台湾旅行記
2019年6月

羽田 → 台北 → 台中


羽田空港 伊藤園

 2019年の特典航空券での旅行先は、えむちゃんと一緒にう~んとイロイロ考えて再びの台湾。2013年の台湾旅行では訪れなかった台中、台南を訪れる旅です。台中・台南・台北旅行で考えた結果、某旅行会社のツアーの台中・台南・高雄・台北ツアーの「現地集合パッケージ」プランで手配を依頼。

 高雄はなくてもよかったのですが、台中と台南のみのプランがなかったのでやむなしです。手配を依頼した旅行会社が2013年と2019年では違う旅行会社にしたので、高雄での観光内容に若干の違いがあり、台北の観光内容は全く違っていましたから、まぁいいかなっと。
 旅行代理店で申込みをしたときに、「入国カードは出発前にWEBで手続きできて、記入漏れ等があると先に進めない作りなので、当日に入国カードを書くよりも楽ですから、WEBで手続きしてください」とお勧めされました。素直にWEBで台湾への入国カードを提出。

 「台湾の松山空港到着後には両替をしないで、集合場所にきてください」と旅行会社から案内があったので、出発日の数日前に両替済。

 フライトの出発時間の3時間以上前に羽田空港に到着したのは、早めにチェックインして、伊藤園でほうじ茶のドリンクを飲み&食べたかったから(笑)。
 
 7時5分にグローバルWi-Fiのカウンターへ行くと、そこそこの列。7時20分に手続き終了&受取。

 7時23分から7時28分、チェックイン。席は3-3-3配列の窓側3席のうちの通路側2席を特典航空券を予約したときに指定済(^^)v

 7時33分から8時08分、念願の伊藤園でほうじ茶白玉あずきソフト650円(税込み)をおいしくいただきました。出発前からスイーツ(^^♪

 8時21分から8時35分、X線検査、出国。

 8時40分から9時20分、カードラウンジでアップルジュースとアイスコーヒーを飲んでのんびり。

羽田空港 伊藤園
ほうじ茶白玉あずきソフト



 9時23分、搭乗ゲート前に到着。

 9時45分、定刻よりも10分遅れで登場開始。

 9時50分、搭乗。

 10時8分、ゲートを離れる。

 10時31分、離陸。

 10時41分、おしぼりのサービス。
 10時57分から11時25分、機内食。
 和食の鶏唐と彩り野菜弁当と洋食のシーフードのトマト煮込みバジル風味から、和食の鶏唐と彩り野菜弁当を選択。冷たいドリンクにかぼすジュースをいただきました。
 ご飯が残念ながらべちゃべちゃだったので食べず、唐揚げ、しいたけ、たけのこ、サラダ、サーモン、ケーキを食べました。食後に温かいドリンクで日本茶をいただきました。

 食後は映画を見ずに…2013年の台湾旅行で映画1本が見終わらないと学習したので…フライトマップを見ながらウトウト。入国カードを機内で書かなくていいのは楽です。

 12時45分(台湾時間、以下同じ/日本時間-1時間)に台北の松山空港にランディング。



機内食 鶏唐と彩り野菜弁当

 12時51分、ゲートに入る。

 12時54分、降機。

 13時02分から13時08分、入国審査。パスポートを提示して、「WEB」と言うと入国カードをWEBで提出済みと理解してくださり、何やら機器を操作。無事、入国審査終了。

 13時10分、スーツケースをピックアップ。

 13時12分から13時14分、税関。
 13時15分、制限エリアから出て見回すと「えむちゃんさま、みやさま」ボードを持って待っていてくださる現地人女性さんがいました。何やらお隣りに立つ同年配の女性と歓談中。「同じ行程を私たちと一緒に旅行する方かな?」と内心思いながら近づくと、その女性はスッと立ち去って行きました。アレレ?
 あとで、このときのことをえむちゃんに話すと、えむちゃんも最初その女性を同一行程を旅する方かと思ったそうです。一体、あの女性はなんだったのでしょうか。
 ボードを持っていた現地人女性さんが現地ガイドさんで、このときから3日目の台北のホテルへのチェックインまでガイドしてくださいました。

