ストーリー
ついに現れた、魔竜王ガーヴ。さらにゼロスとアクアばーさんを交えた会話から、この件には冥王
フィブリゾまで絡んでいることが判明。愕然とするリナ。さらにはガーヴが、魔王シャブラニグドゥを
裏切ったことまで明らかとなる。そして、ゼロスがかなり上級の魔族であることも。もっとも、リナは
ゼロスが魔族であること自体は気づいていたので、その点は驚愕するほどではなかった。ただし、謎が
いくつか明らかになっても、依然リナがガーヴに狙われているという、危機的状況は変わらない。さら
には一度消えていた、セイグラムまでやって来る。リナは、アクアばーさんを連れて、とりあえずその場
を逃げ出した。
だが、途中でセイグラムに追いつかれ、リナは追いつめられる。そこへ、ガウリイ達が助けに来て
くれた。みんなでセイグラムと戦い、リナは増幅版竜破斬を撃ち込むが、それでもセイグラムは倒せ
ない。ますます窮地に追い込まれるリナ達のところへ、ガーヴにやられてボロボロになったゼロスが
現れる。それを追ってガーヴもやって来た。まさに絶体絶命の時、それを制止する女の声が響いた。
いきなり登場したのはなんとマルチナ。無謀無知にもガーヴへと向かっていくマルチナに、リナ達は
慌てて助けに行く。しかし、驚いたことにマルチナの持つゾアメルグスターのレリーフが、ガーヴの攻撃
を跳ね返した。これ幸いと、リナ達はマルチナを盾にして一目散に逃げ出す。
だが、セイグラムの攻撃をことごとく跳ね返すマルチナに業を煮やしたガーヴが、渾身の力を込めた
大技を放ってきた。マルチナのレリーフも、なぜか今度は発動しない。攻撃魔法に追いつかれ、もうダメ
かと思った時、レリーフからアクアばーさんが現れた。なんとアクアばーさんは、水竜王の残留思念だと
言う。アクアばーさんはリナ達を神殿の外に逃がし、カタート山脈にある真の異界黙示録
(クレアバイブル)の元へ来るよう伝えて、ガーヴの足止めをするため、全力でぶつかる。神殿は
崩壊、リナ達にできるのは、それを外から見ることだけだった。
その後、食堂でゼロスも加えて、説明会と今後の対策を練るリナ達。とはいえ、結局リナがわかった事
以上のことはわからない。ゼロスが魔族だということ。ガーヴがシャブラニグドゥを裏切って敵対して
いるということ。さらには冥王フィブリゾまでがリナを使って何か企んでいるということ。これから先の
火の粉を振り払うため、やはり高位魔族に対抗する手段は必要だ。アクアばーさんに教えてもらった、
真のクレアバイブルの元へ行く方針を決め、リナはご飯を注文するのだった。
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