船はゆっくりと港から離れていった。
男は船の手摺に寄り掛かりながら港の明かりを見ていた。
「この国はいつもの夜を迎えてるんだろうな」
そう、いつも通りの一日だった。ただ一つだけ違うのは自分たち外国人がこの国を離れていく、ただそれだけだ。
外国人排斥法、これがこの国を出ていく直接的な原因だ。
もっとも、戦争が終わり、あえてこの国を出ていく者もいたが、自分はその一人ではなかったろうと今更ながら思った。
ドルファン王国。この国に来て得た物は何だったのだろうか、ふと男は思った。
戦争では、戦果を上げたことによって名を上げることはできた。
そして………。
そんな事をしばらく考えていると、辺りは完全に暗くなっていた。
そして彼は「らしくないな」と思い彼は船室へと戻っていった。
この小説の作者でありこの企画を持ち出した張本人のDIKで〜す。
いや〜これのつづきを書いてくれる人いますかねえ?
最低限私は書きますよ、ヴァルファの残光のこともありますけど。
ただ、これのつづきを書いた人は最後(話の終わりまで)書いてもらいますよ。
それぞれのキャラに対する想いをこの小説にぶつけてみましょう。
これは、このプロローグを元に皆さんで続きを書いてもらうものです。
ストーリーは「東洋人傭兵がどんな状況でドルファンを後にしたのか?」という設定でお書き下さい
(「誰とのEDを迎えた後なのか?」(誰からの告白を受けてないという設定でもOKです)とか、
「持っている騎士の称号がどんなものなのか」など。
また、プロローグについては上記の文とは別のプロローグにして頂いてもOKです)
他の事項については、ドルファン書店のルールに従ってください。