MDソフト「あ」行

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アークスオデッセイ 91-6/14  

 こういうMD系でレビュー書くと、多分ソートの関係でこれが最初にくる。
 ゲームはX68からの移植そのまんまで、グラナダの時より手抜きなコンバートをしたと思われる。内容は斜めガントレットといった感じで、ショットを撃ち、敵を倒して進むだけ。メリハリの無い展開で冴えない。主人公が最弱というのがいかにもテレネット。
 二人同時プレイで片方を巨乳エルフにすると楽に進める。連射パッドの使用をお勧めする、ボス速攻で死ぬし。
 一応ガードとかも有るんだけど、使い勝手が悪い。なんつうか「一応ガードも入れておこうか」で終わっちゃって、そのガードを「こういう風に使うといいかんじ」っていう所まで考えてないと思う。多分。
アートアライブ 92-3/27 

 お絵描きソフト。操作系統が洗練されていないため使いづらい。しかもセーブできないので、画像の保存手段がビデオにでも撮るくらいしかなく、致命的に評価を落としている。同じコンセプトのマリオペイントと比べると、お話にならない出来の悪さ。
 洒落でも買わないほうがいいよ。
 なお、こいつを使ってエロCGを描いて、あまつさえ部分アニメーションまでさせた某同人漫画家さんがいたという。恐るべき根性に脱帽。
アーネスト・エバンズ 91-12/20


 アーネスト・エバンズシリーズ。内容的には一番最初にくる話だが発売はエル・ヴィエントより後。デコのエドワードランディに一見似ている。一見だけど。
 横スクアクションで、鞭を振って敵をしばいたり、何かに引っかけてターザンよろしく移動したり出来る。キャラは多関節で構成されているが、全然リアル感に欠けていて、ぐにゃぐにゃしていて気持ち悪い。
 音楽は、たしかエコーズのドラムの人の作曲で、そのため秘境探検の雰囲気がよく出ているいい曲。曲のためになら買っていいかも。
 なお、MCDで初の修正を食らったソフトでもある。ビジュアルシーンで、生け贄に捧げられるアネットの体の上に布かけてありやんの。その前のカットだと何も無いのにさ。生け贄にそんなもん要るかばかやろう。

R・B・I・4ベースボール 92-12/18

 大リーグ(この表現も古いな、今はメジャーリーグか)の野球ゲーム。基本的に大味で、ホームランがばかすか出る所なんかはリアルと言えばリアル。
 特徴は、試合の途中から始まるシナリオモード。0−2、9回表2アウトランナー二人でバッター、なんていうやけくそなシチュエーションが17種類楽しめる。ちょいとした時間でさっと遊ぶならいい感じ。発売はテンゲンなので、相変わらずマニュアルが飛ばしてる。
ああ播磨灘 93-9/3

 一歩間違うとこいつがあ行の先頭にきてたかも知れないと思うと背筋が寒い。
 コンシューマーでは数少ない相撲ゲームだが、各種異様な必殺技のせいで格ゲーとも相撲ゲーともつかない変な感じ。土俵際で「もちもち」とうねる肉体を見るたびに腹筋よじれるほど笑える。相撲にあるまじき「必殺技」も奇怪で、一見の価値は一応有る。連射パッドを使わないと後半の投げ合いでCPUに勝つのは難しい、というか無理。
 「たいそうしようよ」とパスワードを入れると見られる播磨体操第一は、何度も見る気にはならないけどちょいと笑う分にはいい。まあ、一人でもくもくとクリアを目指す代物じゃないことは確か。
 なお、友人が、わざわざエミュレーター用拾ってきてノートの画面で見せてくれた「播磨体操第一」によって、新たな「播磨信者」の育成に成功した、って、増やしてどうするそんなの。
アイルトン・セナ スーパーモナコGP2 92-7/17

