中欧旅行記 |
成田
漬け鮪の漁師風だし茶漬け
集合時間の約1時間20分前に成田空港に到着。まずは腹ごしらえに軽くお茶漬けをいただきます。
私は←のトラディショナルな鮪のだし茶漬け(800円)、えむちゃんはハーフ&ハーフで2種類のだし茶漬け(1,000円)↓で、写真左は宇和島産 鯛だし茶漬けで写真右は焼き鮭といくらの親子だし茶漬け。お互いに少しずつ分け合って、3種類のお味を楽しみました♪私がハーフ&ハーフにしなかったのは、さすがにそれだとボリュームがありすぎるかなぁ〜と思ったため。
胃にも優しく完食☆
お茶漬けを楽しんだ後、スーツケースを受け取って集合場所へ。
集合場所で添乗員さんにご挨拶&諸注意&Eチケットをいただいて、航空機会社のチェックインカウンターでチェックイン。3-4-3の中央4列のうちの通路側から2席。この座席配列で1席は通路側ですからOK。
チェックインしたら、ハンガリーのフォリントとチェコのコルナに両替。いつもは空港でしない両替をするために早めに空港に行って食事を先にしたのでした。
ハーフ&ハーフだし茶漬け
(写真左は宇和島産 鯛だし茶漬け
写真右は焼き鮭といくらの親子だし茶漬け)
搭乗時間まで1時間40分。カードラウンジで約30分、まったりティータイム。
手荷物検査から出国。出国は3人くらいしか並んでいなくてガラガラ。さくっと出国して搭乗時間の10分前に搭乗ゲートに到着。
搭乗ゲート前で、↓の写真を撮ったり、乗る飛行機の写真を撮ったりしているうちに搭乗開始。
オンタイムで搭乗して、シートに落ち着いて、搭乗機の安全のしおりを見たりしているうちに、搭乗した安心感と早朝からの移動の連続の疲れから、ウトウト。
そうしているうちに、まずドイツ語で、次に英語で、「電気系統のトラブルのため、一旦、電源を落として再起動しまう。」というアナウンスがありました。半分眠っていましたし、次に日本語でアナウンスがあるだろとボケ〜と聞いていたら、日本語のアナウンスは続かず。あれ〜?まぁ〜、再起動して早く動くといいなぁ。
また眠りこんでしまい、どのくらい時間が経ったのか、それともほとんど時間が経っていないのか、やはり眠り込んでいたえむちゃんが目覚めて窓の外に目をやり、「まだ動いていないけどどうしたの?」。なので、先ほどの英語のアナウンスを聞いてざっくりと理解した内容を間違っているかも…の注釈入りで説明。「日本語のアナウンスがなかったの〜」とぼやいたら、その数分後に同じ内容の日本語のアナウンスがありました。間違ってなかった〜。よかった〜。
搭乗してから約1時間30分後、「不具合箇所を発見し、テスト中」のアナウンスあり。不具合箇所が判ったなら、あとは直すだけ。迅速かつ丁寧に、そしてしっかりと直して飛ばしてください。
電源が入っていないから、機内が冷えてトイレに行きたい人が出始めましたけれど、トイレは使えなくて、外に出られないのかCAさんに尋ねる方々が出始めました。
入国審査のエリアに行くとフライトキャンセルになった機に「搭乗していた人はこちらへ」と案内されて、パスポートの“出国”のスタンプの下部に少しかかるところに“出国中止”の黒のスタンプが押されました。そうなんですかぁ、こういう場合、出国中止になるのですかぁ。ふむふむ。
MEAL COUPON
このあと、どうするか決まるまでお食事してくださいと、同じアライアンスグループの日系航空機会社さんのMEAL COUPONを渡されました。エコノミークラスの乗客は1人1,000円。
スーツケースを受け取り、朝の集合場所に戻り、再集合時間を決めてひとまず解散。
旅行会社さんが、きっと代替便を手配してくれるでしょう。
それまでお腹が空いているとも思えないけれど、普通にフライトしていれば1回目の機内食の時間は過ぎていることもあり、時間を潰す意味も兼ねて食事します。
右下の写真のオムハヤシ(ドリンク付)は1,000円しなかったけど、コスパ的には一番かなぁ、と。1,000円をオーバーした分を払うのも何だかなぁな気分でしたし…。
再集合すると、添乗員さんからバンコク経由の便の予約が入れられたとのご報告あり。ほっ、よかったぁ。飛べるぅ。
ただし、乗継ぎ時間を含めて所要時間は約18時間。ブダペストでのフリータイムはカット。朝、ウィーンに着いてから移動・観光なので、「体力的にキツイですよ」 by 添乗員さん
まぁ、行けるならこの際、ブダペストの半日フリータイムは諦めるしかないですよね。
で、新たに予約を入れた航空機会社のチェックインカウンターで手続き開始。
グランドスタッフさん(以下、GSさん)が搭乗券を手渡しながら「バンコク行きでよろしいですね」
私たち「え?ウィーンです。」
GSさん「予約はバンコクまでですが」
私たち「そんなことは…。添乗員さ〜ん!」
GSのリーダー「(GSさんに向かって)添乗員さんに確認してきてください」
オムハヤシライス
私は内心で、「きゃ〜、ドラマと同じで藤崎さん(TBSの連ドラ「あぽやん」の役名)みたいな人がいるんだぁ♪などと、浮ついたことを思い浮かべていたら、隣のカウンターのGSさんたちから「予約がどんどん消えていきます!!!」の悲鳴と大合唱。えぇ〜〜!!!何?!?!?!
分けも判らず、何?何?ばかりが頭をよぎっている間に、その場にいた私たちのツアーメンバーさん全員の予約が消えてしまったようです。今、冷静になって考えるとカウンタークローズの時間になってしまったからなのではないかなぁと思いますが…。
最初にチェックインした(できた)1組2人を除いた全員の予約が消えてなくなってしまったので、再度、今後を考える私たち。
明日の便の予約が取れるかどうかも判りません。
明日、飛べたとして、観光1日目のブダペスト市内観光とフリータイムは割愛、観光2日目の行程からになります。
今、旅行契約を解除しても旅行代金全額を返金します。
とのことでしたので、えむちゃんと私は相談して旅行契約を解除しました。半日フリータイムが割愛されるだけならともかく、ブダペスト観光が全てなくなると行く意味がないかなぁと思いまして。
私たちは旅行を止めて帰る旨を添乗員さんに伝えました。
結局、その場にいたツアーメンバー全員が旅行を中止。
ドラマだと、こういうときに怒り出す人がいるのだけどなぁ…と周りをさりげなく見回してもゴネる気配なし。当たり前ですけれどドラマと現実は違うのですね。
帰宅すると、私、どうしてここにいるのだろう?とか、思っちゃいました。
それから、旅行期間中は、本当だったら○○にいるはずだったのに…と思いつつ、ため息をつきながら過ごしていました。
フライトキャンセルで旅行が中止になった初めての体験でした。
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