7月10日(金)の概況
天候:雨のち曇り時々晴れ
気温:早朝19.0℃、日中晴れ間が覗くと23℃〜26℃、夕刻22.0℃
水温:ここに来て水温も高い状態になる。早朝表層で21.6℃。日中高いところでも22.7℃程度で一日を通じて浅いレンジでの釣りが難しくなって来た。
当日の概況:連日行われている華厳の滝への放水により、水位は6月より低下した様子である。当日は前夜からの雨がかなり激しく、又、この時期には珍しく西寄りの風が吹くあいにくのコンディションであった。釣果については数はそれ程伸びてはいないものの、釣れる魚のサイズは良型が目立っていたように感じられた。
レイクトローリング:トローリングのピークはやや過ぎてしまった感もあるが、ポイントと攻める層及び時間帯を的確に把握できればまだまだ十分に勝負になる。この時期は特に早朝に絞ってレッドコア18ポンド50〜90ydのラインを攻めることが出来ればある程度納得の行く釣りが出来ると思います。ポイントとしては漸く復調した国道側の13番沖合いから上野島から栂の沖合いにかけてが良かった様子です。ルアーは角系からアワビの無垢などが良いようです。
キャスティング:水位については6月中旬よりやや低下しているものの、キャスティングでは殆ど釣れない状態だと考えて下さい。どうしてもキャスティングでの一匹をお考えの方は、朝のそれもまだ明るくなる前の薄暗い時に山側のポイントでチャレンジして頂ければ多少の可能性は残っていると考えております。
ヒメトロ:珪藻類による水質の悪化も今年の水量の多さと連日の華厳の滝への放水でどうにか回復してはいるが、全般的には釣果が伸び悩んでいる様子である。特に昨年7月に入ってから盛り上がりを見せた国道側のポイントへヒメマスの群れが集まることが少なく、今ひとつと言う感ではある。但し、松ヶ崎から大日崎にかけてでは徐々に釣果も上昇しており、日並みさえ良ければ制限の30匹を釣り上げる人もいると言う。ヒメトロはこれからも状況に応じた攻めをすることで禁漁まで十分に楽しめるので、情報収集に努め頑張って頂きたい。
早朝は雨と風に悩まされるが天候の回復は早かった。
はっきりしない天候ではあったが釣果はまずまずであった。
当日のフランス前
当日の八丁出島水位は6月下旬とほぼ同様と言える。
当日トローリングで釣れた40cm近いヒメマス。