アンコール遺跡旅行記 |
シェムリアップ(アンコール・ワット)
アンコール・ワット
4時、起床。アンコール・ワットの朝日鑑賞のため早起きです。
5時10分、防虫スプレーをかけまくってから、部屋を出ます(5時20分出発予定)。
ロビーにスタンバっているガイドさんにご挨拶。
5時20分、大型バスでホテル出発(以降、バスと記述)。
5時35分、アンコール・ワット前でバスを降車。
ざっくりとした順路としては、「西門から入って出る」です。
まだ暗闇の中を懐中電灯を使い…このためだけに持って行きました…、足元を照らしながら歩きます。
アンコール・ワット
アンコール・ワット
西参道
ガイドさんに従って歩くうちに、じょじょに空に光が差してきて、アンコールワットのシルエットが浮かび上がります↑。
瞬く間に空が白々と明けはじめたころ、ガイドさんから「(アンコール・ワットに向かって)左側の聖池は修復工事中のため右側の聖池は混んでいます。時間になったら、おススメスポットにご案内します。」ということで、フリータイムになりました。
5時45分から6時25分まで、フリータイム。
混んでいるという右側の聖池がどのくらい混雑しているのか、行ってみないと分からないですし、最初から諦めるのはイヤですから、同行者さんと行ってみました。背の高い欧米人さん方が前列に陣取って群れを成しています。
アンコール・ワット
向かって右側の聖池
アンコール・ワット
向かって右側の聖池
どこか、隙間はないかと探し回った末に、前の人と人の間、前の人の頭越しに精一杯腕を伸ばして何とか撮ったのが、左の写真です。
これで、もう少し朝日の光が差していればいうことなし…かな?少~し(大分?)雲が多いのは、どうにもできない自然の天候ということで…。
向かって左側の聖池に移動して、修復の囲いの隙間から撮影。人は少ないものの、聖池の位置とアンコール・ワットの位置関係から、聖池に写ったアンコール・ワットの祠堂に聖池の岸が写ってしまいます。
ここまで撮って、満足して集合場所近くに戻りました。
アンコール・ワット
向かって左側の聖池
集合時間になり、ガイドさんおススメの場所に移動。
アンコール・ワット
ガイドさんおススメの場所は、アンコール・ワット中央祠堂に向かって左側の聖池近くの木立ち付近。
そこで、撮ったのが左の写真です。聖池の逆さアンコール・ワットはないものの、後ろから朝日の光がかろうじて見え、空も染まっていい感じ。
ここで、少し写真撮影し、6時35分、「もう日の出の時間を過ぎて、日は上ってしまっていますから、帰りましょう」と、ガイドさんから声がかかりました。
アンコール・ワットの日の出は、地平線から雲に隠れたまま雲の上に上ってしまったようです。
アンコール・ワット
アンコール・ワット
アンコール・ワットの背後から上る朝日鑑賞はできませんでしたが、朝焼けは見られたので、まぁ、いいかなぁな感じで帰途につきます。
アンコール・ワット
参道の敷石の足型は何でしょう?どこかで使われていた石が紛れ込んだとか?そういうことがあり得るのでしょうか?
アンコール・ワット
振り返って、アンコール・ワットに別れを告げます。
6時45分、バス乗車・出発。
6時55分、ホテル着。
部屋には戻らず、朝食のレストランへ直行します。
6時55分から、朝食開始。
この日のセレクトは、右の写真のものと、カフェオレとクイティウ。
前日あったマンゴージュースがなく、パイナップルジュースだったのが私的に残念。
朝食
朝食 クイティウ
前日、少しずつ、イロイロ食べた結果、このセレクトに落ち着きました。
このセレクトを見た同行者さんは、「ずいぶん減ったね」。
ワッフルは、固くて切りにくかったので次はないです。
プレーンヨーグルトは、固くてしっかりしたヨーグルトで美味しいですが、胃にがっつり重く、ボリューミィに感じました。
朝食 カプチーノ
ソカ シェムリアップ ホテル
ロビー
7時40分、朝食終了。
部屋に戻り、休憩と観光の用意。冷蔵庫で冷やしていた2人分のスポーツドリンクとお茶のペットボトルをクーラーバッグに入れます。
8時08分、部屋を出てロビーへ(8時15分集合出発予定)。
全員が集合しバス乗車。バスに乗車した途端、揚げ物のよい匂いがします。
昼食用のお弁当が、バスの最前列に既にデンと座って待ち構えていました→。
3日目の昼食がお弁当なのは、パンフレットに記載されていました。ですから、どこか途中でお店に寄って、積み込むのかな~と勝手に推測していました。なので、積込み済みのお弁当にびっくり。
バスの車中 昼食のお弁当
シェムリアップ郊外
8時15分、ホテル出発。
今回の旅行の1日目、シェムリアップに到着したときは真っ暗になってから。3日目にして、初めてシェムリアップの郊外の風景を楽しみます。
以下、←ここから6枚の写真は、走行するバスの車窓から撮影したものです。
オートバイ、もしかしたら4人乗り→?
