ストーリー
フィルさんのお供として、セイルーン王宮に戻ったリナ達。これからの打ち合わせをしていると、今回
の事件の第一容疑者・フィルさんの弟のクリストファーが、息子のアルフレッドと共に訪ねてくる。
そして、やたら挑発的な、クリストファーに仕える宮廷魔道士・カンヅェルとマゼンダの2人も、リナ
たちへ挨拶をしにやって来た。
テラスでお茶を飲みながら、これからのことを話し合う4人。と、そこへ侍女がリナ宛の手紙を持って
やって来る。差出人はアルフレッド。この暗殺騒ぎの、首謀者を教える、という。
フィルさんの警護をガウリイとゼルガディスにまかせ、リナとアメリアは待ち合わせ場所へ。そこには
正真正銘本物のアルフレッドがいて、この事件は父親のクリストファーの起こしたことだと衝撃の告白。
彼は、セイルーンと父親のことを憂い、父を説得するまでの時間がほしい、という。だが、そこへ魔族の
襲撃。アルフレッドごとリナ達を殺そうとする。
その場を逃げだすリナ達だが、魔族の創りだした結界の中に閉じこめられてしまった。リナは鳩を召喚
することで、結界の中と外をつなぎ、脱出に成功。魔族を王宮の神殿へと誘い出す。
セイルーンの中心部であるそこでは、魔族の力は弱まり、白魔術の力は強化される。魔族を縛り、尋問
しようとするが、魔族は力づくで白魔術を解いた。力を失った魔族に、リナ達を相手にすることは
できない。魔族は置きみやげとして、リナに呪をかけて逃げてゆく。翔封界で追おうとするリナだった
が、術は発動しなかった。なんと魔族の置きみやげとは、リナの魔法を使えなくしてゆくことだった
のだ。これからいったい、どうしろというのだろうか?
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