★足とお尻のケガに注意しましょう★


 わんこの腰を持ち上げたり、足を持って歩かせたり。下半身が動かないわんこの世話は力ワザです。
 だからちょっと手がすべって、尻もちをつかせてしまったり、足を地面に引きずってしまったりすることがあります。
 尻もちをつかせるとお尻にケガをしてしまうことがあり、足を引きずり続けると爪がすり切れてしまいます。
 (足の爪は保護のため、散歩のときにくつ下をはかせるといいでしょう)
 他にも、つまづいて転んでしまったとき、傷をつくってしまうこともあります。
 元気なわんこならば自然治癒力で治るでしょうが、抵抗力の落ちたわんこでは、人間が手伝いをしてあげなくてはいけません。

 オススメは、床ずれのところでも書いた、洗浄方法です。
 雑菌の繁殖をおさえるだけで、傷口が膿まなくなります。
 (逆に膿んでしまうと、傷がひどくなってしまいます)
 上記の床ずれと同じ方法で洗浄してあげましょう。ただし、消毒方法は傷の部位に合わせて変えます。

 うちのわんこは、お尻の傷にはテラマイシンを使いました。
 足の内股に傷ができたときは消毒液で消毒して、化粧用コットンとサージカルテープで簡易バンソウコウ代わりに(おしっこがかからないようにするため)。
 足の爪がすりきれた場合はホルム散(あの粉がパフパフ出てくる薬)にお世話になっています。(スプレータイプは、傷口が冷えるので直接使用しない方が良いと思われます)

 もちろん一番いいのは、わんこにケガをさせないことです。
 お尻を落としそうになったり転ばせそうになったら、早めに腰を下に下ろしたり受け身をとらせるようにして、ダメージを最小限に押さえましょう。

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