クロアチア・スロヴェニア旅行記
2010年6月

オパティア → シベニク → トロギール


ホテル・オパティア
 今朝も時差ボケで3時頃に目が覚めてから、うつらうつらして過ごすうちに4時30分頃から、小鳥のさえずりが大きくなってきて完全に覚醒。そうこうするうちに、えむちゃんが起き上がる気配がしたので声をかけると、えむちゃんも小鳥の鳴き声で目が覚めてしまったとのこと。だったら、起きて散歩に行くことにしましょう。

 散歩から戻ったらすぐにスーツケースを出せるようにパッキングして、6時5分に散歩に出発。行き先は昨日の夕方の散歩コースと同じです。
 チトー通りからビーチを眺めると、さすがに早朝ですから海水浴客はいません。
 昨日は、大勢の海水浴客がいたため、遠慮してビーチに入れませんでしたが、人気のない今朝は絶好のチャンス!波打ち際まで行って、アドリア海に向かって深呼吸。気持ちい〜い♪気分だけはしっかりリゾート客☆
オパティアのビーチ

 チトー通りとビーチの間の通りには、←な花々が咲き乱れ、リゾート気分を盛り上げています。
 花を愛でていると、ビーチのカフェやレストランの従業員さんが開店準備を始め出します。
 観光客や地元の方も朝の散歩に出だして、行き交う方々とオパティアでも、「good morning」。

 乙女の像まで行ったら、ゆっくりとホテルに向かって引き返しましょう。

ヴィラ・アンジョリーナ


乙女の像とオパティアの海岸線

 7時にいったん部屋へ帰って、スーツケースを出してから朝食のレストランへ。

朝食
 レストランの朝食のテーブルは昨夜の夕食のテーブルへ。7時からの朝食で、私たちが行った7時5分には、ツアーメンバーさんの半分くらいはもう席に着いています。
 朝食の品数、味とも、まあまあの内容。7時35分には朝食を終えて部屋へ戻り、支度をして、8時にホテル出発。
 これから3日間はクロアチアの海辺の世界遺産の街観光。その第一弾、シベニクへ向います。
 
 オパティアを出発してからの海岸線は、深く入り組んだ入り江の連続で、驚くほどの絶景。夢中で車窓を流れる景色を激写。この海岸線は、言うならばリアス式海岸?

 ガイドブックを読んでいるとき、訪れる都市のページを繰っていて、海岸沿いをバスで走るのは認識していました。けれども、都市と都市の間は道路で結ばれていて、その間には特有の風景があること、決して点と点だけではなく線で結ばれていることを、このときに思いいたりました。

オパティア近郊の海辺(車窓から)


オパティアからシベニクへ
向かう車窓から

 これらの風景を眺めながらシベニクへ向かうのも、内陸部に建設中の高速道路ができるまでだそうです。
 高速道路ができれば、早くて便利になりますけれど、この景色を味わえなくなるのは、ちょっぴり残念かもしれません。

 かなりテンションが上がって、私としては珍しく一睡もせずに最初の休憩場所まで行きました。
 最初の休憩は9時30分から9時50分までセンジュ(senj)で。添乗員さんは、高台で見晴らしがよく、地元のお城のナハジュ城が見られるお店を休憩場所に選んでくれました。
 トイレチップは2Kn(約40円)。細かいクーナがなくてどうしようと、50セント(0.5EUR=約60円)硬貨を出したらOK。ユーロの硬貨、しかもユーロの補助通貨単位であるセントの硬貨が使えてビックリ。それだけ、EUR圏の観光客が多いのでしょうか。

 休憩中はお店の回りをぶらぶら。まだポピーが咲いていて、添乗員さんは「最近まで寒かったからポピーが残っているのでしょう。」とのこと。こんなに暑いのに、最近まで寒かったの?
 

