※このページではFate/stay night Realta Nuaのネタバレしかありません。
 未プレイの方はご注意ください。







































































































祝・セイバーグッド!!!!!
 素直な大本の気持ちとしましては。
 会えてよかった。会えてよかったね。ホントによかった。
 二人ともホントに頑張った。本当に、お疲れさま。
 …………。
 ……………………。
 …………………………………………。
 ……………………………………………………………………………………………………………………。
 ……ゴメン、ハッピーエンド至上主義者には、どおしても100点満点がつけられなくて……。

 ココロにいくつか詰まるものはありますが。
 それでも、あのサイカイはただ、美しかった。
 ひたすらに、あの草原も、あのセイバーも、あのサイカイも。

 ただスンマセンー。ジブンはあれを見て、「幸せならばそれで良い」と言えるほど大人でも、「幸せになったんだねー」と素直にとれるほど子供でもなく。
 せっかくのグッドなのに、素直に喜ぶだけができず複雑な気持ちになってしまうのがホントに悔しい。
 …………あれ、時間軸的にいつなんでしょおか…………。
 「晩年」ってフツー、「死ぬ数年前」であり、死んでから使う言葉だし。「人生でした」と過去形であるならば、やはりあのサイカイの場はアヴァロンか英霊の座なのか。
 でもその後、「物語は続いていく」とか「誰かの星になるように」とかあるからには。
 あの二人は生きているのか――――
 あの二人のその後、妄想する余地すらないあたりが気になってたまりません。
 でもそれを追及するのは、きっとヤボなんだろーな〜〜。


 とはいえ。
 セイバーの最後の泣き笑いの表情。
 何の屈託もないあの笑顔が見られただけで、セイバーファンとしては報われた気がしました。
 いっぱい幸せになってほしい。士郎も苦労したみたいだし。セイバーもたくさん苦労したし。
 諸々の事情はわからねど、二人でいられるならば、とんでもなく幸せになれると信じたい。
 セイバーのあの笑顔が、いつまでも続くほどいっぱい幸せに。いっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいーーーーっっぱい。


 きっと幸せになれる。なれるはずさ。
 だって、その証拠にトップが変わっている(PC版の桜は渋い顔してたくせに……)。
 フルコンプすると、トップが剣の丘になる。それはつまり、摩耗してしまった士郎のココロ。
 それがラストエピソードを見ると、青空の草原に変わるのだから。
 士郎のココロは、きっと今、草原なのだろう。

 ……長い長い旅路の果て。
 やはり物語であるのならば。
 頑張った人達は、幸せにならなければ。











 ――――さて。
 こっから先は、二次創作人間のグチとして聞いてほしー、つかそればっかなのでヤな人回れ右なのですが。
 ……えっと……うちで書いてる話、どおしよう…………?????
 あのセイバーグッドに準拠すると、「衛宮邸で高校生士郎と暮らすグッド後セイバー」公式にて全否定……orz
 特にセイバー転生話なんて、今さらどの面さげて発表できるとゆーのか。120kが水の泡。
 まー、PC版とPS2版は魔力供給の仕方が違うから、それだけで「並行世界」という便利なワードが浮かんでくる誘惑。
 つか、ホロゥのエクリプスの「仮想セイバーグッドのH」の立場はどおなるのでしょおか。

 しょせんうちで書いてるのは二次創作だからいーんだよ!!と開き直る以外、これ以上書くことができないのだから、結局そこに行き着くしかないのですが。
 そこに行き着くまで、新しい話書けない…………。
 公式っぽく、で頑張ってきたからなあ。公式でああなるとちと、己の中でのつじつま合わせがどうにもこうにも。(それにしちゃ世界観がホロゥでしたが、うち)
 数週間で折り合いがつけば良いのですが、数ヶ月とかなるとキツそうですねー。
 ぶっちゃけ、今このセイバーグッドのこと考えると、なんか胸の痛みと胃痛が。アイタタタ。
 あんまり鮮やかすぎて、消化できねーみたいです。鹿飲み込んで動けなくなった蛇みたい。
 この鮮やかさが、時間と共にもう少し色褪せてから、己なりに噛み砕きたいと思います。
 それまでしばらく、Fate創作活動は縁切りっす。ひとまず今日は他のもんをいっぱい入れて、薄めないと痛くて眠れない(ホントに)。
 …………誰か、良い消化剤(良い解釈・解決法)知りませんかーー(ぐだぐだ)

