台湾旅行記
2023年11月

淡水


淡水駅 ホーム

 象山駅を出たときは地下鉄だったMRT淡水信義線は途中…半分以上過ぎたころ…から地上を走るようになりました。

 象山登山で疲れた身体で気持ちよく列車に揺られて1時間弱、12時37分、淡水駅着。

淡水駅 ホーム

 右上の路線図の端から端まで乗車しました☆↗
 MRT淡水信義線を全線乗車したら、かなりの距離を移動するはずで、そうすれば天気も変わっているのでは?と心の中で少し期待していましたが、やはり淡水も傘を差すか差さないか微妙なところの霧雨模様でした。

 淡水駅舎でトイレをお借りして、最初に向かったのは駅前のセブンイレブン(笑)

 微炭酸のアップルとブドウの500mlペットボトルを購入。ノドを潤します。美味しい!

淡水駅


淡水 淡水老街広場

 12時45分、淡水老街散策開始。

 淡水駅前には、淡水老街広場があり、張りぼて(本物ではありませんでした)の機関車がありました。

 淡水老街は、生鮮食料品を扱うお店が多かったです。
 淡水老街散策は12時45分から13時15分の30分でした。

淡水 淡水老街広場


淡水老街


淡水老街

 淡水老街を通って福佑宮へ行くと、そこには絶賛工事中の建物がありました。場所からしてここが福佑宮のはずです。

福佑宮

 最初、工事現場だと思って通り過ぎるところでした。

 主殿の工事をしているものの、内部は参拝できるようですので見学させていただきます。

福佑宮


福佑宮

 左右の門のある副殿の屋根の上には、左右それぞれに異なる彫刻があります。副殿の守護者さまでしょうか。

 出入口の両脇は精緻な彫刻がいっぱい。

福佑宮 龍門

 13時20分から福佑宮の内部見学。
 福佑宮は、1782年創建の道教の女神にして航海・漁業の守護神である天上聖母(媽祖)を祀る淡水最古の廟だそうです。

 龍門から副殿内に入って、2つ目の廟が太歳殿。

福佑宮 太歳殿

 太歳殿におわすのは、中国の民族宗教と道教における女神で仏教の摩利支天が道教化された神で日と月と星辰を司る斗母元君らしいです。

 斗母元君の周囲には、60の干支にあたる六十太歳神が取り囲んでいます。

福佑宮 太歳殿

 副殿のこの辺りは工事前なのか工事が終わった後なのか、普通にそれぞれお住まいの廟に神さま方は鎮座なさっていました。

福佑宮 文昌帝君

 福佑宮にも文昌帝君がいらっしゃいました。前日の龍山寺に続いてのご挨拶です。

福佑宮

 お札のお焚き上げでしょうか。福佑宮の方と思われる方が、炎が燃え盛る竈(?)にお札を投入していました。

 ここを通り過ぎると工事中のエリアへ。
 立体的で色彩豊かな彫刻が面白いなぁ~と見ていると、幼稚園生の集団が入ってきました。さすがに嬌声を上げることはありませんが、小さな子たちが、ちょこちょこと周囲を歩いたり、立ち止まったり、しゃがみこんだり…これは一体?

 本来は正殿におわすであろう神々は、正殿工事中につき、会議室のようなところにお集まりになって仮住まいとされていました。

 こちらの神々も正殿工事が終わったら、本来おわす正殿でお目にかかりたいです。

福佑宮


福佑宮 天上聖母(媽祖)


福佑宮

 会議室?に仮住まいされている諸神にご挨拶し、先ほどとは別のもう1つの副殿へ行きます。

福佑宮 城隍爺
左右に関聖帝君と福徳正神


福佑宮 開山殿


 文昌帝君に続いて城隍爺も福佑宮にいらっしゃいました。城隍爺も文昌帝君も道教のメジャーな神さまのようです。

福佑宮

 もう一方の副殿も通常営業中。正殿だけが工事中で残念でした。

 正殿の屋根には龍の彫刻が多数。

 副殿→正殿→副殿と拝観して、13時40分に福佑宮の見学終了。

福佑宮 正殿屋根