ナハジュ城


休憩場所からの風景

 海とお城と野の花とでリフレッシュ。10時前なのに、照りつける直射日光は痛いほどです。

 対岸の陸地は陸続きではなくて島だそうです。深い入り江の連続で、どこが島で、どこが陸続きなのか、よく判らない状態になっています。(笑)

 センジュを出発してしばらくして内陸部の高速道路に入ります。内陸部に入ったので、一気にお休みモードに突入。
 ふと気づくとバスは2度目の休憩場所である高速道路のドライブインへ入って行くところでした。
 11時25分から11時40分までジャセンスのドライブインで休憩。こちらのドライブインは添乗員さんが以前利用したときから全面改装してしまっていて、入口でちょっと迷いました。2階から出入りする作りになっていて、トイレは無料。新しくてキレイだし、いいことです。

 ジャセンスの山を越えた海側に、今回は残念ながらツアーの行程に入っていないザダルの街があるそうです。ザダルかぁ、行く機会があるでしょうか。

 バスに戻って、1EUR(約120円)でお水を1本ドライバーさんからお買い上げ。えむちゃんとシェア。水分補給は重要です。
 このとき、バスの外気温計は30度。体感だともっと暑く感じます。

ジャセンスのドライブインにて
手前は子供用の遊具



クルカ国立公園付近の海側
 再び、涼しいバスの車内で睡眠のひとときを過ごしていると、バスはクルカ国立公園の近くにさしかかりました。せっかくだからと添乗員さんが写真ストップ。

 クルカ国立公園付近での写真ストップは12時25分から12時40分までの15分。

 まずは、進行方向であるクルカ国立公園付近の海側の景色を楽しみます。この写真ストップだけでも大満足なのに、更に、↓の写真左側上部の通路を通って、クルカ国立公園を遠望できる展望台へも行けたのです♪
 遠望だけとはいえ、クルカ国立公園がどういうところにあるのか目にすることができるとは夢にも思っていなかったので、大ラッキー☆

 興奮気味に足早に、高速道路の反対側車線の展望台に通じる通路を通ってクルカ国立公園側へ向います。

 この通路を出た両側には、満開のラベンダーの群れが私たちを歓迎していました。

クルカ国立公園付近の
ドライブイン



クルカ国立公園付近

 地図で確認するとクルカ国立公園の1番海に近い辺りのようです。

 この港の風景からは思い描けませんけれど、この奥にプリトヴィツェ湖群国立公園と同様に幾重にも連なる滝があるそうです。その風景は見られないながらも、この眼前の深い入り江の奥に佇むこじんまりした港町の風景だけで、十分に絶景だと思います。

 15分の写真ストップは満足度が高く、えむちゃんと「写真ストップの好きな添乗員さんでよかったね♪」と喜びあいました。
 充実の時間を過ごしてバスはシベニクへ走り、出発して約20分後の13時15分にシベニクの駐車場に到着。オパティアのホテルから、2度の休憩と1度の写真ストップを挟んで5時間15分のロングドライブでした。車窓からの景色を楽しんだり、眠ったりで5時間15分でも長いとは全然感じません。
 シベニクに着いてまず向かうのは昼食のレストラン。駐車場から海沿いの道を歩いて旧市街に少し入ったところまで歩きました。暑い。
 13時25分から14時30分の昼食の席はレストラン前のテラス席。
 パラソルが某アメリカ資本の超有名炭酸飲料水の赤いものだったので、食べ物の写真が全体的に赤くなっています。
 ブルーベリージュース16Kn(約320円)は、冷たいものを飲みたかったから。
 魚のスープはおいしく、シーフードリゾットは少なめに見える第一印象に反してチーズが効いていて、かなりボリュームがあって完食できませんでした。私的にはこのシーフードリゾットが今回の旅行で1番おいしい食事でした。

魚のスープ
(8人分)

魚のスープと
ブルーベリージュース



サラダ



シーフードリゾット



あんず入りクレープ



聖ヤコブ大聖堂

 レストランで現地女性ガイドさんと合流して14時35分からシベニク観光スタート。

 駐車場からレストランまで歩いた道を歩いて2分ほど引き返して、階段を上るとそこに聖ヤコブ大聖堂の姿がありました。えぇ!レストランへ向かうときに聖ヤコブ大聖堂の横を通っていたのですか?!全然気がつきませんでした!超うかつ?