 セナが死んじまった今としては言うのはなんだが、セナの名を冠するには役不足。俺はセナ嫌いだったけど、セナが天才だったのは事実だと思うし。
 ゲームは多分前のスーパーモナコのほうが面白い。マシンのグリップ感が悪いからか。あと、俺F1好きだから、敵車が一色ってのは我慢できないのよ。だって他のゲームだと出来てるんだぜ色替え。
 まあそれはそれとして、セナが死んだのは忘れ去られないとは思うけど、同じサンマリノで、ローランド・ラッツェンバーガーが死んだのを覚えてる人はずっと少ないだろうな。全日本F3000(今はFN)からF1に行った素晴らしいパイロットだった。人間の死に差別があるのは俺は嫌いだ。ローランドが亡くなった時に傍に居たのは、友人のマウロ・マルティニの奥さんだけだったんだって。なんなんだよそれって。生まれや人生は差別や格差の固まりなんだから、せめて死だけは皆死ぬんだから同じ記憶であって欲しい。
アウトラン 91-8/8

 16ビットまでのマシンでは多分一番移植の具合はいい。ただ、効果音と曲がバッティングしているので、その辺はいただけない。
 アーケードで出来た一通りの事は一応出来る、ロケットスタートとか。でもどうせみんなサターン持ってんだろうから、サターン版買えば話は済むな。
 アウトランマニア向け。いるんかそんなん。居るんだこれが、なあ、ねり師匠。
アウトラン2019 93-3/26

 そのアウトランの移植を請け負ったシムスが独自に出したのが、このアウトラン2019、スピード感は結構出てる。敵車が少ないので走りやすいかと思いきや、道がわりと陰険なので結構コースアウトする。
 一度クラッシュすると加速が鈍いのでその辺が嫌。ターボ時の爽快感が好きなら手元に置いといていいかも。曲もわりといいしさ。
アトミック・ロボキッド 90-12/14

 今は亡きUPL原作の作品。ライフ性を導入したエンジン版と違い、アーケード同様敵弾に当たれば一発死、その代わり敵には当たっても平気なのも同様。
 変なアレンジ(ビジュアルとストーリー)が入ってはいるけどまあ許容範囲。残機で買い物をするシビアなシステムだが、ウエポンを失うくらいならバリヤを買うのが吉。ミサイルがないとはまる個所があるし。
 個人的にはマニュアルのオープニングの文章の最初のほうがすげえ好き。あれだ、ラピュタのロボット庭番だ、あの雰囲気。いいね。
 余談だがロボキッドは結構でかい、身長1メーター以上あるはず。しかも動力源は核だ。ラジオマンあたりが「英知の光だ」とかいって炉心開けそう。んであの口というか鼻が、一次冷却水の排水口だったら凄い嫌。
 だから何故分裂炉と決め付ける俺!。

アドバンスド大戦略 91-6/21

 大戦略ではいまだに一番難しいと思う。この系統では2番目に好き、一番はAWWね。
 イタリアやフランスのやる気のなさは実に史実どおりでいいかんじ。大戦略システムのせいで、航空機を地上部隊で囲んでガス欠で撃墜できたり、87Rを露払いにした特攻爆撃隊を養成すればなんとかなるのが多いのが俺は嫌。まあ、この手を使わんとどうにもならないのも事実だが。
 序盤勝てるけど普通にやってると最後はやけくその物量作戦に負けて、ベルリンの一番長い日。当たり前と言えば当たり前だが。
 「勝てない戦争はしちゃいけません」という事を学ぶには最適。序盤中盤であれほど頼りになった優秀なユニット達が、後半から終戦でゆっくりと数を減らし、次第に「兵器は有っても乗る奴が居ない」状態から「兵器も無ければ乗員も居ない」
 いんちきして大勝利しまくると、実にまずいエンディングになるし、オープニングからやばい雰囲気でとばしてるので、一般人には見せないほうがいいかも。でもレンタヒーローの次くらいに抑えていてしかるべき品。
アネット再び 93-3/30

