スイス・イタリア旅行記 |
サメーダン → ディアボレッツァ展望台 → ベルニナ急行 →ティラノ → ベルニナ急行 → サメーダン
朝食
6時、起床。
7時から7時25分まで朝食。
朝食の選択肢はパン類が少々違った程度なので、食べた物だけご紹介。胃に優しく、軽い感じ(自称)でチョイス。
サメーダン滞在2日目も終日自由行動。この日の添乗員さんのご提案はディアボレッツァ展望台とベルニナ急行に乗車してイタリアのティラノと往復することで、ツアーメンバー12人全員参加。
一応、(列車で)国境を越えてイタリアに入るのでパスポートを持参。
7時30分、ロビー集合。
列車内
サメーダン〜ポントレジーナ
乗車した列車
7時40分、ホテルを出発し、徒歩でサメーダン駅へ。
乗車券は、前日に添乗員さんから渡された列車とバス共通の乗車券を使用。この日は終日、この乗車券を使用して列車に乗車します。
7時48分、サメーダン駅発。乗車した列車は、何と!暖房が入っていました。8月に暖房!!信じられない!!!
7時55分、ポントレジーナ駅着。乗車した列車←は、降車時に撮影。
ポントレジーナ駅で、ティラノ行きのベルニナ急行の列車に乗換え。
8時8分、ポントレジーナ駅発。この列車も暖房が入っていました。ふむぅ。猛暑続きの日本からしたら別天地…まさに別天地なんですけど…。
ベルニナ急行
ポントレジーナ〜ディアボレッツァの
車窓から
この時間はまだ←のように雲が低く垂れこめて天気はイマイチ。
8時27分、ディアボレッツァ駅着。ここで列車からロープウェイに乗換え。
→の鉄道の駅舎(手前の平屋の建物)の奥の建物がロープウェイの駅。
ディアボレッツァ駅
(ティラノへの列車の待ち時間に撮影)
ディアボレッツァ展望台行き
ロープウェイ
ロープウェイ乗車には、これまた前日に添乗員さんから渡されたエンガディンパスを使用。
8時33分、ロープウェイのディアボレッツァ駅を出発。
ロープウェイの車窓に広がるベルニナアルプスの風景は↓。
ディアボレッツァ〜展望台
ロープウェイの車窓から
ディアボレッツァ駅方向
ディアボレッツァ〜展望台
ロープウェイの車窓から
ディアボレッツァ〜展望台
ロープウェイの車窓から
ディアボレッツァ〜展望台
ロープウェイの車窓から
途中、展望台から降りてきたロープウェイ↑とすれ違いつつ、どんどん高度を上げて行きます。
眼下に残雪や氷河が見え出すと、展望台駅もすぐそこ。
8時43分、ディアボレッツァ展望台駅に到着。
標高2,973mのディアボレッツァ展望台は、このとき気温5℃。真夏に一気に5℃は涼しくて快適♪を通り越して、寒い〜!です。
9時55分の集合時間までフリータイム。思い思いにディアボレッツァ展望台での時間を楽しみます。
ディアボレッツァ〜展望台
ロープウェイの車窓から
ディアボレッツァ展望台より ベルス氷河
ディアボレッツァ展望台からはベルニナアルプスが間近に大迫力で迫ってくる……はずですけれども、生憎、雲の多い天候で、ベルニナアルプスの山頂たちは、軒並み雲の中。山頂は見られませんでしたが、間近に迫る山々と氷河の流れを堪能できました。
目を足元に転じて高山植物の可憐な花々を☆
山頂の展望台付近には、いくつもケルン→がありました。
約45分、展望台の周辺を散策し、山々や氷河、花の写真を思う存分撮影すると、そろそろ身体が冷えて、何か温かい飲み物が飲みたくなったので、展望台のレストランへ行きました。