 最終的には、「あのグッドは聖域、手の出せない妖精郷、凡人は手の届く衛宮邸での仮想グッドという俗世をいじる(つまり妄想できないから放置プレイ)」ってカタチにしかならないと思うんですけど。
 あんだけ望んだセイバーグッドが、実現してみればホントに「夢の終わり」とは。妄想終わっちゃった……。
 それでもこう、二人がホントに幸せになったエピソードだから、「なかったこと」にできないし、したくないんですよねえ。
 ……えーと……「アヴァロンでラブラブ生活を営む士剣と、それをからかうマーリン」シリーズを書けばOK???
 (それ士郎が誰の星にもなれません)




※4/26日追記※

 3日経って、いろんなご意見をいただき、いろんな話を聞きに行き、それでジブンなりに考えました。
 初見でこのグッドが素直に胸に来なかったのは、以下の点が原因だったのだと。

・己の書いてるものがいきなり公式からズレたことによる動揺
・やっぱり日常(衛宮邸)に帰ってきてほしかった
・もうこれで終わりなのだという感じがしたため

 最初のは……ゴメン。ホントにゴメン。二次創作人間より以前にセイバーファンとして素直に楽しめって感じですよね。なんか己がさもしい人間に見えて非常に自己嫌悪。
 次のは、これはジブンの好みというか主張によります。
 ジブンは、「幸せというのは愛する人が1人いればそれでいい、なんてことあるわけないだろ」とゆー主張の持ち主でして。
 やはり問答無用のハッピーエンドになるためには、環境も大事なファクターだろうと。セイバーがいて士郎がいるのは必要最低限。そしてさらに、凛がいて、桜がいて、イリヤがいて、藤ねえがいて、あのあたたかい空間がある。それが大事だと思うのです。
 そして一番大きいのが最後。もうねー、これはジブンの好み以上に生理的感情とゆーか。ジブン、老化物基本的にダメなんですよー。
 この中には、たとえば「士郎とセイバーが一緒に年をとって、おじーちゃんおばーちゃんになって、孫にかこまれてる」系の話も入ります。これの場合、幸せな人生を歩んできたかは関係ありません。老化、その先にある死が見えてしまうともうダメ。
 前のジャンル(スレイヤーズ)でも、何回かこういう、「二人は幸せに年をとって、穏やかな一生を過ごしました」みたいな話として、じーさんばーさんになったリナとガウリイの話ってあったんですが。全力回避でした。
 どうもこういうのを見ると、「もう終わり」という感じがしてヤみたいです。物語はハッピーエンドで終わるべきだけど、その幸せがいつまでも続きます、みたいな終わりじゃないとダメみたいで。
 ……や、ちゃんとあのLE、「物語は続いていく」とは書いてあるのは知ってます。知ってますけど、なんか死後でどーやって続くのか、とか初見は思ってしまいまして。それが「終わり」に見えたんですね。

 しかし心を落ち着けて、あそこがアヴァロンかと仮定してアヴァロンのこと色々調べてみると、あれ……? なんかすごく楽しそうデスよ?
 元々、存在自体が眉唾ものなアーサー王関係の伝説なので、かなり伝説にもムジュンが多いですが、都合のいいもの抜き出すとこりゃ楽しそうだ。これなら二人の幸せを信じられると思ってみたり。ぶっちゃけ、正確には生き死には関係ないのです。これからも幸せかどうか。
 カンタンに言えば、「死」がバゼットの生き返る前の何もない世界なら「終わり」だけど、DBの界王さまのとこみたく生活ができるなら「続き」なわけで。
 そんなわけで今、自己暗示のためのLE後妄想を書き捨て中。これよりジブンはあのエンドの数々の美しさを叩き潰し、LE後話を書かねばならない! そしてギャグあーんどラブラブな世界を妄想し、幸せな二人の未来を我が物に! その暁にはジブンもセイバーグッド信奉者として復活できそうな気がするのです!
 ……あんだけ騒いで何やってんだ、あのエンド汚すようなことするな、なんて言わないで(汗)あくまで己用なのでちゃんと人目につかないように捨てますから(こそこそ)
 そして慰めのお言葉いただけた方ありがとうございました(ぺこり)や、ホントに皆さまのおかげです。今日くらいになると、まだ少し胸にひっかかる物はあれど、素直に「ただいま、セイバー」のセリフとセイバーの笑顔が受け止められるよーになりました。これで幸せなんだよね、と自らを言い聞かすんじゃなく、ああ幸せそうだなあと思えるように。
 ぢつはホロゥの「Wish.」も、泣けるようになるまで初見から半年ぐらいかかったヤロウですので、このグッドもゆっくり噛み砕きたいと思います。
 そしてどうにも、魔術回路27本の士郎と19本の士郎を同一に見るというのはちょっとアレなので、うちの通常衛宮邸日常ラブラブ話はPC版の補完とゆーカタチで。