 私たちが合流するとすぐにクルマへ移動。この日、私たちが申込んだ行程で旅行するのは私たち2人だけのようです。ということで、現地ガイドさん、ドライバーさんと私たち2人が、8人乗りのベンツのバンに乗り込んで出発。現地ガイドさん1人に私たち2人。お話しの相槌を打つのが…。

日本茶

 私たちが乗り込んだクルマは、高速道路を使用して台中へ向かいます。

 高速道路で私たちの周囲を走る自動車を見ていると、乗用車に限ってみると、日本車が70%、ドイツ車で30%で、その他の国の自動車はほんの僅か。私は1台、KIAを見かけたきりです。クルマの話をしていると現地ガイドさんから「台湾人は日本車が好きです。燃費がいいから」と説明がありました。

 高速道路から見える田は、稲が実って収穫を待つばかりの田、収穫された稲穂が干されている田、これから田植えするために水が張られた田、植えられたばかりの苗の田、と千差万別、てんでんばらばら。日本だったら、この季節ならほぼ同じ生育状況なのに、これって…「もしかして二期作?」と、えむちゃんと話していると、現地ガイドさんに聞こえていたようで「台湾では三期作です」。三期作ですと!ビックリです。さすが南国。

 そこから、現地ガイドさんが考える、なぜ大陸の国の方、台湾の方が日本旅行すると炊飯器を買って帰るかの話となり、「日本に行くとご飯(お米のご飯=白飯の意)がおいしい、これは炊飯器のせいだと考えて炊飯器を買う」のだそうです。で、現地ガイドさんも日本で炊飯器を買って帰ってご飯を焚いたら日本で食べたほど美味しくなくて、「これはお米が違うからだと考えて、次の日本旅行でお米を買って帰った」そうです。お米!重いのにお米買ったですか?!そして日本米を日本製の炊飯器で焚いても日本で食べたほどおいしくなくて「これは水が違うからだ!と思ったので、おいしいご飯は日本へ食べに行くことにした」そうです。

 「今年(2019年)の4月に友達と「スラムダンク」の(日本国内の)聖地巡りをして、今月(2019年6月)の末に、あぐー豚を食べに沖縄に行きます。LCCの予約をしてあります。(台湾から)沖縄に行くならLCCで十分」だそうです。
 え~っと、私たち、沖縄へ行ったことありません。あぐー豚も食べたことありません。(^_^;)
 なんだか台湾に来るのにLCCで十分だよ~と言われているような気が、えむちゃんも私もしましたが~、私たち特典航空券を利用して台湾に来ているのでLCCよりも…。

 現地ガイドさんから台湾が初めてか尋ねられ、台湾は2回目で1回目に行ったところは、台北・高雄・花蓮の太魯閣渓谷とお答えすると、「それは、ずいぶん前ですね。大地震があって、そのときに花蓮のホテルが倒壊したので、それからは日本のツアーでは花蓮の設定はなくなっています。」だそうです。今回の旅行のためにパンフレットを何種類も見ていて、花蓮の太魯閣渓谷の観光が入っているツアーがないのが不思議だったのですが、そういう理由だったのですか~。台湾に来て初めて知る衝撃の事実。

台中 春水堂

 車窓を流れる台湾の風景を見ながら、ときどき、現地ガイドさんと↑のような台湾豆知識(?)のお話しをしているうちに、15時05分ころに台中市内に入りました。

 台中での最初の観光は台中が創業の地の春水堂で本場のタピオカミルクティを飲むこと。
 ここで、現地ガイドさんから、タピオカミルクティはとても甘いので、正規の甘さだと甘すぎるので、糖分50%か30%のほうがよいとのオススメがありました。えむちゃんと相談して、素直に糖分50%と30%を1つずつお願いしてシェアすることにしました。
 15時12分から15時40分、春水堂でタピオカミルクティタイム。ただし、私たちが行ったお店は本店ではなく支店だそうです。

 この春水堂でのタピオカミルクティは、私たちの個人的な趣味での行動ではなく、ツアーの行程に含まれているものです。ですから、現地ガイドさんが注文、受取りの全てを行ってくださいます。私たちは座ってタピオカミルクティが来るまでトイレに行ったり、店内の写真を撮ったりしていました。