すると、ツアーメンバーさんの何人かが先に来ていて、何やらおいしそうな飲み物を飲んでいます。丁度、その場に居合わせた添乗員さんに聞くと、「ホットチョコレート」とのことなので、私たちもホットチョコレート4.6SFr(約550円)を添乗員さんに助けていただいて注文。
ディアボレッツァ展望台近辺 ケルン
ディアボレッツァ展望台
レストランと窓の外に広がる風景
展望台のレストランの窓からは山々の大パノラマが一望できました。
ディアボレッツァ展望台
レストランにて
ホットチョコレート
セッティングされている席は食事の予約席のようなので、セッティングされていないテーブルの窓辺に陣取り、9時30分から9時50分まで、甘くて熱々なホットチョコレートで冷えた身体を温めます。
絶景を堪能しつつのティータイム。至福の一時♪
腰を落ち着けて、じっと氷河を見ていると、何と!氷河トレッキングを開始するグループがいました!!ガイドさんの諸注意を聞いているところ…な風に感じられました。夏山の醍醐味ですね。お気をつけて〜。
展望台内のお土産物屋さんで、エンガディン地方の名所の写真を使った2016年のカレンダー23.9SFr(約2,870円)をお買い上げして、集合場所へ。
ディアボレッツァ展望台より
ディアボレッツァ駅行き
ロープウェイ
集合場所はお土産物屋さんの出入り口を出たところなので、危なげなく集合時間に間に合いました。
10時ちょうど発のロープウェイで展望台を後にします。
展望台〜ディアボレッツァ
ロープウェイの車窓から
下山時のロープウェイの車窓に広がる景色は→↓。
展望台〜ディアボレッツァ
ロープウェイの車窓から
展望台〜ディアボレッツァ
ロープウェイの車窓から
ディアボレッツァ駅にて
10時12分、ロープウェイのディアボレッツァ駅に到着。
ベルニナ線のディアボレッツァ駅には父子犬連れのご家族が列車待ちしていて、お子さんと犬のあまりの微笑ましさにお父さまの了承をいただいて写真撮影。
ディアボレッツァ駅にて
乗車した列車
10時25分、ディアボレッツァ駅発。
これから、私の今回のスイス旅行のメインイベントであるベルニナ急行乗車…それも往復乗車♪…の旅のスタートです。
ディアボレッツァからビアンコ湖を経てブルージオ駅近辺までのベルニナ急行の車窓から見える風景は、→でお楽しみください。
途中からは晴れてきて、青空が広がる中、青い湖、氷河、山々と、絶景の連続です☆
ディアボレッツァ〜ティラノ
ベルニナ急行の車窓から
ディアボレッツァ〜ティラノ
ベルニナ急行の車窓から ループ橋
車窓からの絶景が続くベルニナ急行乗車の旅の中でも、純粋に鉄道として面白いのがループ橋。ほぼ正円になっている陸橋で、ベルニナ急行のハイライトの1つでもあります。
←まずは、スイス側からイタリア側へ、高度を下げて行きます。
このループ橋を通りたくてこのツアーに参加したと言っても過言ではありません。それが晴天にも恵まれて大満足です。
テンションMAXなループ橋を通過し、祭りの後の気分で、車窓からの風景をまったり眺めていると、しばらくして、スイスからイタリアへの国境を通過しました。停車することもなく、簡単な国境を指し示す立札があっただけですので、「この辺が国境のはず」と注意して外を見ていないと、国境を通過したことすら分からないくらいなものでした。
国境を通過してもコントロールの方は来ず、パスポートチェックなしの肩すかし。
国境を越えると間もなくティラノの街に入ります。
ディアボレッツァ〜ティラノ
ベルニナ急行の車窓から
ディアボレッツァ〜ティラノ
ベルニナ急行の車窓から
ディアボレッツァ〜ティラノ
ベルニナ急行の車窓から
マドンナ教会
