マカオ旅行記
2016年4月

マカオ


朝食

 朝はゆっくり7時起床。

 7時45分から8時30分まで、ホテルのレストランで朝食。洋・中華あり。卵料理のコックさんがいたので、私は目玉焼き、えむちゃんはオムレツをお願いしました。私の目玉焼きの黄身は半熟どころか、ほとんど固まっていない生に限りなく近いもの。そういうものなのかなぁ?
 麺のコーナーもあったけどコックさんがいなかったので、この日はスルー。

朝食

 サラダとハッシュドポテトでお腹がいっぱいになったので、パンは食べませんでした。レストランの窓際に座るとホテル前の広場が見下ろせるロケーションで解放感があり、気持ちのよい会場でした。
朝食

 食べ物のレイアウト(一部)は→な感じ。

 レストランに行った時間帯のせいか?朝食に訪れている人はまばらでした。

朝食


朝食

 8時35分から8時43分、ホテルの前の公園(バスコ・ダ・ガマ公園)を散策。体操をするおじさん1人、おばさんグループがいらっしゃいました。
 写真のホテルに向かって左側の建物は、コンサート会場かイベントホールのようでした。

 一旦、ホテルの部屋に戻って休憩&観光の支度をして、9時5分に部屋を出て、ロビーへ。
 この日はオプショナルツアーで、“マカオ世界遺産めぐり”です。

バスコ・ダ・ガマ公園から
ホテル ロイヤルマカオ


ホテル ロビー

 ロビーで待つこと数分、この日のガイドさん(日本人女性)が、私たちをピックアップにいらっしゃいました。

 この日の“マカオ世界遺産めぐり”の申込者は、何と!私たち2人だけ!!ガイドさんを私たち2人で貸切です。蘇る台湾の高雄観光。

 この日、私たち2人のために配車されたバスが、↙↓。

バス
(昼食に向かうときに撮影)

 マカオ世界遺産めぐりは、基本、徒歩観光なので、バスに乗車するのはホテルから最初の観光箇所、昼食のレストランへの移動と、昼食のレストランから次の観光箇所への移動のごく短時間のみ。

 それなのに、この50人乗りの大型観光バス。客は私たち2人。それにガイドさん1人とドライバーさん。

バス 車内
(昼食に向かうときに撮影)

 「席はどこでもご自由に」と言われても、どこに座ったらいいのか、逆に困ってしまいました。
 9時20分、“マカオ世界遺産めぐりスタート。 
 ホテルを出て早々に車窓から一瞬だけ見えるギア要塞。→写真中央の黄色い建物の上部にうっすらと見える小高い丘にギア要塞があります。これが、この日最初のマカオ世界遺産との出会いです。まぁ、ギア要塞は車窓からとリーフレットにも書いてありますから、次の日に個人的に行く予定にしていましたし…。

 バスに乗車すること数分で午前中の徒歩見学のスタート場所に到着。この後は、昼食場所に移動するまでバスには戻りませんので、観光に必要なものを全て持って降車。

 カモンエスはポルトガルの詩人。

ギア要塞


カモンエス広場


 カーサ庭園は、東方基金会所有で門からの見学のみ。
カーサ庭園



東方基金会
(門内がカーサ庭園)


プロテスタント墓地


聖アントニオ教会


聖アントニオ教会 内部

 カモンエス広場から聖アントニオ教会までは、それぞれ歩いて2~3分くらいのところにまとまってありました。

 聖アントニオ教会から、次の目的地のナーチャ廟までは、ゆっくり周囲の街並みを見ながら歩いて約6分。

 →のヨーロッパの街並みを思わせる坂道を登った聖ポール天主堂跡の裏手にナーチャ廟はありました。

聖ポール天主堂跡(中央奥の建物)


ナーチャ廟と旧城壁

 ナーチャ廟と旧城壁が世界遺産。

 ナーチャ廟に祀られているナーチャ様は、「西遊記」の孫悟空のライバルだそうです。

 聖ポール天主堂跡のすぐ裏手にあるのに、こちらは訪れる人も少なめで、静かに見学ができました。
 マカオを代表する観光地の聖ポール天主堂跡は、訪れる観光客が多く、思い思いに記念写真を撮る人で溢れていました。