 レジで注文&会計して、↓の番号が呼ばれたら、受取りに行きます。

台中 春水堂 店内

 どうやら、この旅行(2019年)時、このサイズのタピオカミルクティは1杯70元(約280円)だったようです。
台中 春水堂
タピオカミルクティ


台中 春水堂
番号札&レシート

 糖分控え目のタピオカミルクティ。糖分50%と30%の違いは、そこまで大きな甘さの違いはありませんでした。

 なんとなく糖分50%が好きかな?と思うくらいでしょうか。

台中 一中街夜市
I PLAZA愛廣場

 ツアーの行程では夕食後のはずの一中街夜市の散策ですが、天候が不安定な時期でもあり、夕食後も雨が降っていない保障はないので、雨の降っていないこのタイミングで一中街夜市散策をしてしまおうという現地ガイドさんの提案を了承。春水堂から一中街夜市の場所へ直行しました。

 16時から16時30分、一中街夜市のフリー散策。夜市の場所で集合時間を決め、その場を再集合場所にしてフリー散策です。

台中 一中街夜市
老虎堂黑糖專賣

 私たちが向かったのは、←の建物内にある老虎堂黑糖專賣 ↑。
 はい、タピオカミルクティのはしごです(爆)。

 きなこ+黒ゴマのタピオカミルクティ60元(約240円)。タピオカミルクティにきなこと黒ゴマが乗っているので、それをかき混ぜて飲む&食べると超々甘い、極甘かつお腹に貯まる一品でした。春水堂のタピオカミルクティのお上品さからは真逆のB級グルメ感爆裂の品でした。
 話しのネタに飲んでみましたが~、リピするなら春水堂のタピオカミルクティです。

 はち切れそうなお腹を抱えて、一中街夜市の散策です。

台中 一中街夜市
老虎堂黑糖專賣
きなこ+黒ゴマのタピオカミルクティ


台中 一中街夜市

 一中街夜市は、←な感じで屋台が並んでいました。

 どこかおススメの果物の屋台を現地ガイドさんから聞いておけばよかったなぁ~と、ブラブラ歩きながら思ったりしました。

 ←路面、濡れていますね(^_^;)

 一中街夜市の散策終了後、台中の宿泊ホテルへ向かいます。
 16時45分、宿泊ホテルのザ スプレンダー台中(台中金典酒店)に到着。

 2013年の台湾旅行のとき特典航空券をとったので、ホテルは少し贅沢しようとワンランクアップグレードしたら、高雄のホテルが私たち的に広すぎて落ち着かなかったので、2019年の台湾旅行ではホテルのアップグレードはしませんでした。

 フロントは何階だったか忘れましたが、確か1階ではなくエレベーターで上った記憶があります。

ザ スプレンダー台中
(夕食後に撮影)


ザ スプレンダー台中
ロビー
エレベーターからフロント方向

 ← ロビー広し →

 現地ガイドさんがチェックイン。
 部屋のキーと翌朝の朝食の食事券を受取り、この日の夕食開始時間とレストランの場所、翌日の集合時間と集合場所を聞いて解散。現地ガイドさんは近くの別のホテルに宿泊するようです。

ザ スプレンダー台中
ロビー


 16時48分、部屋に入りました。部屋に入ったら、まずは部屋の写真撮影。
ホテルの部屋


ホテルの部屋

 部屋は広く、スーツケースを2つ余裕で置けます。
 ポットあり。水が4本、カップが4つ。TVはPanasonic。
 トイレと…バスルームは?

ホテルの部屋


ホテルの部屋

 ん?ドアがあり ← 奥にも部屋があります。これは…
 奥の部屋に行ってみると、そこにもベッドがドーン →。どうも、奥の部屋が主寝室らしいです。

 さらに奥の部屋を見渡すと ↙ にドアがあるので行ってみると…

ホテルの部屋

 奥の部屋のさらに奥に進んで右手にウォークインクローゼット →。
ホテルの部屋


ホテルの部屋

 さらに左手の奥に進むと、トイレ!と洗面台、バスルームが並んでいました。

 ベッドルームが2つ!トイレが2つ!