 MDやMCDで、OPでまず失神するソフトはそれなりにあるけど、こいつもそう。見た後、こう「もやもやとした不愉快な気分」になれるソフト。
 アーネストエバンズシリーズ第3弾、最後発なのに出来は全然良くない。横アクションにも関わらず、敵のルーチンが激おそ松。ちっとも寄ってこないし、来たら来たで攻撃判定で負けてダウンさせられ、あげくに起き上がりに攻撃を重ねられ起き上がるのもままならない。ラスボスはダッシュジャンプ攻撃で、くらい覚悟で力押しで無理矢理倒す。エンディングも噴飯もの。モチーフに使ったクトゥルフ神話の用法を完全に間違えている。まことウルフチームらしい作品。
 宣伝文句の「本当はみんな、ギャルゲーが大好きなんだ」だっけ?これは誉める。ここまで単直かつ威風堂々とした広告は見た事無いし。
 なお、このパッケージのアネットの衣装は完全に変態です。1920年代にあの服はねえだろ。まだアーネストエバンズの頃のエプロンドレスみたいな奴の方が納得いくぞ。
アフターバーナーコンプリート  95-1/13


 アフターバーナーの32X版。良く出来てるけどプラットホームが32Xっちゅうのは致命的。アナログスティック(通称かぶとがに)に対応してるけど、何人持ってるっていうんだあんなの。

アフターバーナー2 90-3/20

 んでそのMD版。電波新聞社ってほかに何か出してたっけ。出して無えな。駄目だ、潰れろ。
 32Xと比べると見劣りするのは当たり前。排気とかが少ないとか色々あるけど、こんなもんじゃないかなと思う。どっちにしろサターン版買えばいいだけの話。とほほ。
 そういやMK3のバーナーは、ミサイルが迎撃できたり、ずっと右上に入れてると死ななかったりと色々崩壊してて笑えるね。でも当時はあれで感動してたんだよな。
アリシア・ドラグーン 92-4/24

 アーツ作品。みんな言ってる通り女テグザーで説明完了。
 画面が毒々しいのは多分キャラの色が対色寸前だからだと思う。青緑とオレンジってのは、目にきつい。色指定も播池なのかな?だったらそんな色にはしねえと思うんだけど。
 隠しアイテムを地道に拾って進まないといけないので面倒。難易度も高い。そういえば、徹底してしもべ使用でクリアすると隠し称号が出るはず、暇ならやってよう。くそみそに難しいけど。
 その後、俺も何度かトライし、俺の腕では無理と判明。できるかこんなん。

アローフラッシュ 90-10/20

 パッケージの赤石沢で買うと泣く。
 よく駄目シューの引き合いに出されるが、個人的には大好き。ノリのいいOPと、低い難易度お手軽感がいい 。
 通常は飛行形態で、ボス戦はロボ形態でアローフラッシュだしまくればあっさりとクリアできる。アローフラッシュはストックのほうがお勧め、とっさに出して緊急回避しやすいし。
 たいした事じゃないかもしれんけど、敵が自分と同系機出してくるのも結構珍しいと思うのだがどうか?。
アンデッドライン 91-12/20

 アンデッド(不死屍)へのライン(一線)を越えている代物。一応縦シュー。もとはT&Eだっけ?X68で。死霊戦線とは別ゲームだったと思うんですけど、でも記憶だよりだからイマイチ不明。あっちってRPGじゃ無かったっけ?
まあ、とにかく自分の攻撃力に比して敵弾がやけくそに多く、バランスもくそもあったもんじゃない。コンティニューするとそのステージの最初に戻されるのでやる気がみるみる失せる。しかも根本的に面白くない。
 こんなもんやる時間があったら、俺は土曜日のお昼ご飯は何を作ろうか考えてるほうがいい。
ESWAT 90-7/14

