2009年5月21日(木)〜22日(金)の中禅寺湖
2009年5月21日(木)
[天候は安定しないが]
今年はヒメマスのトローリングが解禁直後はダメだったもののそれ以降順調に推移している。先週はレッドコアに専念したが、今週はヒメマス狙いで出陣した。
中禅寺湖は今がベストシーズン。ぜひ皆さまも挑戦してください。
21日(木)は 低気圧の動き次第で天候が変わりそうな予報。当初は曇りから雨の予報ではあったが、何とか持ちこたえてくれた。
湖畔到着はやや早めのAM1:30 風 は南西ではあるがそれほど強くない。
気温も大分高くなった、AM1:30で6.7℃、湖畔で6.3℃と寒くない。
水温はおかじん桟橋前で6.6℃、先週 より若干高くなった。
午前4時に出船。
大島商店の情報によると、前日のヒメマスはあまり良くなかったとのこと。但し、ここ数日は上野島、阿世潟付近が良いのは変わらないそうだ。
情報通り阿世潟を目指して進む、約15分で到着。上野島から阿世潟寄りに進んだ位置からスタート、錘80号9m〜12mの棚を攻める。
開始後直ぐに当たりがあったが乗らず。魚探に魚影は映らず。
岸釣りがいないのでゆっくりと攻められるが、どうも今ひとつ乗りが悪い。
開始して1時間程経過して阿世潟のブイから小寺ヶ崎の手前のかなり岸よりに差し掛かったところで鈴が鳴る、9mで38cmはある見事なヒメマスがあがる。
しかしその後が続かない。
午前AM8:00には諦めて休憩にする。
午後に備えてレイクオカジンに情報収集に行く。
ご主人曰く「ヒメは日中でも必ず釣れるから。」だそうだ。
仮眠後PM3:00過ぎから再挑戦、今度は松ヶ崎。
意外に船が多い、夕方遅くまで粘ったが釣果は少なかったものの明日の期待はかなり持てた。
2009年5月22日(金)
[天気は下り坂]
昨日のリベンジと松ヶ崎一直線。AM3:45には出船準備が整っていた。
気温は異常に高い、湖畔でも9.9℃、湖水から離れると更に高く12.3℃ほどあった。
水温はおかじん桟橋で6.9℃、但し、日中は10.0℃を越える場所もあった。平均すると7.5℃程度だろうか。前日反応が良かった松ヶ崎を集中攻撃した。
現場到着AM4:00。すでに何隻かヒメトロ船がいた。
攻めどころは岸近く、前日の状況からヒメマスはユスリカのハッチを狙って浅いレンジに入って来ている様子。大日和田の岸寄りから松ヶ崎までを集中して攻める。
ヒメトロ開始後直ぐに当たり、大日岬の付け根付近で9mの棚。
続いて1番ブイから2番ブイの間でもヒット。いずれも9mの棚であった。
当日は午前8時までの4時間だけの釣りであったが、バラシと小型も含めて12匹のヒットがあった。
何れも大日岬から松ヶ崎のポイントでした。
表層水温が12℃を越えるまではこの状態が続くと思います。
【2日間の状況】
ヒメトロ:先週より棚が深いとの情報もあったが、ここ数日は今ひとつとのこと。ポイントの見極めが重要である。当日良かったのは大日岬から松ヶ崎だった。棚は9mが一番だった。
トローリング:レイクトラウトはポイントと攻める棚が釣れる条件である。トローリングはすでにベストシーズンです。但し、ホンマスのサイズは今ひとつ小さい様子です。
フライフィッシング:依然大尻周辺のボートからのフライフィッシングは好調な様子。ヒメマスまで回遊していて浅いレンジで釣れています。
岸からのフライフィッシングも好調を継続している模様。もう少しでモンカゲロウの時季になるのでしょうか。
天気は下り坂ではあるが、穏やかな日の出。
初日は上野島から阿世潟を攻めるが釣果はやや不調。
ワカサギの群れは徐々に目立って来ている。
依然珪藻の付着はひどいが、水質は急激に改善した。
中禅寺湖湖畔も初夏の陽気です、すでに春ゼミの鳴き声が賑やか。
湖畔に咲くやしおツツジも見頃です。
大日岬周辺は釣れているようです。
大日和田も岸寄りがポイントです。
水位は低位安定の状況を維持している様子。
湖の流れ出し付近では“あいそ”(うぐい)の産卵が真っ盛り。
国道側は立ち込みが物凄く多い。
日光白根山にはまだ残雪が残っている。
ヒメマスのトローリングはホンマス交じりで好釣果。下から二匹目の魚の腹にはレイクの咬み跡が残っていた。
中禅寺湖は今、釣り人にとって一年中で最も良い季節です。
ぜひとも中禅寺湖においで下さい。