ライズオブザドラゴン 92-9/25
ハードボイルドADV。スナッチャー程近未来な雰囲気は出していない代わりに、もっと世界観は暗い。あっさりと行き詰まるのが何だが、それも自分が悪いので諦めるしかないし納得できる。ねずみに食われて死ぬのは勘弁だけどな。
難易度は非常に高いが、十二分に挑戦しがいが有るソフトだからいいでしょ。あ、そうだ。あの配電盤は誰か何とかして。
雷電伝説 91-7/4
縦シュー。移植の度合いは十分に高い。発狂ものの追加ステージはエンディングの後に始まるので、問題なかろ。
アーケードだと、どうも雷電ってシリーズが進むごとに駄目になってってる気がするんだけど。雷電DXはあのミミズレーザーでバランス変だし、ライデンファイターズに至ってはもうなんだか全然面白くない。駄目かセイブ、もう駄目か。
ライトクルセイダー 95-5/26
クォータービューアクション。おサルになれるソフト。
はまってサルになるのではなく、実験で「おサルとみかん箱と棒と天井から紐でぶら下がったバナナを用意して、おサルがバナナを取れるか」という奴。
要するに各部屋のトラップを解除して進むのゲームなのだが、各部屋ごとのトラップは独立しているので、その部屋の中にトラップ解除に必要な要素は全部有るわけ。だからおサルの実験状態、考案者に「ほらほら、必要なものは全部あるよ、なんで解らないのかなぁ。クックック」とか言われてる感じがして発狂。実際墓場で入り口が見つからなくて墓石を飛び回った御仁も多かろう。
だからといって面白くないわけじゃなく、むしろ傑作。影も有るし。
ラスタンサーガ2 90-8/10
アーケードからの移植。移植の出来はいいが、そもそも大元のアーケード版が超駄目駄目というタイトーMDカセットの悪い点を忠実になぞっている。アーケードの元祖ラスタンはストイックで格好良くて面白かったのに。ゲームは火炎剣が出れば死なないし、出なかったら死亡確実と単純明解。
まあ、クローを付けて上を攻撃する通称「せんだみつおナハ、ナハ」と、グレートソードで上空を攻撃する通称「スタンディングオナニールックアットマイビッグディックプリーズ」が爆笑なので、一度は見てみよう。
ラングリッサー 91-4/26
エルスリードから始まったメサイアの育てSLGシリーズのMD初の作品。サターンでは4まで出た人気?作。シリーズ初期の作品な為、一度死んだキャラは死にっぱなし、よって今作でジェシカを死なせてしまったプレイヤーは2はやっちゃ駄目。
もりりんは思いっきり「あ、空が、あ、お、い・・」状態で見てた俺達爆笑。あまつさえ2でも誘導に失敗して火災へ身投げさせるという離れ業を演じてのけ、ネタを提供してくれた。
また、シナリオはそれを考えてあるので、レディンと会話するのが終盤は自軍兵士ばかり(指揮官が全員戦死の可能性も有る)という寒い状態になる。シビリアンを敵兵に突っ込ませると聞ける悲鳴が結構笑えるのでやってみよう。
ラングリッサー2 94-8/26
その続編。味方のヘボ共よりベルンハルト様とレオン様の方が全然格好良い。デアラングで帝国シナリオがあるのも肯ける。だって嫌だろ普通、素性の知れない山出しが傭兵を率いてたり、青瓢箪、尻出し女に婆に海賊。これだったら俺なら帝国に寝返る。
まあそれはさておき、ゲームは前作の悪いところを直し、新しい要素を嫌みなく入れ、おまけを充実させたまあまあの作。
ただ、演出を台詞ではなくゲーム中で表現しているのがいい。あのさらわれたジェシカ様が帰ってくるシーンで、普通なら組しやすい相手を狙ってくるCPUが、「突撃!」の掛け声通りにまっしぐらに駆け下りてきたとき、素直に感心した。こういうのも有るね。しかもこっちはファランクス組んで待ち構えてるってのに蹴散らされるの。
まあ、遊び倒そうと思うと際限なくやってられるので、持ってて損はない1作。
ランドストーカー 92-10/30
クォータービューのアクション。初期型MDでは大バクの大発生をおこすという点と、面白くないという個所を除けば問題はない。良い点も無い。
