成歩堂 龍一…黒 | |
綾里 千尋…赤 | |
綾里 真宵…青 | |
狩魔 冥…水 | |
糸鋸 圭介…黄土 | |
裁判長…緑 | |
綾里 春美…黄緑 | |
綾里 キミ子…灰 | |
霧崎 哲郎…紺 | |
葉中 のどか…紫 | |
大沢木 ナツミ…橙 | |
堀田(自称)…黄 |
表セリフ集「再会、そして逆転」探偵パート1日目(その4)を見る
(別ウィンドウで出ます)
成: | これなんだけど‥‥。 |
春: |
真宵さまの勾玉ですね。 倉院の里に伝わる、 とても貴重な宝玉です。 どうか、 大切にしてくださいね。 |
成: |
う、うん。 (いいのか、そんなダイジなもの) |
春: |
‥‥あら。なるほどくんも こういうものに興味が? 倉院流霊媒道の呪詞が 書かれているのですよ。 |
成: |
へえ。そうなんだ。 でも、それより この”穴”のことだけど‥‥。 |
春: |
とても古い ビョウブですから。 ムシさんに食べられて しまったのだと思います。 |
成: |
(‥‥そうは 見えないんだけどなあ‥‥) |
成: | このカギなんだけど‥‥。 |
春: |
きのう、お庭で遊んで いたときに、ひろいました。 |
成: |
ぼくも、どこかで 見たことがあるんだよ。 |
春: | ‥‥? そうなのですか? |
春: |
真宵さまは、わたくしの アコガレです。 あたまがよくて、うつくしくて、 やさしくて、あたたかくて、 いつもほがらかで、カゼもひかず、 好きキライもせず、早寝早起き、 わたくしより、かけっこも早いし、 ごはんを食べるのも早いし、 ‥‥それに、こんなステキな 殿方と、オトナの |
成: |
わー! よくわかったよ。 (よっぽど好きなんだな‥‥) |
春: |
あ。おかあさま。 わたくしを、とても大切に してくださるのですよ。 <<ぶんけのほこりだ>>と言って。 ‥‥意味はわかりませんけど。 |
成: |
(<<分家>>‥‥か。春美ちゃんには まだ、ムズカシイかな) |
春: |
わたくしも、真宵さまのように 髪を長くしたいのですが、 おかあさまが ゆるしてくれないのです。 |
成: |
でも、その髪型も にあってるよ。 |
春: |
そそ、そうですか。 ああ、ありがとうございます。 ‥‥もじもじ。 |
成: | ‥‥もじもじ。 |
春: |
何かお役に立てれば いいのですが、 なにぶん今は修行中の身で、 特に思いつくことは‥‥。 本当に、ほんとうに もうしわけございません。 |
成: |
い、いえいえ。 こちらこそ、ツマラナイ ものを見せちゃって‥‥ どうもスミマセン。 (‥‥て、何かオカシイ気がする) |
春: |
あまり見かけない おカオですね。 |
成: |
この里の人じゃ ないからね。 |
春: |
わたくし、この里から 出たことがないものですから。 |
さしあげますけど‥‥?」 | |
成: |
春美ちゃんの宝物を とっちゃ悪いからね。 |
春: | そうですか‥‥。 |
成: |
(でも、あのカギ。 どこかで見たような‥‥。 ‥‥重大な手がかりに なるかもしれない‥‥) |
もらっておこうかな。」に合流) | |
成: | ほら。弁護士のバッジです。 |
糸: |
はっはっ。あいかわらず サエないバッジッスね。 やっぱり男は、 ダマって警察手帳ッス。 |
春: | ‥‥あ、あの。なるほどくん? |
成: | ん? |
春: |
わたくしも、何かお見せしたほうが よろしいのでしょうか? |
成: |
い、いや。ベツに 気を使わなくていいよ。 |
成: | これなんですけど‥‥。 |
糸: |
おっ。キレイな ブローチッスねえ。 あんなきたない 弁護士バッジなんかやめて、 それ、ぶらさげとくッス。 |
春: |
ふふ。よかったですね、 なるほどくん。 |
成: | (よかったって‥‥何が?) |
糸: |
このたびは、ホントに おキノドクッス。 |
成: |
ま、まだ有罪と決まった ワケじゃありませんよ! |
糸: |
いくらアンタでも、 今度ばかりは‥‥。 ‥‥はあぁ。 |
成: | (タメ息をつかれた‥‥) |
糸: |
ああ。綾里 真宵の おばさんッスね。 さっき、おいしい 大福をもらったッス。 |