 聖ポール天主堂は19世紀に焼失した後は、再建されずに、ここにあるそうです。

 江戸時代初めにキリシタン迫害を逃れてマカオに来た日本人もいて、それらの人々によって聖ポール天主堂のマリア像の周りには、牡丹や菊が彫られたとのことです。

聖ポール天主堂跡


セントポール天主堂跡より
モンテの砦

 モンテの砦はセントポール天主堂跡から見上げての見学。
 イエズス会記念広場は、セントポール天主堂跡の階段下の広場ですので、こちらもセットで見学(笑)

 イエズス会記念広場の隅にある「男女」像の男性はポルトガルを、女性は中国を表しているのだそうです。

イエズス会記念広場


廬家屋敷

 廬家屋敷は絶賛修復中。修復中でも内部見学はできました。お金持ちのお屋敷の構造や窓などが、見ていてとても面白かったです。

 廬家屋敷から大堂(カテドラル)に向かうときに、脇道の坂道を登る途中のこじんまりしたお店(大利来記)を「このお店のポークチョップバーガー(猪扒包)が美味しいです」とガイドさんが教えてくれたので、翌日の昼食場所に決定!
 帰国後で調べたら、ガイドブックに載っていたけれどセナド広場から遠いので、食べに行く候補からはずしていたお店の分店でした。こういう地元に精通したガイドさんならではのグルメ情報は、ありがたいです。
 大堂(カテドラル)内部は、カメラ・ビデオ撮影禁止。祭壇が、グリーン、ピンキ、イエローのパステルカラー
大堂(カテドラル)と大堂(カテドラル)広場


聖ドミニコ広場と聖ドミニコ教会


三街会館(関帝廟)


三街会館(関帝廟)

 三街会館(関帝廟)は、市場の会議室が始まりだったそうです。

 三街会館(関帝廟)のあとはセナド広場に面した仁慈堂の外観を見学して、午前の部は終了。

 バスに乗車して、マカオタワー内にある昼食のレストラン(360°カフェ)へ移動。
 セナド広場から、マカオタワーまで、バスで約10分。ゆっくり休憩する間もく到着しました。

仁慈堂とセナド広場


360°カフェ

 12時から13時まで、マカオタワーの360°カフェでバイキングの昼食。
 食べたのは、↓→。洋・中でまとめ?てみました。

同じ現地会社催行の“マカオ1日観光”に参加の皆さんも同じレストランで昼食で、先に到着されていました。そちらの参加者は6名だったかな。











マカオタワーからの眺望

 私たちとそちらの方々は席は別々でした。

 私たちのガイドさんは、そちらのガイドさんと一緒に、どこか違うレストランで昼食だったようです。

 昼食後は、バスで媽閣廟へ移動
。セナド広場から西方向に最も遠い世界遺産にバスで移動して、徒歩で世界遺産を巡りながらセドナ広場へ戻る行程です。

バラ広場


媽閣廟

 バラ広場は、ポルトガル人初上陸の地だそうです。
媽閣廟


媽閣廟


媽閣廟


媽閣廟

 媽閣廟は、ちょっとした丘のようなところ一帯に、様々な建物が建てられていて、それらを巡るのがとても楽しかったです。

 媽閣廟から10分近く歩いたところにある港務局は、インド人の住居跡で、イスラムチックな装飾が見られるとのことです。

港務局


リラウ広場


鄭家屋敷


聖ローレンス教会

 聖ローレンス教会は結婚式に使用されている教会だそうです。パステル調の色調が可愛い雰囲気です。
聖ローレンス教会

 聖ヨセフ修道院及び聖堂の聖堂には、ザビエルの右上腕が聖遺物として祀られています。
 また、パイプオルガンは、マカオではこの聖堂にあるものだけだそうです。

聖ヨセフ聖堂



聖ヨセフ修道院及び聖堂


聖ヨセフ聖堂
ザビエルの右上腕の聖遺物


ドン・ペドロ5世劇場(左)と
聖オーガスティン教会(右)