 アーケードの移植ではなく、同じなのは難易度が高いことくらい。大幅なアレンジが加えられ、しかもそれがよい方向に成功している。とても丁寧に、しかも練り込んで作ってあると思うんだけど。
 最初の生身のときはひ弱だが、スーツ着用で大幅パワーアップ、ところが敵もパワーアップするため楽にはならない。徹底したパターン化をしないとだめなので、一般人受け(メガドラユーザーな時点で一般もくそもねえけど)はしないな。
 頑張った分達成感が味わえること請け合い、持ってて損はない。あのこっけいなスーツがかっこよく見えてくれば、君もサイバーポリスの一員だ。
イチダントアール 95-1/13

 シリーズ第2弾。各種ミニゲームをクリアしまくるゲーム。
 雰囲気は前作タントアールの探偵のほうが好きなんだけど。まあ、遊ぶ分には今でも十分面白い。進化じゃないけど、退化もしてない。小難しいこと考えなくていいので箸休めゲームとでも言おうか。
 ミニゲームのタイトルの駄洒落はもう定番なのだが、雰囲気作りに一役かっていると思う。持ってていいソフト。
インセクターX 90-9/27

 今は亡きHot−Bの横シュー。もとはもっとコミカルなキャラのタイトーのアーケード作品で、さらにもとを辿れば中華大仙じゃねえかと思う。
 毒にも薬にもならない、持ってても持ってなくてもいいソフトだと思う。出来そのものは悪くはないよ。普通に遊べるしクリアも出来るし。自機がでかいのが難。
ウィップラッシュ 90-5/26

 多方向スクロールシュー、なんかエンジンのバルンバに似てねえかこれ。あとアローフラッシュと比較されることが多い気がするのは俺の気のせいか。
 うまく表現できないんだけど、なんかやりたかったことが見えないソフトだと思う、単に多方向スクロールのシューティング出したかったともおもえないし。おまけに死ぬと復活は至難の技、面倒。
ウイングコマンダー 94-3/25

 コックピット視点の宇宙シュー。宇宙戦闘機を操って、僚友とともに各種ミッションをクリアしていく。操作に慣れれば実に面白い、続編がでてしかるべきだな。実際PCでは散々続編が出てるね。でもウイングマン(僚機)がバカだと辛いんだこれが。
 これの購入後しばらくして3DO(爆)のウイングコマンダーを見たんだけど、あまりの雰囲気(技術じゃない)の違いに爆笑。
 3DOだとこうパイロットがごついスーツ着て、自動的にコックピットに組み込まれて、機体が展開して発進、とかなんだけど、MCDだと、赤ランプが回る中、フライトスーツを着たパイロット達が走って機体までいくという、現代の空母のスクランブルみてえなの、アナクロだなあ。
宇宙戦艦ゴモラ  91-9/30

 今は亡き(またか)UPLのMD最初で最後のソフト。ビームとショットを使い分けて進む横シュー。ビームで敵弾が消せるので、先に進めば進むほどビームに頼る。「弾幕薄いぞ!、何やってんの!」って。アーケード版は最終面一歩手前までしかいけなかったなあ。
 移植の具合は、VDPの仕様を勘違いでもしたのか、なんかキャラがカクカク移動するけど、十分な出来。友人との二人同時プレイで機体とビームで別々で遊ぶと、コミニュケートが実に面白い。ただ、砲手が疲れるので連射パッド必須。持ってて損はない。
 しかしUPLか、何としても元祖忍者君とミュータントナイトは移植してから潰れて欲しかった。
エアダイバー 90-3/9


 コックピット視点の空戦ゲーム。アフターバーナーと違い、すれ違いざまの攻防だけじゃない。
 なんといっても(みんな同じ事言うと思うけど)目玉は、中ボスとの一騎打ち。各種テクニックを駆使してバックをとりにいく、まさにドッグファイト。これが面白く、またこれ以外は全然面白くない。持ってなくても困んない。