 洗面台を真ん中にトイレとバスルームの配置は、 ↓ な感じ。

ホテルの部屋


ホテルの部屋


ホテルの部屋

 予想だにしていなかった展開に思わず、えむちゃんと顔を見合わせて唖然とする私たち。

 この部屋には、珍しいものがありました。それが ↓ 室内の照明のコントロールができます。
 無駄に先端技術。

 無駄に広い。

 ということで、台中のホテルの部屋の修飾語は“無駄に広い”になりました。

 ベッドルームが2つあるから、それぞれ1室づつ使おうか?などと相談。

ホテルの部屋


朝食の食事券

 出入口の避難経路で部屋を確認すると、この部屋は

“スプレンダー スイート”で、室料が1室1泊19000元(約76,000円)。

 はい~?旅行会社とホテルで、どういう契約になっているのか謎すぎます。個人で手配するとしたら、絶対に!予約しない部屋です。

ホテルの部屋


ホテル 15階のレストランフロアより

 部屋が無駄に広くて、あちこち見て回ってワチャワチャしているうちに、そろそろ夕食のレストランへ行く時間になりました。

 夕食は、18時から19時までホテルの15階のレストラン「金園」で。

 ← レストランに行く途中で、レストランと同じ階にプールがあるのを発見。時間的、天候的に、誰もいませんでした。
 18時少し前に行くと、すぐに席に案内されました。

 旅行会社名が記載されたメニューがありましたので、この旅行会社で申込んだツアー客でこのレストランで夕食を摂るときは、全て同じメニューではないかと思われます。

 テーブルには温められているジャスミン茶がセッティング。冬瓜茶から夕食スタート。ビールまたはオレンジジュース1杯が夕食に付いているということで、オレンジジュースをお願いしました。

ザ スプレンダー台中
15階 レストラン 金園


冬瓜茶



九宮格



オレンジジュース
ジャスミン茶(奥のポット)

 ↑ 九宮格は地方の名物とのことで、メニューに9つのそれぞれの名前が載っているのですが、メニューの記載順と料理の並び順が違いました(唯一、判別できるタコで推察)。とりあえず、メニューに記載されている順で記載されている料理名は、サァカォルン、五味タコ、東港桜エビ、新竹ルンビ、東港からすみ、宜蘭フェカン、台湾原住民の焼豚、客家のたけの煮物、宜蘭ヤサンです。

 スープは優しいお味で、セサミチキンラーメンはニュウメンのような麺で鶏肉は柔らかでした。

 食べても何の辛さかわからなかったイカのピリ辛炒め以外は、おいしかったです。

 ジャスミン茶は飲みきったら、お湯を継ぎ足してくれました。

メニュー


アンチョビ入りスープ


季節の野菜炒め


セサミチキンラーメン


台南のエビ包み揚げ


イカのピリ辛炒め


揚州炒飯


季節のフルーツ


デザート

 デザートは肝心の食べ物の写真を撮っていないので、どういうものだったのか記憶がありません。
 「合時靚甜湯」とメニューにあり、「デザートはあずき味」と自分用のメモに書いているので、あずき味の液状のものだったのではないかと推測しています。
 1つの料理を食べ終わってから、次の料理を出してくれるので、ゆっくりと写真撮影&食事ができました。

一福堂

 夕食後、19時30分から19時53分、ホテル近くの一福堂へ、レモンケーキを買いに出かけました。
 レモンケーキ1つ35元(約140円)

 このときは満腹だったので、後日、このレモンケーキは高雄から台北への新幹線車中でのおやつになりました。

一福堂 レモンケーキ

 ホテルに帰り、ホテルの部屋の奥の部屋から台中の夜景を見ているときに、えむちゃんが重大な事実に気づきました。それは、この奥の部屋は大通りに面しているので、自動車の走行音がかなりうるさいということです。

 この音の中で眠るのは…と考えて、結局、奥の部屋は荷物置き場となり、出入口のある部屋で、2人とも眠ることにしました。

 “無駄に広い”を実践(^_^;)

ホテルの部屋から 台中の夜景

 20時から21時15分、お風呂。

 21時15分から21時45分、コーヒータイム。

 22時45分に就寝。

 この日の総歩数は、9,921歩。