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スクワイアルール



 GMを多くやる人のキャラと、プレイヤーばっかりやってる人のキャラとでは、明らかに能力などに差が出来てしまいます。
 まあ本来、みんなでGMを交換でやればいいのですが、GM以外は初心者ばかりのサークルだったりすると、まさかそんなことさせるわけにはいきません。
 そこでひらめいちゃったのがこのハウスルール。
 GMのPCを、スクワイアとして、エキストラと任務をさせる。どこのサークルさんでもこれはあるでしょう。そこに目をつけて、常に他のプレイヤーたちと共に活動させ、他のPCと同様に扱うのが、このスクワイアルールなのであります。
 これで、一人だけ断トツに能力が低くなるということがなくなり、ひいてはパーティ全体の戦力向上にも繋がります。
 ですが、GMが自分のPCだけを贔屓するのはダメなので、ここでまたルールを追加。以下の追加ルールを提案いたします。

1:スクワイアは基本的に、賞罰の対象にはならない。

 これは、エコ贔屓を無くすためのルールです。それに、スクワイアは本来作戦の補助役に過ぎません。ですから活躍したとしても、賞をもらったりするのは如何なものかと。それと、罰については、具体的には作戦失敗の際の「足を引っ張った?」が該当します。これの対象外になるのは贔屓ではないか、と思う方もいらっしゃるでしょう。でも、くどいですが、スクワイアはあくまでエリートが用意した「補助役」なので、他のエキストラに比べたら、責任は少ないのです。
 まあ、あくまでこれは基本的な事項です。もしかしたら、スクワイアの活躍のおかげで任務が成功した、ということもあれば、他は完璧だったのにスクワイアの犯したミスで任務が失敗した、ということもあるかも知れません。この辺は、GMの独断だけではなく、プレイヤーの意見で決めるのがよろしいかと。

2:スクワイアは、ヒントを出しすぎない。

 スクワイアがヒントを出しまくると、折角のシナリオがダメになってしまいます。スクワイアが、「こいつが黒幕だ」だの言ったら、もはや残すは戦闘だけになってしまいます。
 その辺は、プレイヤーたちに考えさせないと意味がないのですから。
 ですが、プレイヤーがあまりにも謎解きに時間がかかる(例えばウチのあるパーティみたいに、プレイヤー二人が戦闘キャラで、支援系がスクワイア一人、みたいなケース)ならば、ヒントをある程度出さねばならぬのは止むを得ないでしょう。その時も、具体名をだしたりはしないほうが。できることなら。


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