ディアボレッツァ〜ティラノ
ベルニナ急行の車窓から
ティラノの街に入ると、左上の写真のように、民家の壁ぎりぎりを列車は走ったり、教会前のロータリーを横切ったりと、マニアックな喜びの連続です。
もちろん、←田舎の田園風景も広がっています。
乗車してから2時間弱、列車内で居眠りをするヒマもないくらい変化に富んだ車窓を楽しめた列車の旅でした。
12時19分、ティラノ駅(イタリア)着。列車に乗車して国境を越え、スイスからイタリアにやってきました。
ティラノ駅
何だか気のせいか太陽の光も明るい気がしてしまいます(笑)。
レーティッシュ鉄道ベルニナ線は箱根登山鉄道と姉妹鉄道になっているそうで、ティラノ駅に→がありました。
ティラノ駅にて
ティラノ駅
ティラノ駅に到着して、駅を再集合場所にして、13時30分まで約1時間のフリータイム。この1時間内で昼食を摂ります。一応、添乗員さんがお勧めのお店にご案内してくれますが、フリータイムですので、どこで昼食を食べても自由。12人中、8人がフリー昼食、4人が添乗員さんと一緒を選びました。
私は、前日が胃の調子が良くなくて添乗員さんと一緒の昼食をパスしてしまったので、この日は一緒を選択。
駅の近くのお店で、12時30分から12時55分まで昼食タイム。→を4人+添乗員さんの5人でシェア。
カルボナーラは普通。お店のオリジナルのハウスピザは、生地がさくさくで美味しかったぁ♪
カルボナーラ
ハウスピザ
水
マドンナ教会
↑これで1人7SFr(約840円)。国境の街なのでスイスフランでのお支払い可でした。
国境を越えたら、格段に物価が安くなったように思えます。
昼食後、同行者さんと私は、ティラノ駅から徒歩約10分の列車内から見たマドンナ教会へ。ちょっと早足で歩いたら汗だく。
マドンナ教会の脇を走るベルニナ急行を見たかったのですが、10分いられるかどうかな短時間だけでは、その幸運には巡り合えませんでした(苦笑)。
一緒に昼食を食べた2人のツアーメンバーさんは、昼食後、添乗員さんとジェラートを食べて「美味しかった〜」だそうです。ええ!ジェラート食べたですか?!うらやましい…。
折角、国境を越えてティラノに来たのに、ティラノ滞在が1時間は短すぎです〜!せめてあと1時間は欲しかったです。イタリアでジェラートを食べている時間もありませんでした。クスン(涙)
13時40分、ティラノ駅発。
ティラノ〜オスピツィオ・ベルニナの車窓から
マドンナ教会
ティラノ〜オスピツィオ・ベルニナの車窓から
ループ橋
ベルニナ急行、来た道を帰ります。先程、駅から汗だくで歩いたマドンナ教会も列車ならアッと言う間で目の前に着いて通過。
帰りのベルニナ急行乗車は、早々にハイライトのループ橋が登場。
帰路は、ループ橋を上って行きます。上りの方がループ感が強くて、分かりやすいかもしれません。
後ろを振り返るとループ橋は、こんな→感じになっています。
帰り道、添乗員さんから希望者は途中のオスピツィオ・ベルニナ駅で下車してビアンコ湖の散策に行くご提案がありました。ツアーメンバーの3分の2は「疲れたので」途中下車せずサメーダンへ帰るほうをチョイス。同行者さんと私は、ビアンコ湖散策をチョイスしました。ここも散策したかったところですので嬉しいご提案です。散策の時間を設けるためにティラノの滞在時間が短くなってしまったのですね。すみません、添乗員さんm(__)m
ティラノ〜オスピツィオ・ベルニナの車窓から
ループ橋
ティラノ〜オスピツィオ・ベルニナの車窓から
←ループ橋を過ぎた辺りからオスピツィオ・ベルニナ駅までの車窓の風景です。
