こんなにゲームをやったのは、いつ以来だろう?ここしばらく、自分が社会人であることすら疑わしくなるほどゲームをやっている。
『高機動幻想ガンパレードマーチ』
難しい言葉は抜きにしよう。私は、このゲームにハマッた。
きっかけは何だったろう? 確か、雑誌に載っていたキャラクター達の目から光線が出ていた写真だったと思う。
『目から怪光線ゲー』
これが第一印象。
そして、この印象のまま発売日を迎える。
ちょうどその日は休日で、雑誌の評価も低かったし話題にもなっていなかったので、簡単に買えるだろうと思っていた私は、予想を超える事態に驚いた。
そもそも入荷していないのである。
駆けずり回った。
そして、店員の態度の悪さから2度と行くまいと思っていた某ゲームショップで1本だけ発見し、購入。
早速家に帰ってパッケージを開け、取扱説明書の分厚さにひるみつつ、ゲーム開始。驚愕した。
いままで『目から怪光線ゲー』だと思っていたあの世界に。人類は滅亡寸前。キャラクター達は時間稼ぎの捨て駒。
そして、画面の中の登場人物達に話しかけてまた驚く。皆、生き生きしている。いちいち個性的で、魅力的なのだ。
この驚きは、新しく増えていくキャラクターたちと会話するたびに味わえた。この時点でもうだめだった。楽しくてしかたない。
気が付けば、日が暮れていた。
自分でもやりすぎだと思ったので、現在起きているイベント戦闘を終わらせたら今日はやめようと思った。思ったのだが、戦闘は終わらなかった。
難しい。そもそも、自分と機体の能力が戦闘に追いついていない。戦っては破損、戦っては破損。
人一人見捨てれば先に進めるのだとは知っていた。だが、どうしてもその手段はとりたくなかった。
登場人物の誰一人として死んで欲しくなかった。それほど、このゲームの登場人物たちが好きになっていた。
そして私は、一週間近くこの戦場で戦うことになる。
最初の一日でわかっていた。自分は、このゲームにハマッたのだと。私のこのゲームへの傾倒ぶりは、最近のこのサイトを見れば一目瞭然である。あえて、この場所に書くこともなかったかもしれない。
ただ、どうしても書きたかった。
自分がこのゲームが好きだという事を、声高に叫びたかった。ゲームが好きなら、買うべきだ。
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