シェムリアップ郊外のコーケー遺跡群へ向かう途中、ガイドさんからシェムリアップとその近郊のお話アレコレがありました(順不同/かなり要約)。もしかしたら記憶違いがあるかもしれません。覚え違いしていたら、すみません。
シェムリアップ郊外
シェムリアップ郊外
・カンボジアではオートバイ運転に免許は必要ない
・通勤・通学に利用できる公共交通機関がないため、通勤と子供の通学の送り迎えはバイクを利用
・子供がある程度大きくなると子供用のバイクを買い、子供は1人でバイク通学
・カンボジア国内では灌漑施設があるところは2期作。ため池がなく1期作のところは、雨季までは農閑期
・アンコール王朝時代はため池があり2期作だったところも、現代では1期作のところがある
シェムリアップ郊外
この話しを聞いた瞬間、「おいおいおいおい!」と心の中で突っ込んでしまいました。1000年前にため池があって2期作していたところでも、現代では1期作になっているところもあるって何ですか!?治水大事です。
ガイドさんのお話に戻ります。
シェムリアップ郊外
高床式の住居
・車窓から見える牛は、乳牛でも肉牛でもなく農耕牛
・牛は家族・友達同然なので、ガイドさんのお祖母さん、お母さんは牛肉はほとんど食べない
・道端でコーラのビンに入れて、バイク用のガソリンを売っている
・ガソリンを道端で売るのに許可は要らない
・農村では高床式住居が涼しいので、ほとんど高床式住居
などなど、覚えている限りでこんなところでしょうか。なるほどと納得するところと、突っ込みどころ満載なところと、両方が並存している世界。
シェムリアップ郊外
高床式の住居
アンコール遺跡チケットセンター
ボンメレア支所
9時15分から9時33分、シェムリアップ郊外のアンコール遺跡チケットセンターの支所でトイレ休憩。
この後、どこのアンコール遺跡チケットセンターでも、有効なアンコール遺跡チケットを持っている外国人観光客は、無料でトイレを使用できます。このシステムはナイス!きちんと掃除されたトイレです。
アンコール遺跡チケットセンター支所
中庭の花
アンコール遺跡チケットセンター支所
中庭の花
アンコール遺跡チケットセンター支所
中庭の花
トイレ休憩したチケットセンター支所の庭には、様々な花が植えられ、綺麗に咲いています。綺麗なお花~。待て!今は12月なのにどうして花が咲いている?!そうだ!ここは常夏の国カンボジア、日本とは気候が違うから12月でも花が咲いているんだ。と、花が咲いていて綺麗だと思ったところから、脳内バグって、自分で自分に突っ込み、自己完結・自己解決しました。
チケットセンター支所前で、何気なく道路を見ていると、何も積んでいないトラクターが何台も連なって走って行きます。トラクターの行進?これは一体?
バス出発。ガイドさんから「ここから先は、道がよくありません」と予め注意がありました。
アンコール遺跡チケットセンター
ボンメレア支所前にて
出発して間もなく、バスが大きくバウンドし、思っていた以上の揺れに心の準備が間に合わず、思わず「おぉ!」と声が出てしまいました。そこからは、自分に言い聞かせて、揺れても声を出すことはありませんでしたが…。急上昇・急降下しないジェットコースター味のようなものがありました。
コー・ケー遺跡群は2023年9月に世界遺産に登録されたばかり。これから観光客も増えるでしょうから、道路整備をぜひ~。