午前中とは、進行方向が反対になった復路の景色です。午前中よりは、昼食を食べてお腹いっぱいになり、まったりした気分に包まれていたので、写真の数は少なくなっています。
散策組がまったり車窓からの風景の移り変わりを楽しんでいる間に、ホテル直帰組は添乗員さんから乗換駅や接続する交通機関の時刻などのレクチャーを受けていました。
15時10分、オスピツィオ・ベルニナ駅着。
駅舎と乗ってきた列車です→。駅のお店で買ったものを飲食できるスペースあり。ここで下車してお茶しながらビアンコ湖周辺の景色を眺めるのも贅沢な時間の使い方ですね。→のお2人さん、絵になる〜♪
ここで16時10分まで1時間のビアンコ湖フリー散策です。
↓に小さく見える、私たちがここまで乗ってきた(ホテル直帰組さんが乗っている)列車をお見送りして、さあ!散策開始☆
オスピツィオ・ベルニナ駅
ビアンコ湖
ビアンコ湖
オスピツィオ・ベルニナ駅とビアンコ湖
オスピツィオ・ベルニナ駅
ビアンコ湖周辺には、少し遅めとはいえ、まだまだ高山植物が数多く咲いていて、ループ橋通過時に勝るとも劣らぬほどテンションが高くなりました(笑)。
花、山、氷河、湖、牛。う〜ん!THE スイス☆気持ちい〜い♪
歓喜の中、喜び勇んでビアンコ湖周辺で、花や湖、氷河を頂く山々の写真を撮っていると、ベルニナ急行の赤い車体が近づいてくるのが見えます。これは格好の被写体♪と撮っていると、反対側からも列車が来てオスピツィオ・ベルニナ駅ですれ違い☆
→で、そのすれ違いの模様をご覧ください。
これは、と〜ってもラッキーな出来事でした(嬉)
オスピツィオ・ベルニナ駅
ビアンコ湖周辺にて
ビアンコ湖周辺にて
オスピツィオ・ベルニナ駅にて
アイスクリーム
そんなハイテンションで過ごしたビアンコ湖でのフリータイムの総仕上げは、アイスクリーム♪2.8SFr(約340円)と少々お高めながら、「今、この場で!(アイスを)食べるのが重要!!」と主張していただきました。不思議にも、皆さん私の主張に納得してくださいました(笑)
16時10分から16時20分の10分でアイス完食。少々、列車の運行が遅れていたので、駅のお店で買って食べられました。
16時20分、オスピツィオ・ベルニナ駅発。
この日のミッションをコンプリートした安堵感と疲れから、列車内では思いっきりゆったりと過ごしました。
オスピツィオ・ベルニナ駅にて
乗車したベルニナ急行
オスピツィオ・ベルニナ〜ポントレジーナの車窓から
オスピツィオ・ベルニナ〜ポントレジーナの車窓から
オスピツィオ・ベルニナ〜ポントレジーナの車窓から
オスピツィオ・ベルニナ〜ポントレジーナの車窓から
ホテル・ベルニナ1865
17時01分、ポントレジーナ駅着。列車を乗換えて、17時05分、ポントレジーナ駅発。 17時12分、ホテルの最寄駅であるサメーダン駅着。駅で解散。それぞれ思い思いにホテルに帰ります。
駅の売店でリベラ2本と牛乳1本を購入して4.75SFr(約570円)。
ホテル・ベルニナ1865
右上の写真の中央部分の道路の上のピンクの回廊がホテルの朝食会場。
17時29分、ホテル着。
17時32分から17時45分まで部屋で買ってきた飲み物を飲んみながら休憩。休憩したら、またまた疲れがでて、この日も持参した日本食で18時15分から18時45分まで夕食。
18時45分から、荷物整理、お風呂、コーヒータイムをして、21時45分、就寝。
本日の総歩数13,065歩。列車の旅がメインだったので、思ったほどは歩いていませんでした。