 シベニクを代表する観光名所であり、世界遺産でもある大聖堂の前には炎天下にも関わらず、それなりの数の観光客の姿があります。
 この大聖堂は石材だけを用いて建造されているそうで、内部は華美な装飾もなく、落ち着いた感じがします。

 大聖堂の中をガイドさんの説明を聞きながら、グルっと見渡して、奥の洗礼室へ。

入口上のステンドグラス


聖ヤコブ大聖堂 主祭壇

 洗礼室の天井の装飾と洗礼台の見学は、ガイドブックを読んでからず〜っと楽しみにしていたもの。天井の装飾が見事でツアーメンバーで最後まで洗礼室で見とれていました。

聖ヤコブ大聖堂
洗礼室の天井


聖ヤコブ大聖堂
洗礼室の洗礼台

 大聖堂と市庁舎との間にあるレプブリカ広場で大聖堂の外部についての説明。

ユライ・ダルマティナッツ像
イヴァン・メシュトロヴィッチ作
 →の大聖堂の大きな特徴である東側の71人の人間の頭部の彫刻は、当時の有力者だとの説があるそうです。

 ←のダルマティナッツは15世紀の半ばに大聖堂の建築を引継ぎ、30年以上もの歳月を大聖堂建築に注ぎ、完成を見ずに世を去ったとのこと。

大聖堂の彫刻

ライオンのドア


大聖堂北側上部

 地元の有名人のようで、ガイドさんはダルマティナッツのことを熱く再三再四語っていました。
 洗礼室の天井や壁面の装飾もダルマティナッツは手がけているようです。
 レプブリカ広場に面した北側の扉の両脇にはライオンの上にアダムとイヴの姿が刻まれており、向かって左側がアダム像、右側がイヴ像です。
 ガイドさんは市庁舎にはあまり興味がないのか、ほとんど説明がなかったように記憶しています。
 写真→には写っていませんけれど、市庁舎に向かって左側に↑の像が建っています。また市庁舎の両脇は階段になっていて、旧市街の内部に入っていけるようです。

 ちょうど、暑い盛りの時間のせいか、レプブリカ広場には人影がありません。観光客は大聖堂の日陰に集まっています。

 これから、大聖堂を後にして、ガイドさんの案内で旧市街散策です。

市庁舎


聖バルバラ教会

 大聖堂のすぐ後ろに建つのは聖バルバラ教会。

 ドン・クルスト・ストシッチ通りを直進。通りの石畳は歩きこまれて磨かれてツルツル。雨が降ったら滑りそうで怖い光沢。

 通り沿いの建物には、犬や猫の水飲み場が造られていて、キュートでつい顔がほころんでしまいます。

ドン・クルスト・ストシッチ通り


犬の水飲み場


猫の水飲み場


聖イヴァン教会

奥はおそらく聖霊教会

 更に直進して聖イヴァン教会の前へ。
 聖イヴァン教会は15世紀に建てられたゴシック・ルネサンス様式の教会。
 この通りはシベニクのメインストリートらしく、両脇にたくさんのお店が並んでいます。
 聖バルバラ教会、聖イヴァン教会、昇天教会とも、通りがかりに外観観光しただけで、内部は見ずに素通りです。

 昇天教会の前を通り過ぎて少し行ったお土産物屋さんらしき店舗の前で、15時10分に解散。30分間のフリータイムの後、15時40分に解散した場所に再集合になりました。

 シベニクでフリータイムがあったら、聖ミカエル要塞に行きたいと考えていた私たちは、30分間でこの場所と聖ミカエル要塞を往復できるか、ガイドさんと添乗員さんに聞いみると、ガイドさんが「大丈夫。片道10分よ。案内板が出ているから迷わず行けるわ。」(英語)と太鼓判を押してくれました。
 片道10分なら往復20分なので、要塞で10分弱、旧市街を一望する時間をとれるはずと計算して、速攻、トライを決断して、ここまで来る道筋でチェックしておいた聖ミカエル要塞への案内板のところまで、この通りを引き返します。