MSXのアラモとファミコンのソリスティスへのオマージュと呼んでしまうのは許されないだろうね。これをパクリと呼ぶかどうかは、Gダライアスのαビームをメタルブラックへのオマージュと言うような人には判断できまい。俺はパクリだなんだ以前に、一度プレイして懲りたのでもうどうでもいい。
これで獣人がもっと出てくれば考えも変わるけど。
リーサルエンフォーサーズ 93-10/29
MCDのガンシュー。移植の出来は悪くはないが、クリアの為のルールをいじくってあるためやる気が失せる。銃の反応は悪くないけど、対応ソフトが少なすぎたため無意味。
結局セガコンシューマーのガンシューは、バーチャコップとデスクリムゾンまで待たなければならないのだった。
書いてなかったけど、2も一応持ってるよ。
リスターザシューティングスター 95-2/17
腕伸ばしアクション。アイデア、グラフィック、操作性、面構成、腕を伸ばすという行為の重要性、すべて上等な非常に良質なアクション。
しかしながらこのソフトには、MDとは切っても切れない縁である「バグ」「バイオレンス」「馬鹿」「ポップ」「キッチュ」「むかつく何か」「あと一歩のなにか」等が欠けているため、何故か俺はあまりプレイしていない。「組み立てるだけでプロ顔負けに作れるプラモデルは、どう作っても同じなので結局作らない」とでも言えばいいのか。
結局MDユーザーは、知っててスナックランドに飯を食いにいってピラフを食いいつつ、次の日もまたスタミナ丼を食うタイプの人間しかいなかったような気がする。要するに、地雷原と知っててスキップしながら突っ込むような奴。
ルナーク 91-11/15
横アクション。アーケードで便利だった鞭の、後ろへの攻撃力が低下しているため同じ感覚ではプレイできない。俺が1押しのタイトーのキングオブ馬鹿ゲー。
ど汚いグラフィック、PSGで鳴らしているようなBGM、インパラに轢かれたり爆発すると木っ端になる死体、ジャンプキックだけでどうにかなる大味では済まされないゲーム内容、意味不明の雑魚、謎過ぎるボス、そして象さんの特攻&「ありがとよ」全てが全力をもって「馬鹿」を構成している。
いまでも時々プレイして脳内麻薬を大量分泌する、俺にとって別の意味での一番好きなソフト。なにが素晴らしいって、基本理念が自然保護と動物愛護であるということ。そういうゲームがどうしてこうなってしまったのか、事情を聞きたい事この上なし。
余談だが、ロケットランチャーを手に入れても撃たずにランチャーで殴るような馬鹿ゲームは、サンダーフォックスとルナークしか俺は知らない。
レッスルボール 91-2/4
格闘球技。アメフト+ラグビー+プロレス+バイオレンス。殴ったり奪ったりぶつけたりパスしたり持って走ったりしながら、キーパーをもぶっ倒してゴールにボールをぶち込むゲーム。
似たゲームが結構有る気がするが、ここまで肉弾に主眼をおいたゲームは他にはあまり無い。また、相撲が世界一強い格闘技であることを証明した国技賛美なソフトでもある。問答無用に面白いので必携。
レンタヒーロー 91-9/20
本当の意味で役割を演じる事の出来るゲーム。今更おれが書く事もあまりない。
俺は2度目のデパート屋上の戦闘でわざと一度負けて、子供たちの声援で再び立ち上がるシーンと、父親に見送られて再び戦いへ赴くシーンで未だに臆面も無く号泣する。これを読んでる貴方はどうだ?。
さて、結構触れられていないので書いてみるけど、このゲームのエンディングあるじゃない、でさ、ビジュアル見るとさ、「事故」はおきてても「事件」はおきてないのよ。つまりさ、もう町に悪人は居ないから、突発的な「事故」はおきても悪意による「事件」はもうおきてないの。レンタヒーローのお陰で町は平和になったのよ。こういうのを嬉しいエンディングというんだよきっと。鈴木さん、皆作りたがってるんだから続編作らせてあげてよ。
ロードス島戦記 94-5/20
RPG。呪われた島に相応しく呪われたゲーム。ビジュアルはまあ及第点。いや、不許可にしておく。後半のバランスが崩壊しかけているのを除けば、問題点は面白くない事だけ。
