素敵な商売!用心棒も楽じゃない! (アニメNEXT第3話)



ストーリー

 アトラス・シティに着いた四人。だが、着いた早々ケンカが始まってしまう。その理由は、2つある 名物料理のどちらを食べるか。リナとガウリイはニョヘロンの焼き肉を、アメリアとゼルガディスは ニャラニャラの鍋を食べるため、結局二手に分かれて食事をとることとなった。
 焼き肉を食べているリナ達のところへ、アトラス・シティ魔道士協会理事の、タリムの用心棒が やって来る。今度、理事長を決める選挙があるのだが、対抗馬のデイミアが傭兵を雇い、自分を選挙から 脱落させようとしているという。自衛のため、デイミアの用心棒を痛めつけてくれ、という依頼に、破格 の報酬料で引き受けるリナ達。
 一方、鍋をつついているアメリア達のところへは、同理事のデイミアの用心棒がやって来た。タリムが 言ったことと全く同じ説明で、同じ依頼をするデイミアに、アメリア達も破格の報酬で引き受ける。
 お互いにすれ違い、それぞれタリムとデイミアの用心棒(彼らをスカウトした奴ら)を倒すが、当然 まだ向こうには凄腕の用心棒がいると言われ、仕事は続行。嫌がらせのようなことをして、お互いにやり 合うが、それでは全く話が進展しない。いっそのこと白黒ハッキリさせようと、「タリムの用心棒」と 「デイミアの用心棒」は決闘をすることに。
 そして、いざ決闘の場に出てみると、その相手がリナ&ガウリイであり、アメリア&ゼルガディスで あることに驚く四人。仲間とはいえ報酬は別、いざ戦わんとした時、街中に魔獣が現れる。決闘は後回し で、魔獣退治を始めるが、後から後から吹き出る魔獣は数を減らす気配がない。根元をなんとかする べく、リナとアメリアが上空から調べると、魔獣はタリムの家とデイミアの家から沸き出していた。
 大元の魔獣を吹き飛ばし、街の魔獣を一掃すると、タリムとデイミアは魔獣召喚の容疑者として、 魔道士協会に連行される。だが、二人同時に同じ魔獣を呼び出すという不自然さに、真犯人がいるのでは ないかと疑うリナ達。
 そして、一連の騒動を見届けた、怪しげな影が一つ、魔道士協会の尖塔から姿を消したのだった……。



ここがポイント

 たった3話で終わってしまう、原作本編2巻の話のまず1話目。やたらおっさんが多く出てるので、 あんまし大きな見所はないかも。戦闘シーンも少ないしね。唯一、見られる戦闘シーンといえば、リナVS カルアスの、戦いとも言えない戦いでしょうか。
 あくまで個人的な趣味の話で言わせてもらうと、ガウリイがデイミアの家の前に、生ゴミ捨てる シーン。ガウリイが出したアイデア!あのガウリイが!!ってゆーのがポイント高し。肉体労働ニガテ なのに、ちゃんと手伝うリナが律儀ですね。あと、決闘の時、竜破斬の詠唱を必死に止めるガウリイ。 リナのムチャを止めるブレーキ役ですねえ。この次の話で、リナがゼロスとの会話で「竜破斬なら、 滅ぼせるかもしんないけど、こんなとこで使えば街の半分が吹っ飛ぶー!」ってセリフあったんです けど、あの決闘の場は街外れだったんですか。それともその分別ないくらい、血が上ってたんですか。 はたまた、ガウリイが止めてくれると思ってたんですか。かなりナゾです。
 今回の小技。ニャラニャラの鍋。つーかニャラニャラ(笑)NEXT見たなら、これを覚えていない 人は少ないでしょうってくらいインパクト強い存在。そう、あのニョロニョロにそっくりな生き物。 ちなみに、ニャラニャラの方は、ドジョウに似た水棲生物だと聞きましたが。うまいのか?それから、 小さくツッコミ。決闘の場で、リナが「タリムの用心棒ってのをなんとかしないと、報酬もらえないん だもん」タリムの用心棒ってあなたですってば。デイミアの用心棒、の間違いでしょ?