昇天教会


聖ミカエル要塞への
案内板

 聖ミカエル要塞への案内板に沿って進めばいいので、ガイドブックの地図は不要。ガイドさんは10分と言っていたけれど、階段続き&初めての道なので、早足で急ぎます。

 階段がいっぱいなので、かなり足に負担がある道です。
 ガイドさんの読みどおり、約10分で聖ミカエル要塞へ到着。

聖ミカエル要塞

 ←目の前に要塞が現れたら、向かって左に直進。チケット売り場があります。入場料は大人1人20Kn(約400円)は少し高いかも…。

 旧市街と聖ヤコブ教会が一望できる眺めが目的で、観光客が並ぶまではいかないけれど、ひっきりなしに訪れています。

 中に入ったら、また坂道と階段。もう、汗ぐっしょり。でも、がんばって上ります。
 階段を欧米からの観光客の後について上り、1番上から旧市街を見下ろすと、眼下に聖ヤコブ大聖堂が見えます!汗だくになって上った甲斐のあるアドリア海と旧市街を一望。やったぁ♪時間的にタイトだからと諦めないで上ってきてよかったぁ☆
 もう!もう!!もう!!!幸せ♪うっとりしながら海と旧市街が織り成す絶景を望みます。

 城壁の上に少し上っただけなのに、かなりの強風で帽子が吹き飛ばされてしまいました。一瞬、焦ったけれど帽子止めを付けていたのでセーフ。(笑)

聖ミカエル要塞の城壁から
聖ヤコブ大聖堂


聖ミカエル要塞の城壁から
旧市街

 ←城壁から見渡せる旧市街はこんな感じ。

 少しずつ城壁を移動して景色を見てみると、聖ヤコブ大聖堂を見渡せる絶景ポイントはごく狭い範囲でした。

 城壁の上での持ち時間は10分しかありません。嬉々として激写したら、集合場所を目指して城壁を後にします。

 あの絶景が見られたのだから、20Knも高くないね〜と入場料についての感想は帰りには180度転換。人間、ゲンキンなものです。(笑)

城壁付近の公園
 集合時間ぎりぎりに集合場所に戻れてセーフ。
 聖ミカエル要塞に行けて大満足のシベニクでのフリータイムでした。唯一の心残りがあるとすれば、絵はがきが買えなかったことくらいでしょうか。あと1分早く戻っていたら…いや、要塞に向かう前に買えば…。

城壁
 集合場所から、現在は市の施設や公園になっている城壁近辺を通りながら、バスに向います。これもシベニク旧市街散策かな。(笑)
 ガイドさんの説明を聴きながら先へ進むと、聖フランシスコ教会の前を通りかかりました。この教会もガイドブックにはシベニクのみどころとして紹介されています。14世紀にゴシック様式で建築され18世紀に大幅にバロック様式に改修されたそうです。段々になった塀が印象的な、カッコイイ教会です。

 シベニクは小さくて可愛い街で、1時間くらいでまわれるけれど、同じくらいのフリータイムがあれば、もっと想い出深い滞在になるような気がします。

聖フランシスコ教会

 バスに戻ってドライバーさんに真っ先に言う言葉は、「ワンウォーター、プリーズ」です。(笑) 冷たい水はおいしい♪
 15時55分出発。この時点でのバスの外気温計は35度。日本流に表現するなら猛暑日。
 添乗員さんによると、大理石に囲まれた旧市街の中での体感温度は、気温+5度なのだそうです。…つまりシベニクの旧市街で感じた暑さは、体感温度40度?!そこを小走りで坂道&階段を上り下りした私たちって…熱中症予備軍?!日本にいたら絶対にしないし、できないです!くらくら。

プリモステンの街を遠望

 プリモステン(Primosten)の街が遠望できる場所で、16時25分から16時30分まで、本日2度目の写真ストップ。プリモステンは岬全体が街のようです。

 16時55分にトロギール郊外(シベニク寄り)にあるホテルに到着。思いっきりリゾートホテル。
 チェックインをして部屋に入り、夕食はトロギールの旧市街の中にあるホテルまで出かけるので、18時15分にロビーに集合にすることになりました。少し時間もあり、汗をたくさんかいているので、シャワーを浴びてすっきりすることにしたら、大忙しになってしまいました。
 ↑ 部屋、バスルーム、ベランダはこんな感じです。

