ストーリー
リナはミルガズィアの案内で、異界黙示録(クレアバイブル)の元へと向かう。なぜかいつの間に
ついてきたマルチナも連れて。一方、外ではゼロスが、セイグラムと戦いを続けていた。二人が
アストラルサイドへ戦いを移し、人間側は一安心……している間もなく、灰色と赤の球の形をした魔族が
ガウリイ達に襲いかかってきた。
リナはアストラルサイドにほど近い、迷宮の空間を進む。その間に、リナはミルガズィアに、魔族が竜
でさえまったく敵わない力を持っていること、魔族に勝とうと行動するのは無謀であることを告げる。
進みゆくそのうちに、空間の中にアクアばーさんが現れた。アクアばーさんはリナをクレアバイブルに
触れさせる。
クレアバイブルとは、千年前に滅びた水竜王の記憶。リナはクレアバイブルに、なぜガーヴが魔族を
裏切ったのか、金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)の正体とは、の二点を訊ねた。しかし、ロード
・オブ・ナイトメアの正体に、リナは愕然となる。ロード・オブ・ナイトメアは、リナが思っていたより
遙かに強大なものだったのだ。
リナのショックがさめやらぬうちに、突然ガーヴが現れた。アクアばーさんとミルガズィアは、リナと
マルチナを飛ばして、ガーヴの足止めをする。その頃、外では赤と灰色の魔族に、ガウリイ達が苦戦して
いた。灰色が防御、赤が攻撃を担当し、しかも色と性質を随時切り替えるので、攻めあぐねていたのだ。
そこへ、空間から出てきたリナの「同時攻撃をすればいい」という助言を受けて、ゼルガディスと
アメリアが同時攻撃を行う。見事、赤と灰色は爆発してふっとんだ。
だが、勝利の余韻にひたるアメリアの背後から、いきなりセイグラムが攻撃をしかけ、アメリアは深手
を負ってしまった。治癒(リカバリィ)程度では間に合わない。そこへ、ミルガズィアが出てきて、
アメリアの治療を請け負ってくれる。リナは、クレアバイブルから得たロード・オブ・ナイトメアの知識
を元に、完全版神滅斬(ラグナ・ブレード)を発動。セイグラムの背後から、ゼロスが攻撃を仕掛けたと
同時に、セイグラムを倒す。
セイグラムも消え、これで今度こそ一安心か、と思ったのも束の間、なんとゼロスがふいうちで攻撃を
受け、身体の一部が消滅してしまう。その後ろには、魔竜王ガーヴが立っていた。
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