赤城山(黒檜山)

2013年5月

 5月は夏の山小屋デビュー!を目指して、少し標高の高い赤城山の最高峰の黒檜山を目指します。
 “赤城山”も榛名山と同じく1つの剣ヶ峰の山ではなく、大沼の周りにそびえる外輪山の総称のようで、今回、トライするのはそのいくつかある外輪山の最高峰の黒檜山です。

 赤城山ビジターセンターの駐車場から山歩きスタート。

 駒ヶ岳登山口の前を通って、黒檜山登山口へ向かう途中、ちょっと寄り道。

赤城神社


赤城神社

 大沼に浮かぶ小鳥ヶ島(でも、片側は地続き)の赤城神社に今回&これからの山歩きの無事を祈ってお参り。すご〜く立派なお社にちょっとビックリ。

 お参りをしてから、コースに戻り黒檜山登山口から山道に入ります。ここまでは舗装された車道歩き。 
 登山口に足を踏み入れると、そこはかなりの大きさの岩石がゴロゴ〜ロ。それもそれなりの斜面…。

 この岩石ゴロゴ〜ロがいつまで続くのか…意を決して登り出します。

 歩き出してほどなくすると…息がゼイゼイ言って胸が苦しくなります。あ?あれ〜??


 4月に登った弘法山の標高は235m。黒檜山は標高1828m。「もしかしたら高山病?いきなり標高を上げすぎた?」の思いが、ゼイゼイする息の中、胸をよぎってしまいます(涙)。


 黒檜山登山口から黒檜山山頂までコースタイムは90分なので、途中の猫岩で休憩タイム。行動食をいただいて一休み&息を整えます。

 猫岩からは尾根道歩きかな〜の淡い期待と共に←歩き出します。すると間もなく→な道。きゃぁ☆




 喜びは束の間。←また岩石ゴロゴ〜ロな道出現。

 黒檜山、人気の山のようで登山者さんは結構います。自分のペースと思いながら、ゼイゼイ息を切らすのは回りのペースに乗って知らず知らずのうちにオーバーペースになっていたのかなぁ。早い方々には、どんどん先に行っていただいていたのですが…。
 息を切らしながらも標高が上がると、先程まで畔を歩いていた大沼が綺麗に見えたり←、何と!富士山まで遥か彼方に頭を山の上に出して見守っていてくれていました→。富士山を見つけて一気にテンションアップ♪


 ←こ〜んな岩の間の道を通り抜け、石がゴロゴロする道を富士山の姿が見えないかな〜と、周囲に目をやりながらズンズン進みます。

 すると…


 ようやく穏やかな尾根道出現!

 その先に見えるのが黒檜山の山頂です。

 あと少し♪

黒檜山 山頂

 黒檜山山頂1828mに到着です。
 山頂標示のあるこちらが、小広い広場になっていたのでお弁当タ〜イム。

黒檜山山頂 三等三角点

 それなりに開けてはいるものの、それなりの木立ちがあるので、大パノラマとは言い難い眺望。ふむ〜とおにぎりを食べていると、10人前後のグループを率いるリーダーさんが「この先が見晴しがいいのでそちらで昼食にしましょう」と、この山頂広場を通り過ぎて行きました。ほよ?この先に、いい景色のところがある??
 おにぎりを食べ終わってから、グループが進んだ道に行って見ると、数分歩いたところにものすご〜く眺めのよい場所がありましたぁ!!

 こちらでお弁当を召し上がっていらっしゃる方もかなりいらっしゃいました。




 山頂標示のある広場よりも、こちらで大パノラマを見ながらお弁当を食べる方がいいかも…。

御黒檜大神

 大パノラマを満喫してから、山頂広場に戻って、更に駒ヶ岳方向に進むと御黒檜大神の鳥居と祠がありました。この黒檜山のご神体というか神様を御祭りしているのかな。

 鳥居を過ぎると→な道を一旦下る尾根道歩き。





 黒檜山と駒ヶ岳の間の道でようやく私の大好きな尾根道になりました♪
 この尾根道に山桜の花が少しだけ残っていて、私たちの目と心を楽しませてくれていました。




 ←の道は正面の駒ヶ岳山頂に続いています。ようやくのんびりな山歩きモード。

駒ヶ岳

 黒檜山への道も黒檜山山頂も、結構、登山者さんが多かったのに、こちらの黒檜山から駒ヶ岳への尾根道は、ぐっと人影少な。なぜ?

 黒檜山から下って登り返して駒ヶ岳山頂に到着。

駒ヶ岳 山頂

 駒ヶ岳山頂でおやつをいただいて、しばしまったりした後、下山を開始。

 こ〜んな景色を見ながら、ゆっくり下って行くと…






 ←かすかに桃色に見えるのは山桜?ツツジ?

 しばらくすると→な鉄製の階段出現。この先、鉄製の階段や木段がいくつも出現。こちらのルートを登りにしなくてよかったかも…。




 ←大沼に向かって木段を下りま〜す。

 先程、遠くに見えていた桃色の花は、こちら→の花だったようです。可憐な花☆


 朝、通り過ぎた駒ヶ岳登山口に下山。そこからは、覚満淵まで戻って覚満淵の周囲を1周散策。

覚満淵


覚満淵


覚満淵


覚満淵

 覚満淵の周囲は、まだまだ冬景色。ほとんど芽吹きも感じられませんでした。

 覚満淵に入る数か所には、鹿が入れないようにネットが張られていました。ここでも増える鹿の被害が大きいようです。
 赤城山ビジターセンターに到着して山歩きフィニッシュ☆
 前半の黒檜山の登りは息が切れてちょっと辛かったけど、天候に恵まれ、富士山も見られて、とても充実した山歩きになりました。

 ご褒美のソフトクリームは、赤城山ビジターセンターにはなかったので、大沼の畔のお土産物屋さんに移動してゲットしました♪


《参考 黒檜山コースタイム》
 赤城山ビジターセンター…5分…駒ヶ岳登山口…25分…黒檜山登山口…90分…黒檜山…50分…駒ヶ岳…50分…駒ヶ岳登山口…10分…覚満淵…20分…赤城山ビジターセンター

《自分の黒檜山の記録》
 赤城山ビジターセンター…5分…駒ヶ岳登山口…34分…黒檜山登山口…93分…黒檜山…60分…駒ヶ岳…62分…駒ヶ岳登山口…27分…覚満淵…9分…赤城山ビジターセンター

 ※参考コースタイムの1.5倍を目安に計画しました。

 ※持参品
  お弁当(おにぎり)
  水筒(湯) 500ml
  緑茶飲料500mlペットボトル 1本
  スポーツ飲料500mlペットボトル 1本
  ピーナッツパン
  塩キャラメル
  のど飴
  バナナ

 長時間の岩石ゴロゴロ山登りの練習になりました。富士山も見られて大ラッキー♪