にヒットしている姿は見掛けなかったが時季はベストのはずです。
前日とは打って変わって穏やかな明け方、夜明け前の東の空には明けの明星が。
大尻はボートからのフライフィッシングが盛況。
水位は意外に早く上昇している。
先週より透明度は増したようだが、珪藻の付着がひどい。水質は確実に悪化している。
国道側の立ち込みは等間隔でびっしり。
やや大きいホンマス(左側)48cmとヒメマス。
この時季の日没は午後6時を過ぎてから。
夕暮れ時は風も収まり穏やかだった。
今が中禅寺湖のベストシーズンです、皆さん頑張りましょう。