エアロブラスターズ  91-1/31

 カネコのエアバスターのMD版。ゲームは、取りたてて目立つところはない横シュー。高速トンネル面が特徴と言えば特徴。
 MDへの移植の際に、このゲームのもっとも大事な要素だった、低音の効いた音楽を失ったので価値は皆無に等しい。あとミサイルの発射数が少ないとかあるけど、俺はHポッド使ってるから関係ないや。
 各面開始時の「ロード時間」(カートリッジなのにな、SFCのグラ3じゃねえんだから)は流石に腹が立つ。これがMディクさん言うところの「展開時間」なのか、サムシング吉松氏言うところの「絵描きへのサービス」なのか、どっちかは俺は知らない。どっちにしろ気に障る。
エイリアンストーム  91-6/28

 ゴールデンアックスシリーズの延長とも言える横アクション。スクーターの自爆ばかり話題になるけど、ゲームそのものも十分面白いよこれ。
 普通にやってるとエナジーが足らなくなる事が多い(特に緊急回避の使用がエナジーを大量消費するし)ので、ダッシュアタックを上手に使うのが吉。エンディングも一度は見たほうがいい。
 残念なのはあの爆笑もののデモが全部カットしてあること。あれさえ入っていれば100点だったのに。アーケードで見たことに無い人は不幸だな、ALIEN BURGERって看板が回転したらALIEN BUSTERに変わって、ハンバーガー屋台カーで出動しちゃうやつ。
エイリアンソルジャー 95-2/24

 桜花の魂のゲーム、でも未クリアなので割腹。無人島にMDソフト5本だけ持っていって死ぬまで暮らせ、と言われたらAD大戦略、レンタヒーロー、鋼鉄帝国、レイノスとこれを持っていく。トレジャーのアクションの集大成というのは言い過ぎか。
 雑魚少し倒してボス×数回の後ボス倒してクリア。これだけいっぱい出てくるとボスでもなんでもないね。時間感覚はアクションというより挌ゲーに近いかも。操作性も極上で、死んだ場合は原因が自分の所為だとはっきり分かるので、自分の未熟さにこれまた割腹。
 難易度がスーパーイージーとスーパーハードしかないあたりは実にMDらしい。各種ネーミングセンスも(様々な意味で)すばらしい。だって「時空操作0移動」だぜ、普通なら「ダッシュ」の一言で済ましちゃうよ。あと亀頭万作。
 俺はスーパーハードしかプレイしていないが、以前購入直後にやりこんで17面まで進んで、先日久しぶりにやってみたらやっぱり17面で力尽きた。駄目だ俺進歩してねえ。
 とにかく買っておいてほしい逸品、ゼットでコミックスゾーンに2万出す金あんならこれ買っておこう。ああ、これほどオフィシャルの設定が欲しいソフトも無えな。Bメガでは足りぬ。
 最近トレジャーのサイトでそれなりにアフターケアしてくれてるので、大変に嬉しい。
エクスランザー  93-5/28 

 原題エスペランザ(だったよな)。128色同時発色をうたい文句に華々しく登場し、それだけが売りじゃなかったロボシュー。ホバリングの感触がいいかんじで、操作性もよく、(みんな言ってることだが)ショットの当たったときの「ヂンヂン」という間抜けな音さえ違えば、もっと評価していい。もったいないね。バスター砲とか結構気持ちいいし頑張ってるのに。
 光で充電するという要素をイマイチ使い切っていないような気もしないではないが、これで十分なのかも。夜のビル壁面を登っていくシーンはかなりかっこいい。
 個人的には森ステージの曲が好き、森の中だと充電できないってのもいいな。しかし、果物を食ってライフ回復するロボットってのは俺はエクスランザー以外知らんぞ。
エグザイル  91-12/8