成: |
(そういえば、ぼくは 食べてないな‥‥) |
糸: |
‥‥ははあ。その子が 春美ちゃんッスか。 |
成: | 何か知ってるんですか? |
糸: |
さっき、キミ子さんが さがしていたッス。 ヘンな男につきまとわれてる とか、シンパイしてたッス。 アンタ、その男について 心当たり、あるッスか? |
成: | ‥‥いえ。ベツに。 |
糸: |
うーん。こうして見ると、 アイソのないツラッスねえ。 もっと、市民に親しまれる 刑事を目ざすべきッスね。 スマイルスマイル。 |
成: |
(にたにたとブキミに ほほえみ始めた‥‥) |
糸: |
おおっとォ。 それはダメッスね。 |
成: | ‥‥はい? |
糸: |
証拠品に関する情報は あげられないッス。 |
成: | はあ‥‥。 |
糸: |
その人物に関する 情報は、あげられないッス。 |
成: |
ま、そんな カタいこと言わずに。 |
糸: | ダーメーッースゥ。 |
春: | ‥‥‥‥‥‥ |
糸: |
そそそ、そんな目で 見ちゃイヤッス! |
成: |
(ホネまでしみるんだよなあ‥‥ 春美ちゃんの視線) |
成: |
霧崎先生のこと、 本当に知らないんですか? |
葉: |
知りませんってばあ。 意外としつこいんですねえ。 |
成: |
(やっぱり彼女は、 何かをかくしている! ‥‥このロックを 解除するしかない、か。 たしか、勾玉を つきつけるんだったな‥‥) |
葉: | まあ、真宵さんのイトコさん‥‥。 |
春: |
はい。ふつつか者ですけれど、 霊媒師をめざしております。 |
葉: |
へええ。霊界のアイドルめざして がんばってくださいねえ。 |
成: |
(‥‥その表現、 やめてほしいなあ‥‥) |
何か接点があった可能性‥‥) | |
成: | これが、その証拠です! |
葉: | なんですかあ? それ‥‥。 |
成: |
うう‥‥ これは関係なかったか‥‥ (春美ちゃんが言ってたな‥‥ 『シッパイすると、ぼくが 痛手を負う』‥‥って。 証拠が足りないなら、”やめる” という選択も必要かもしれない。 とにかく、法廷記録を見て もう一度、考えてみよう‥‥!) |
‥これ以上つづけると、 ココロがこわれてしまいます‥ ‥もう一度、冷静になって 考えなおしましょう‥ | |
成: |
(‥‥しまった! シッパイしすぎたか‥‥) |
成: | 千尋さん、これ‥‥。 |
千: |
ふふ‥‥なつかしいわね、 弁護士バッジ‥‥。 もう一度、あなたと 立ってみたいわ。弁護席に。 |
成: | (千尋さん‥‥) |
千: |
‥‥これは‥‥ 真宵の勾玉ね。 どうしてあなたが、これを? |
成: |
真宵ちゃんが くれたんですけど‥‥ |
千: |
そうなの‥‥。 ‥‥‥‥‥‥ これは、私にとっても 大切なものなの。 ダイジにしてね。 |
成: |
(‥‥とてもやさしい目で 勾玉をながめている‥‥) |
千: |
私がこうして真宵の身体に 宿っていると、 あの子と会うことはできない。 ‥‥でも、感じるわ。 あの子、やっぱりさびしいの。 なるほどくん。 ‥‥支えてあげてね。 |
成: | は、はい‥‥。 |
千: |
おばさまには メイワクをかけたわ。 私が里を出てから、真宵の めんどうを見ていただいて。 ‥‥こんな事件が 起こってしまうなんて‥‥。 |
千: |
はみちゃん! ‥‥大きくなったわね‥‥。 私が倉院の里を出てから、 もうずいぶんになるわ。 私のことなんて、もう おぼえてないでしょうね‥‥。 |
千: |
‥‥どこかで見たことが あるわね。 ヘンな名前の刑事さん。 ‥‥尋問したことがあるわ。 たしか、 自信マンマンで出てきて、 5分後にはもう、 しどろもどろになっちゃって。 ‥‥ちょっと、 カワイソウだったかしら。 |
千: |
そう。私はもう、 死んでるのよね。 今、あなたとこうして お話しすることができる‥‥。 綾里の家に生まれて、 本当によかったわ。 |
成: | あの。これなんですけど‥‥ |
千: |
‥‥もっと、手がかりに なりそうなものはない? 時間がないわ。 他のものを見せて。 |
千: |
‥‥ごめんなさい。 そのカオには、見おぼえがないわ。 |