兵馬俑博物館

2016年10月


兵馬俑博物館

 兵馬俑博物館の駐車場でバスを降りてから、ぶらぶら歩いて約30分、ようやく兵馬俑博物館の入場ゲートに到着。駐車場から遠い!

 西安随一の観光地ですので、込み合うことを覚悟して行ったら、開館してから時間のそれほど経っていないせいか、すんなりと入場できました。
 
 9時から10時20分まで、1号坑 → 3号坑 → 2号坑 → 銅車馬館 の順で兵馬俑博物館見学。

 入場ゲートから入って目にする全体像の何分の1かは、↓ な感じ。

兵馬俑博物館

 ガイドさんに案内されて喜び勇んで1号坑に入場。

 目の前に現れたのは、雑誌やガイドブックなどでよく目にする → の光景。

 写真などを見て想像していたものを遥かに超えた超えたその規模にビックリ。

 将校、士官、兵卒、全て1点もので、服装、体系、容貌が異なっているそうです。

 まだ1号坑に入っている観光客がほとんどいなかったので、ガイドさんの目の届く入場範囲内で好きなところに移動して堪能できました♪

兵馬俑 1号坑


兵馬俑 1号坑


兵馬俑 1号坑


兵馬俑 1号坑


兵馬俑 1号坑


兵馬俑 1号坑


兵馬俑 1号坑

 どれだけの人数の職人さんで、どれだけの期間をかけて作られたのか気の遠くなるような陣容です。

 横から隊列を見ると ↓ 。

 私たちが、ここまでゆっくりと移動しながら見学している間に、1号坑正面には観光客が増えてきていました。

 兵馬俑で最もメジャーな1号坑を観光客の少ない時間帯で堪能しつくせて大満足♪

兵馬俑 1号坑


兵馬俑 1号坑


兵馬俑 1号坑

 見たいと思っていた兵馬俑を見られて大興奮の1号坑見学でした。

 次に見学したのは、1号坑の正面入り口とは反対側にある出口を出てから、近くにある3号坑。

 1号坑が兵卒の部隊がメインなら、この3号坑は指揮官の兵馬俑があるそうです。

兵馬俑 3号坑


兵馬俑 3号坑


兵馬俑 3号坑


兵馬俑 3号坑


兵馬俑 3号坑

 馬のお尻がプリッとしていて可愛い(笑)

 御者さんは、何千年もあの姿勢を保っているのですね。悠久の歴史。

兵馬俑 3号坑

 3号坑は1号坑よりもはるかに規模が小さいせいか見学時間は10分ちょっと。写真を撮るだけ撮って通り過ぎたような印象。

 もう少し見ていたかったような。

兵馬俑 3号坑

 3号坑は、↑が正面玄関のようです。
 3号坑の次に2号坑を見学です。
兵馬俑 2号坑


兵馬俑 2号坑

 兵馬俑の俑にはもともとは彩色が施されていましたが、掘り起こされて空気に触れて、すぐに退色してしまったそうです。
 それをふまえて、2号坑では、空気にふれて退色するのを防ぐ技術が開発されるまでは、発掘は凍結しているとのことです。

 2号坑の俑は、それまで深い眠りについたまま。

 2号坑では、出土した貴重な俑をガラスケースの中に保存して展示しています。

 時間的に早かったのが幸いして、ガラスケースの最前列で、360℃ぐるっと回って見学できました。

 跪射俑 ↓ は、腰あたりの彩色が残っています。靴の裏の線までしっかり作っているとは芸が細かい!

兵馬俑 2号坑 跪射俑発掘現状


兵馬俑 2号坑 跪射俑


兵馬俑 2号坑 跪射俑


兵馬俑 2号坑 中級軍吏俑
 こちらの2体は軍吏俑。
 軍吏(文官)なので兵卒よりもぽっちゃり体型。

兵馬俑 2号坑 高級軍吏俑

 しかも中級軍吏さんと高級軍吏さんでは、容貌、鎧、恰幅が全く違い、一目でどちらが上官か分かります。

 きっとモデルがいたのでしょうね。

 俑のタイトルが漢字なので、多少文字が違っても読めるので助かります。 
 鞍馬騎兵俑の手綱までしっかり作ってあるところが感激してしまいます。
兵馬俑 2号坑 鞍馬騎兵俑

 馬も賢そう。

 でも、人と馬の高さが…馬のほうが背が低いのは…古代中国馬は背が低かった?背の低い馬の種類もあるらしいですから…。

兵馬俑 2号坑 鞍馬騎兵俑


兵馬俑 2号坑 立射俑

 立射俑は、まさにこれから矢を射ろうと構えるところ。精悍です。

兵馬俑 2号坑

 気に入った俑では、360℃ぐるっと見学。

 ここを人がまだそれほど多くない時間にストレスをほぼ感じずに見学できてよかったです。

 3号坑を約20分見学して銅車馬館へ。

兵馬俑 銅車馬館

 銅車馬館までくると観光客の数がぐっと増えていました。
 銅車馬館内はガイドさんの説明はなく、集合時間と集合場所を決めての自由見学。お土産物屋さんもあるので、そちらで買い物をする時間を取るツアーメンバーさんもいました。
兵馬俑 銅車馬館


兵馬俑 銅車馬館

 銅車馬館内は、展示物の保護のためか、かなり照明を落としていて、コンデジでの写真撮影は、かなり難しかったです。

 ピンボケが多いなかで、それなりの写真を。

 銅製の馬車は2つ展示されていました。

 1つはそれなりの身分の人用、もう1つはかなり身分の高い人用に見受けられました。

兵馬俑 銅車馬館


兵馬俑 銅車馬館


兵馬俑 銅車馬館


兵馬俑 銅車馬館


兵馬俑 銅車馬館

 1時間20分で兵馬俑博物館の1号坑、2号坑、3号坑、銅車馬館の見学終了。

 銅車馬館の見学が駆け足になってしまったのが少し残念ですが、満足感の高い見学でした。

 フライトの乱れで通常の行程どおりの見学ではなく、行程を組み換えて朝一で兵馬俑見学になったケガの功名です。