5月25日(火)の概況
天候:晴れ後曇、強風
気温:早朝14.8℃、日中20℃〜23℃
水温:早朝は南西の風の影響で高い。9.0℃〜10.0℃、夕方10.3℃。
ここに来て漸く本来の中禅寺湖らしさが見受けられる様になりました。5月中旬から徐々に増えた水位は例年の8月程度の水準まで上昇し、岸釣りのポイントはかなり絞られています。しかし、ここ数日の結果から岸釣りでもそこそこの魚体に出会える事が出来ているのは、歌ヶ浜を中心に浅場への鱒達の回遊が活発化していることの証拠でもあります。当日は低気圧通過後の南西の強風で舟は出船できませんでした。又、岸からのキャスティングも風にあおられる生憎の天候で落ち着いて釣りをする状況ではありませんでしたが、岸からの釣りはここ一週間が勝負と言えます。時間に余裕のある方は直ぐにでもチャレンジして下さい。
当日の釣況
レイクトローリング:当日は南西の強風で朝方の2時間程度しか出船できず。但し、国道側を攻めた釣り人は40〜60ydがヒットラインであった。
ヒメトロ:国道側12番から13番の沖目と、松ヶ崎付近が好調。水深は早朝で6〜8m、日中で10〜12mが良い。
キャスティング:ここ数年とは異なり国道側は水位の上昇で立ち込みでの釣りがなかり難しくなりました。特に従来良いとされているダルマ石付近も殆ど水没しておりフライで攻めるにはかなり無理があります。逆に水位が上昇したことで歌ヶ浜付近が俄かに活気付いているようです。今後歌ヶ浜を攻める場合は桟橋からが良いと言えます。但し、桟橋を使う場合は必ず所有者の許可を得ることを忘れないで下さい。
当日の気温は平年よりやや高め、当日の東京地方は観測史上希に見る高気温であった様に、低気圧通過後の南西風の影響で湖面は嵐の様に波立ってしまう。
水位はここまで上昇しています。(岡甚桟橋から)
フランス大使館別荘前も殆ど立ち込めません。
強風の中歌ヶ浜を中心に攻めた釣り人はそこそこ健闘していました。
早朝の嵐の中、フライキャスティングで貴重なレインボウ(45cm)を釣り上げた杉本さん。