 リゾートホテルだけあって、ベランダがあり、私たちの部屋のベランダかはら対岸の島(?)や、トロギールの旧市街(多分)を遥かに望めます。
 トロギールの旧市街まで4kmくらい離れていて、散歩でトロギール旧市街までは行けないけれど、ベランダからの風景でリゾート気分が満喫できそうです。それはそれで、いいかも…。
 18時15分にホテルを出発したバスは、18時27分にはトロギール旧市街の外にある駐車場に到着です。クルマだと至近距離です。
 風情のある街並みが城壁の外からも感じられて、期待が高まります。

 トロギール旧市街と本土は運河で隔てられているので、橋を渡り、北門から内部に入ります。北門の上からは街の守護聖人である聖イヴァン・ウルスィニが守っています。

トロギール旧市街

北門


北門上の聖イヴァン・ウルスィニ像


トロギール旧市街

 添乗員さんとドライバーさんの後について北門から旧市街に入りぶらぶら。トロギールの石畳も歩きこまれ磨きこまれてツルツルしています。ここも雨が降ると歩くのがたいへんそうな道です。

 そぞろ歩いていると、突然、左手にこの街最大の観光名所である聖ロヴロ大聖堂が出現。
 今日、聖ロヴロ大聖堂とご対面できるとは思っていなかったので、正直、かなり驚きました。
 聖ロヴロ大聖堂を通り過ぎてからは細い路地を右左に折れ、方向感覚を失って、ここはどこ?の状態に。
 かなり路地裏まで入りこんで、レストランは多分この辺り…とドライバーさんが地元の人に道を聞くと、ほんの3mくらい先が目指すレストランでした。

 夕食は18時35分から19時40分まで。夕食のレストランでもテラス席が用意されていました。今日は、昼夜ともにテラス席♪このレストランはパラソルの下ではなく、ブドウ棚の下なので雰囲気抜群です。ただ、まだ陽が落ちていないので光が射し込んできて眩しかったりします。

聖ロヴロ大聖堂


スプライト


トマトスープ(6人分)


トマトスープ


サラダ


まぐろのステーキ



レモンとチョコの
アイスクリーム

 暑いのですっきり系の炭酸飲料であるスプライト15Kn(約300円)をチョイス。まぐろのステーキは味としてはおいしいけれど、ちょっぴりパサつき気味かな。デザートのアイスは暑いときには何よりのプレゼント。おいしくいただきました。

 結局、食事が終わっても陽は落ちませんでした。
 帰りはレストランのある小路を出たところを左手に曲がるとアッという間に北門の前に。う〜ん、もしかして、行きは散歩がてらワザと旧市街の中を円の4分の3周くらいの遠回りしてレストランに行きました?
 行きのときの橋とは違う太鼓橋を渡ってバスへ。満ち潮なのか、運河沿いの道路は海水に冠水していました。「アクアアルタだ〜☆」と1人で喜んでしまいました。(笑)
聖マルコの砦

 20時近くになってようやく夕焼け空になってきて、暑さも若干うすらいできたような気がします。
 20時ホテル着。まだ時間も早いですし、ベランダからの眺めもいいので、持参した湯沸しでお湯を沸かして、カフェ・ラ・テをいれてベランダへ。

ベランダより
対岸の夜景

 ゆっくりカフェ・ラ・テを飲みつつ、夜景を見てリゾート気分。ときおり航行する船や、スプリト空港に離発着する飛行機のライトが点滅するのが見えました。船や飛行機がライトを点滅させながら動くのを見るのは初めてで、新鮮な驚きがありました。

 トロギールで、こ〜んなにまったりくつろぐとは思ってもいませんでした。あ〜、いいなぁ。
 そういえば、ドライバーさんはホテルに帰ってからビーチで泳ぐとか言っていたそうです。5時間以上運転したのに、本当に泳いだのかなぁ。泳ごうという気になるだけでもスゴイけど…。

 本日の総歩数は、20,835歩。昨日と比べると1万歩減なのに、ふくらはぎがパンパンなのは、シベニクで坂道&階段を上ったせい?マッサージをしてから23時に就寝。

 おやすみなさい。