 ←道を挟んで世界遺産の建物が建っています。
ロバート・ホートン図書館


聖オーガスティン広場


民政総署

 民政総署は、ポルトガル人が議会として使用していた建物で、今でも議会が開かれているそうです。

 内装も青いタイルが使われていたり、ポルトガル風。

民政総署

 ↓庭も青いタイルが使われていて、いい感じ。
 セナド広場に面した民政総署が“マカオ世界遺産めぐり”最後の見学場所。15時20分、オプショナルツアーの全行程終了。

 参加者が私たち2人だけで小回りが利いたのか、歩くスピードのせいか、はたまたその両方か、時間的な余裕があったようで“マカオ世界遺産めぐり”のパンフレットでは外観見学と表記されていた箇所でも、ちょこちょこ内部見学する時間をいただけてラッキーでした。

 ガイドさん、楽しいガイド、ありがとうございました。大満足の“マカオ世界遺産めぐり”でした♪

民政総署


ロード・ストーズ・ベーカリー

 ガイドさんに場所を教えてもらったセナド広場近くのバス停から路線バスに乗車して、コロアン地区にあるエッグタルトの有名店ロード・ストーズ・ベーカリーへ向かいます。

 15時51分に出発し、目的のバス停には16時30分ころに到着。バス代は1人6.4MOP(約130円)(おつりは出ません)。バスは20人乗りくらい?の中型バスで、時間的に下校途中の小学生、幼稚園児とそのお母さんでぎゅうぎゅう。運転もスピード感、躍動感溢れるものでした(この表現で察してください)。
 かなりヨレヨレになって、ロード・ストーズ・ベーカリーへ。エッグタルト1個10MOP(約200円)とアイスミルクティ1つ10MOP(約200円)をそれぞれ購入。

 エッグタルトの生地はパイ生地でサクサク、タルトの中身はプリンみたいにプルプルで熱々で美味しい♪このエッグタルトを食べたくて、ここまで来た甲斐がありました。
 アイスミルクティは普通のミルクティで一気飲み。

 目的のエッグタルトが美味しくて、意気揚々と周囲を散策。

エッグタルト


聖フランシスコ・ザビエル教会

 聖フランシスコ・ザビエル教会をちょっとのぞいたりしてから、帰路に着きました。

 17時15分ころのバスに乗り、降車のバス停を間違えて、かなり先で降車してからセナド広場に戻ったのが18時25分。

聖フランシスコ・ザビエル教会 内部


皮蛋と豚肉粥

 夕食のレストランとしていろいろ候補をあげていたものの、路線バスの旅に疲れ果てた私たちは、えむちゃんの「昨日のところにしよう」の一言で、黄枝記へ。

 18時30分から19時まで夕食。

 この日は、私は皮蛋と豚肉粥38MOP(約760円)、えむちゃんは艇仔粥40MOP(約800円)。
 メニューには皮蛋と豚肉粥とあったけれど、私的には鶏肉だったように思えます。。皮蛋粥は、味がしっかりしていて、粥、皮蛋ともに香港の空港で食べたものよりも私としては美味しかったです。
 えむちゃんが頼んだ艇仔粥を少しおすそ分けしてもらって食べましたが、海鮮粥でイカが柔らかくて、こちらも美味しい♪

艇仔粥


聖ポール天主堂跡

 夕食を食べて、少し元気を取り戻して、19時15分から19時30分、ぶらぶらと聖ポール天主堂跡まで夜景見物に歩きました。同じようにライトアップされた聖ポール天主堂跡へ歩く観光客の方々もちらほらといました。

 ライトアップされた聖ポール天主堂跡を見て満足したので、ホテルに戻ります。
 20時、ホテル着。

 23時、就寝。

 本日の総歩数は、20,528歩。