 元は88で出ていたアクションRPGを自称するゲームらしきもの。こんなもん出してるからパチンコメーカーに落ちぶれるんだって。
 お使いRPGの悪いところすべてを凝縮し、出来の悪い横画面アクションを組み合わせて、ROMを焼くとこれになる。真面目にやると自分のレベルが速攻で頭打ちなうえ無敵は素敵で死ななくなる。
 どうせなら、テレネットダメゲー集でも出して、ルクソールとかこれとか夜叉とかまとめて出せば、笑い者になれただろうに。
エコー・ザ・ドルフィン  93-7/30

 正義のイルカが、悪の宇宙人から地球を救う海洋アクションゲーム、いや確かに実際そうなんだこれが。
 主人公エコーの動きが実に滑らかで、ただ泳ぐだけで十分楽しい。「コーン」という音波の会話もなんかすげえ耳触りが良い。んでも難易度はジェネシスそのままで非常に高く、林原めぐみ嬢がクリアしたというのが信じられないほど難しい。特に地下から噴出する水に乗って、超高々度ジャンプをするシーンでは発狂寸前にまで追い込まれた。聞いたらみんなそうらしい。
 ただ、苦労しただけ報われる、エンディングで俺は泣いた、恥ずかしくないぞ畜生。
 飛鳥がぽつりと「敵も、海洋生物でなければエコーにやっつけられずに済んだのにね」と呟いたのが忘れられん。
エコー・ザ・ドルフィン2 94-8/26

 その続編。今回は正面へ泳ぐ3Dステージが追加された。すまん、投げててほとんどやってねえや。友人によると、エンディングも全然報われないらしいし、無理にプレイしなくてもいいかも。
エコー・ザ・ドルフィンCD 95-2/24

 その抱きあわせセットのMCD版。久しぶりにエコー(1のね)に会おうと購入してすぐたち上げたらメッセージが変。「ん」と「を」か何かが入れ替わってて、あのシンプルで美しいメッセージ(ライブラリステージとかが最高だね)が台無し。責任者はケツからペットボトルでも突っ込まれて羽田沖に浮け。文句言おうにも葉書も入ってないし。
SDヴァリス  92-2/14

 テレネットの悪行、ヴァリスシリーズの外伝的な横スクアクション。
 クリアは出来るがする価値無し。バランスがいいわけじゃないし、キャラが不細工でジャンプの軌道もめちゃくちゃ。売りのコスチュームチェンジもむなしいだけ。
 ただ、何故かマニュアルの漫画の作者が「猫部ねこ」なので、猫部マニアなら買ってもよかろ。だから俺は買った(笑)。
エターナル|武士道|チャンピオンズ 94-2/18

 スト2が流行ったせいで出たんだろう、まあ向こうじゃ一杯ゲーム出てるし、一本や2本こっち来ても変じゃないし。
 登場キャラが原始人、バンパイア、ギャング、サイボーグ、女忍者等々色物だらけで、このキャラ揃いに対抗できるのはファイティングマスターズくらいだろう。
 ゲームは、洋物にしては十分遊べる。難易度はそこそこ崩壊気味で、ラスボスは散々復活しやがるので嫌になる。技も隠しが多いし、出しにくかったり暴発したり。ま、持ってても困らないかな、くらいのソフト。
XDR  90-8/21

 よくカースと比較されるが、ゲーム崩壊度はダントツにXDRの大勝利。少なくともカースは、見えない弾に当たって死んだりしないですむ。敵だけ地形無視するのもインチキ。
 スプライトの限界をあっさり無視している自機の連射は、ゲーム至上最強と思われる。連射パッドの性能比較に便利。連射で敵と自機と敵弾が見えなくなるので、ボス戦でレーザーを連射する場合以外は手の連射で十分。
 マニュアルは、水道の蛇口から飛んできた電波を受信して書いたようで笑えるので、洒落で買うならかまわないけど、真面目にどうこうするもんじゃないと思うよ。
F117ステルス  94-5/27

