「みつめてナイト」とは、
1998年3月19日にコナミとREDカンパニーのコラボレーション作品第1弾として発売されたプレイステーション用ソフトです。
(発売当時の価格は¥6,800ですが、今はコナミ・ザ・ベストとして¥2,800で販売されています)
ゲームの目的というのは、ドルファン王国に傭兵として入国した東洋人傭兵(主人公)が、
訓練所に通い自分を鍛え、戦争などを経験して勲功を上げて、
聖騎士の称号を目指すことと(この国では、剣を持つものならどんなものでも騎士になる事が出来る)、
ドルファンでの生活の中で出会った女の子と結ばれることの2つがあります。
これだけですと、同社の「ときめきメモリアル」と基本的な部分は同じように思われますが、
細かい部分ではときめきと大きく違っている部分があります。
○ヒロインとなる女の子達のストーリー
登場するヒロインは16人いますが、それぞれに用意されたストーリーは異なります。
感動的なものもあれば、衝撃的なものもあり、中には悲しいストーリーなどもあります。
中には物語の根幹に関わってくるものまであり、プレイすればするほど新しいストーリーが見えてきます。
そして、イベントによってはそのヒロインの運命さえも変わってしまう場合があります。
ただ、大抵の場合はあまり良いものではないのですが…。
↑非情な話なので詳しくは言いませんが、恋愛ゲームでは前代未聞とも言える事柄も発生してしまうので…。
(これは、現実的な部分を持たせる為にやった事らしいですが…。
確かに、傭兵やっている東洋人同様、女の子達も平穏無事に人生を過ごせる保証はないわけですが…)
また、ヒロインのストーリーとはあまり関係ありませんが、
ゲーム中の「ウィークリートピックス」では、国内外の様々な事件が週単位で更新されているので、
それらを読むことによって、また別のストーリーが見えてくると思います。
(実は、これもイベントによって変化することがあります)
○人間関係
登場するキャラ同士で様々な人間関係が形成されており、
それらは、そのキャラのイベントやクリア条件にも影響する事があります。
そういう人間関係を見つける楽しみもありますかね?
○デート
まずは感情によって女の子の反応が変わる事です。
東洋人のことを好きな場合と嫌いな場合とでは、同じ答えでも反応が変わります。
(嫌いな人に手を握られるのは嫌だけど、好きな人に手を握られるのは嫌ではないですよね?それと同じ事です)
あとはデートの待ち合わせに向かう時に他の女の子が現われてしまう場合もある事です。
正直に言うか、うまくごまかすか(この場合、後を付けられてバレる場合があります)、
それともデートをすっぽかしてその娘を誘うか?別の意味での選択肢ですね(笑)。
○やり込み
ゲームをクリアしたりある条件を満たすと、オプションに様々なオマケが追加されます。
その中には自分がゲーム中で集めた通称(108つあります)やCGギャラリーがあり、
それを全て見つけてみる楽しみがあります(ギャラリーより通称の方が集めるのが難しいらしいです)。
あと「パズルでナイト」というパズルゲームも、それなりに楽しいと思います。
良いところばかり書いてはいますが、まぁ問題点も無いわけじゃないと思います。
果たして、面白味が分かるまでくり返しプレイが出来るのか?とか、
一部のストーリーに対してついていけるのかどうか?とか色々と……
色々書いてはみましたが、言葉じゃ上手く伝えられないですね……(文章力あまり無いので)。
実際にやってみて評価してみて下さった方が一番良いですね(プレイした人からは、概ね評価は高いようですが…)。