ストーリー
セイルーンへの途中、ある町で銀貨1枚食べ放題の店に寄ろうとしたリナ達。そこへ、メガネとマスク
をつけた、怪しげな女がやって来る。リナに、幻のラーガ金貨と何かを交換しようと持ちかける女。リナ
が何と交換するか迷っていると、女はいきなりリナのショルダーガードの宝石を奪って走り去った。
ガウリイが後を追い、捕まえると同時に宝石が爆発する。それは、盗難防止用のダミー宝石だったのだ。
女には逃げられたが、盗られたものがないので、リナは気にしなかった。
ずたぼろになった女とは、実はマルチナ。リナの持ち物を奪って、呪いをかけようとしていたのだ。
マルチナはリナ達が泊まる宿のメイドに扮装して、リナの物を奪おうとする。だが、その前に出会った
ガウリイの、たくましい身体に一目惚れ。彼女の目的は、リナに復讐する、から、リナに復讐して
ガウリイを自分の夫とする、に変更される。夜中にリナの部屋に忍び込み、寝相の悪い彼女に窓から放り
投げられつつも、リナのバンダナを手に入れて、呪いを発動させた。
翌朝。リナが誰かをどついたりするたびに、自身の身体にも痛みが走ることに気づき、首をかしげる
四人。そこへ神出鬼没にも現れたゼロスが、どうやら呪いのせいで、痛みが倍になって返ってきてるよう
だと教える。では、呪いをかけたのは誰なのか?話がここへ来た時、タイミングよくマルチナが登場。
造花のバイトで稼いだお金で雇ったモンスターを攻撃させる。
リナの身体に痛みが返ってくる状態では、ろくに戦えない。とりあえず逃げるリナ達だが、マルチナに
先回りされてしまう。マルチナは勝利に酔い、リナに復讐して、ガウリイと共にゾアメルグスター王国を
つくるつもりだと宣言。リナが怒り、ガウリイがボケると、マルチナはガウリイの頭脳の程度にようやく
気づいた。怒り心頭のリナは、もう攻撃リミット限界値。マルチナは呪いの短剣を見せて牽制しようと
するが、ついうっかり自分のクツをも短剣でさしてしまい、自分にも呪いをかけてしまう。混乱した
マルチナは、リナを倒して呪いをとけばいい、ととんちんかんな結論に達し、リナを攻撃。リナも
やられっぱなしでいるはずはなく、同じく攻撃。不毛な戦いも、リナの魔法で決着がつく。
その後、温泉で傷を癒しながらのんびり(?)する四人。マルチナは敗れた悔しさをリナへの復讐心に
換え、再び復讐を誓うのだった。
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