 「EAエアフォースに外れ無し」の格言どおり実にそつなくまとまっている爆撃シミュレーター。ペイブウェイでフセインの飛行場をぶっ飛ばす。当然のごとく夜間ミッションばっかなので画面は映えないが、こういうのが好きなら、面白いんで買っておいて損はないよ。
F22インターセプター  93-2/12

 これまた「EAエアフォースに外れ無し」な出来。ただ、初期の作品ゆえ、コマ割りはちょいと粗い、でも早いよ。
 兵器マニアとしては、航空機からTOW2を撃つのはいただけないけど、ブラック、レッドアウト(Gで血液が頭に集まったり足に集まったりして目の前が真っ赤や真っ黒になること)やサングレース(太陽を直接見てしまい目が眩む)を取り入れているソフトは少ないので、そのへんは俺的に評価高い。
 ミッションも多いしオプションも死ぬほど細かいので、かなり長く遊べる。BGMが眠く、バックの取り合いの最中寝る事しばし。
F1サーカスMD  91-12/24


 日物の定番のMD版。スピード感充分で慣れればめちゃくちゃ綱渡りなライン取りで走れる。72周モードだと音楽がずれるのはご愛敬。当時のF1が懐かしいなあ。本当に。

F1サーカスCD 94-3/18

 そのCD版、しかし今回から3D視点になっている。ところが俺がプレイすると何年目かで止まっちゃうのよ、ハングるの。日物に連絡したけど音沙汰はなかった。AGSやダラーラなどというマイナーなチームで走れるのが楽しかったのに。現実問題として最初に遊ぶカートレースが一番面白い。
 レースは、ブラジルのラップが1分切ってたりして変だ。要らないねこれは。
エリミネートダウン 93-6/25

 アールタイプ系の要素がてんこ盛りの横シュー。作者達がたのしんで作っているような気配が伝わってくる気がする。後半の難易度以外はバランスも良く、押さえておいた方が良いソフト。ステージも多少セレクト出来るし、わりといい。
 MDには良い横シューが少ないので、お勧めだ。
LHXアタックチョッパー  93-6/4

 ヘリのシミュレーター。アパッチにしか乗らなかったのでLHXのことは良くわからん。ゲームは充分面白い、ヘリ好きなら買って損はない。
 変な言い方かもしれんが、ポリゴンデザートストライクとでも言えようか。ちょっと単調なのが玉に傷。
エル・ヴィエント  91-9/20

 拡大爆発と滑らかな動きが売りだった、アーネストエバンズシリーズ第1弾、お話的には2番目。クトゥルフ神話に詳しければ詳しいほど死にたくなる。
 オープニングはわりと良い感じだが、どんどん画質が悪化していく、お話も報われねえ。バランスは、最終面以外は悪くないんだけど、プレイしようという意欲を湧かせる何かが全然無い。貴重品ゆえに高価いので、無理して買う代物じゃない。
エレメンタルマスター  90-12/14

 縦サンダーフォース、という言い方をしちゃうとちょいと違う。道中面の敵のパターンやボス戦の戦い方は、サンダーフォースシリーズとはかなり異なるから。
 ライフ制と地形とが関係して、ここの辺の感覚もサンダーフォースとは異なる。ただ、縦シューとして見れば単純に面白いし良い出来なので、持っていた方が幸せになれる。音楽もかっこいいし合ってるし。
 あ、そうそうロキ兄さん、確かに狂っていた方が楽しいことは多いね。今こんな文章かいてるし。
おそ松くん  88-12/24

 俺って、「お」で始まるソフトってこれしか持ってなかったんだ・・・なんかすげえ嫌。
 なお、MDで「お」で始まるソフトを探したら、オーサムポッサムとか尾崎直道とかしかなくて、やっぱり「お」は呪われていた事が判明。

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