Dash! 逃げろ!魔法が使えない? (アニメ無印第4話)



ストーリー

 昨晩、レゾと名乗った男の話によると、ゼルガディスは魔王シャブラニグドゥを復活させようと 目論んでいるらしい。……しかし、ガウリイは魔王シャブラニグドゥ自体を知らなかった。リナは朝食の 席で、魔王と神々とこの世界についての説明をする。そして、あのレゾという男が本物かどうか 疑わしい、ということも。
 ひとまずは、目的地を変更せずにアトラス・シティへと向かうリナたち。その途中の森の中、リナは ガウリイに、これから数日間、自分はほとんど魔法が使えなくなると告白する。その理由を、ガウリイは 「あの日だから」と見抜いた。するとそこへ、再び目的の物を取り返しに、ゼルガディスが現れる。 しかも今度は、ワーウルフのディルギアと、昨日襲撃に来た男との3人組。ディルギアが口を滑らせた ことで、リナたちはゼルガディスの目的が、オリハルコンの像の方だと知る。
 魔法の使えないリナでは、ほとんど戦力にならない。戦力として頼りになるのはガウリイのみだが、 いくらなんでも3対1では――。内心ほぞを噛むリナだが、敵はリナにゼルガディス、ガウリイに他二人 と分かれて攻撃をしかけてきた。戦える手段のないリナは、逃げるしかない。
 なんとかゼルガディスをまいて、ガウリイの援護をしようとするリナだったが、ゼルガディスは強い。 追われて追われて、結果的に追いつめられてしまい、電撃(モノ・ヴォルト)の呪文でリナは気絶 させられてしまう。ゼルガディスは勝利の笑みを浮かべながら、仲間に合図の信号を送った。



ここがポイント

 最初の前回説明で、リナが「変なヤツばっかり現れて、変の元祖、ガウリイがかすんでしまうわ」と 言ってましたが――ゼロスの言葉を借りてツッコミ。「類は友を……(ばきょっっ!!!)」
 ガウリイが、今回見所多かったですねー。食事中は、シャブラニグドゥと言えなかったガウリイが、 食事後には言えるようになってました。どーやって教えたんだリナー!?それから、疑り深いリナが、 自分のことを信用したことに驚いたところと、それでもリナに信用してると言われたところ。なんか かわいいなあ(笑)「ありがとうな、リナ」の一言、すごく情感こもってました♪そんなに嬉しかった のかガウリイ♪どうだ?人に信用されるってのも、悪かねぇだろ?(おやぢ様口調)あと、「あの日」の ことで、リナをからかうガウリイ。もう、彼がギャグと言うと、ホントにギャグを言う知能があって 言ってるとしか思えません。だとすれば、ガウリイも「あの日」を知ってて、リナをからかってるんです よね。性格悪いぞーガウリイ!羞恥プレイか?
 そして初のお食事バトル(笑)まだこの頃は、全然激しくなかったですけど。取る方も取られる方も、 余裕ってもんが感じられます。決して取られたものを奪い返したり、フォークで剣戟したりしない(笑) まあ、バトルというより、お食事分け合い状態?原作だとせいぜいこの程度なんだけど、逆にアニメ では、大人しすぎてブキミかも(笑)
 リナに蹴りを入れた後のゼルガディス、表情豊かでしたねー。特にリナが何かしようとしてる、と覗き こんだ時と、へにゃへにゃのフレア・アローをうたれた時。一応戦闘中なんだから、あんな無防備な顔で 覗きこむなよ……。すっげえかわいいじゃん(笑)あと、湖に追いつめられたリナが振り向いた時の、 ゼルガディスのどアップ。し、心霊現象かと思った……。すごくビックリ。