Focus! 本当の敵はレゾ? (アニメ無印第6話)



ストーリー

 逃げ出すリナとゼルガディスの前に、赤法師レゾが立ちはだかる。レゾは静かに、ゼルガディスに詰問 を始めた。レゾとゼルガディスは、なんと仲間だったのだ。しかし、ゼルガディスはレゾに反逆すると その場で宣言、レゾのふいをつき、リナを連れて逃げ出した。
 一方、アジトではディルギアがリナの脱走に気がつき、ヌンサがやられたことを知る。怒りに燃える ディルギアに、レゾはゼルガディスの裏切りと、裏切り者の処理を伝えた。
 しばらく走り、レゾの追撃がないとわかると、リナはゼルガディスに事情説明を求める。ゼルガディス の話によると、あの男は正真正銘の赤法師レゾ当人だと言う。彼は、生まれつき見えない目を開かせる ため、白魔法を極め、それでも駄目だとわかると精霊魔法や黒魔法にも手を出した。しかし彼の目は開く ことなく、実在するかもわからない魔力の増幅アイテム、賢者の石に望みをかけた。リナの手に入れた 神像には、その賢者の石が入っている、という。
 ゼルガディスの方は、賢者の石を手に入れて、レゾを倒したいと言った。ゼルガディスはレゾの孫か 曾孫にあたる存在で、力を求める彼はレゾの手によってキメラにされたのだという。事情説明が終わり、 リナが仮眠をとろうと横たわると、突然森がさわぎだした。ディルギアがトロルを連れて、彼らを襲撃 しに来たのだ。
 ゼルガディスの魔法で、トロルはほとんど一掃される。ディルギアも、ゼルガディスと剣を交え、 かなわないと知ると逃げていった。これでどうやら、彼らの居場所はレゾに知られてしまったようだ。 行く宛のないと言うゼルガディスに、リナはアトラス・シティに向かい、ガウリイと合流することを提案 する。そして、彼らは一路、アトラス・シティへと向かうのだった。



ここがポイント

 今回はゼルの独壇場。ゼル大活躍。……とはいっても、原作に出たシーンばっかだから、とりたてて 言うことはないんだけど……。ゼルファンには、動き回るゼルがいっぱい見られて、お得な回。
 レゾの目の前から逃げる時、ゼルがリナの身体を抱え上げて投げつけてますが、そのときのリナの セリフ「どこ触ってんのよ!」。ホントにどこ触ってんだ……。ゼルの手が、リナの小振りなムネ にジャストフィット。よっぽど必死だったんですか?NEXT時点だったら、間違えてもこんなことしません よねー。後で最低でも火炎球、もしかすると竜破斬ってのわかってるから。
 前回、ゼルの火炎球で、こうばしく焼き上げられてしまったヌンサですが、まさかディルギアの部下 たちにおいしくいただかれてしまうなんて、前回で誰が予想したでしょうね……。しかもディルギア、 「お前ら! 全部食いやがって〜〜!」……って、お前も食いたかったのか、やっぱり。嬉しそうだった もんなあ、焼き上がったヌンサを見る目。
 ガウリイが、リナと合流できてなくてストーリーに参加できないから、トコトンまでおバカを貫き 通してます。なんかいっそここまで変えられてあわれなほど。もーちょっと心配しよーよお、リナを よー。まあこの時点では、まだリナにそれほど愛着もないかと思われるので、仕方ないかもしれないん ですが。