大元はコンプティークのDD(これDとDの間に&入れると版権引っかかるんだよなたしか)のリプレイで、システム的にもDDを引いてるかと思いきや、大阪方面の悪影響をうけてオリジナルなシステムになっている。
しかし、もし「ファイアーボール」とか「エナジーアロー」とかにコピー入れる羽目になってたら、日本のゲーム界は壊滅してたかもね。
ロードブラスターFX 92-12/18
デコレーザーシリーズの一作。暴走族に殺された恋人の敵をとるため、モンスターマシンで族を狩る。
ブースト始動時の展開は、知っていても笑えるほど強引で御都合主義てんこもり。アーケードと比較すると、照準を合わせないで良い分難易度は低い。
アーケード版は2種類あり、レーザーグランプリの筐体に入ったバージョンと、サンダーストームの筐体に入ったバージョンが有った。難易度は、スティックで操れる分サンダーストーム筐体の方が楽、照準合わせやすいし。俺最初照準が黄色いサンダーストーム筐体だったから、あの青い照準のバージョンにはかなりてこずった。
さてMCD版だが、照準が無く、最終面の操作が2個所割愛、曲はまたしても版権取得に失敗しJ−WORKへ変更。いや、J−WORKが悪いんじゃない、彼らを起用すると決めた奴が悪いんだ。とほほ。
ロードブラスターズ 92-2/28
名前は似ているがロードブラスターとは別物。テンゲン移植のレース物でスピード感十分。アーケード版はアタリのコクピット筐体ゲーム。移植の出来は当然良い。
自車はショットボタン装備で、邪魔な奴等はぶっとばしてひた疾走る。そんなに面白い訳じゃないけど、面クリア時の曲がすごく気に入ってるので手元においてある。
ロードモナーク 93-7/23
ファルコムで出ていたリアルタイム陣地取りゲームの移植。ストーリーモードが追加されている。まあ、平面でやるポピュラス風の陣地取りで、先に敵のボスをやっつけた方が勝ち。
移植の出来は過不足無いので、元のゲームが好きなら持ってて損はない。
ロードラッシュ2 93-7/23
バイクレースに姿を偽ったゲーム。この後似たようなゲームが結構出たが、その元祖の続編。ライバルを殴る蹴るして走るレースで、パンチは武器を奪うために、キックは相手をアウト側に蹴り飛ばしてクラッシュさせる為に使う。
走って勝つ事よりも、クラッシュしてすっ飛んでバイクに戻る時に車に轢かれてまた吹っ飛んだり、ライバルに轢かれたり、逆にライバルを轢いたりしてた方が面白い。ぶっ壊れるほど激しくクラッシュしたり、警察に捕まったりした時の演出や台詞もこれまた爆笑。
基本精神とバイオレンスと馬鹿さは、サターン版までそのまま受け継がれている。モーターレイドの原形そのもの。
ロケットナイトアドベンチャー 93-8/8
アクションゲーム。剣を振って敵を切り倒し、ロケットアタックで突き進む。ロケットアタックがゲームにアクセントを与えていて、ボスの弱点に攻撃したり、ジャンプでは登れない高さに行けたり出来る。
狭い竪穴を斜めロケットダッシュでカンカン反射して登っていく様は、忍者くん阿修羅の章の様。映り込みとかは凄いと思うけど、一度クリアするともうお腹一杯で2度目はやらないゲーム、なんでだろね。エンターテイメント性に欠けるのかな。確かに俺も、このゲームやる時間が有ったらオクラのベーコン巻きかなにか作ってる方がいいな。
ロボコップVSターミネーター 94-5/20
横アクション。ロボコップになって悪のターミネーターを狩るゲーム。ウエポンの誘導弾が爆笑で、レバーを入れた方向にゆっくり飛ぶのだが、途中で方向が何度でも変えられるので、使えるんだか使えないんだか良く分からない怪しいウエポンになっている。
歩く速度よりぶら下がって移動する方が速かったり、ボスがめちゃくちゃ硬い等々破綻している個所は多いが、笑えるゲーム。
一説によると、このソフトの国内発売総数は2000本だという話。もし本当ならコミックスゾーン、ジ・ウーズに次いで貴重なのかも。