5月19日(火)の概況
天候:雨(濃霧)のち晴れ
気温:早朝14℃、日中20℃〜23℃、夕刻13℃
水温:水温も徐々に上昇しており早朝で山側で14℃以上のところもある。日中は15℃近くまで上昇するが夕刻は北東風の影響で13℃台まで低下した場所もあった。
当日の概況:5月上旬に比較すると鱒達の状態もやや低下した様に感じられる。
特に例年6月上旬に発生する藻の剥離に伴う水質の悪化が既に始まってしまったことが少なからずも釣況を悪化させる要因になっているのではないだろうか。
又、例年この水温でハッチを始めるモンカゲロウも昨年の減水の影響からか今年は影を潜めており、国道側は今ひとつ盛り上がりに欠ける状況。
そんな中でも解禁以降好釣果を維持して来た山側では立木観音前付近から八丁出島までの広い範囲で依然鱒達の反応は上々であったと言える。各種釣法での状況は以下の通り。
レイクトローリング:浅いレンジで食いは5月上旬までとはいかなくとも比較的安定した釣果が得られていた様子である。
依然ヒメマスの上ずりが観察される狸窪付近では20ydから30ydでワカサギ等を模したスプーン系ルアーにヒメマスが果敢にアタックして来た。
又、ホンマスは数こそあまり出ないもののOXルアーでの釣果が他を圧倒していた様子である。
キャスティング:フライフィッシングにはそろそろ辛い状況と言えるがポイントの選択を間違わなければそこそこの釣果が得られていたように見受けられた。
残念ながら国道側は水質の悪化により釣果は今ひとつ振るわなかった様子。
逆に水質が比較的安定している山側は岸からのキャスティングでもある程度の釣果は得られていた様だ。
又、ミノーイングで攻めた釣り人の中には大尻で57cmのレイクトラウトをゲットした幸運な釣り人もいた。ミノーイングについては今年のワカサギの発生状態から考えるとあまり良い状態とは言えないが、今から水温が15℃を上回るまでが最後のチャンスと言える。
ヒメトロ:藻の剥離による湖水透明度の低下でここ数日間全く不振との情報。「たびや」の名人でも釣りに出てもしょうがないと嘆くほど苦戦を強いられている。
早朝は濃霧と小雨で釣り辛かったが鱒達の反応はまずまずであった。
日中は予想以上に良い天候となる。
水位は5月上旬とは大差無いが岸釣りにはそろそろ辛くなりつつある。
水質の悪化はかなりのもの。画像は岡甚桟橋での状況。
当日日中立木観音前で釣れたホンマス(48cm)の映像です。
夕刻は綺麗な夕焼けとなりました。