第1話『思い出の逆転』第1回法廷(その1) −横道−

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綾里 千尋…赤
成歩堂 龍一…黒
星影 宇宙ノ介…黄
裁判長…緑
亜内検事…茶
美柳 ちなみ…紫
呑田 菊三…灰
表セリフ集「思い出の逆転」第1回法廷(その1)を見る (別ウィンドウで出ます)



裁「被害者の死因はなんですかな?」

(「ちっそく死」を選択)
千: それはもう‥‥ちっそく死、
ではないでしょうか。
裁: ふむう‥‥
”ちっそく”とねえ。
星: ちちち千尋クン!
ナニを言っとるんぢゃい!
千: この法廷の重い空気‥‥
私、もうイキが詰まりそうで。
星: ダレもチミの気分など聞いとらん!
ちゃんと法廷記録を見るんぢゃ!
千: ご、ごめんなさいっ!
ちゃんと見てみますっ!
(しっかり、千尋!
法廷記録は‥‥Rボタンよね)
裁: ふむう‥‥。
ではもう一度、聞きますぞ。

(質問に戻る)

(「凍死」を選択)
千: ええと‥‥凍死、でしょうか。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
千: あの、星影先生。
‥‥私、急に
サムくなってきたんですけど‥‥
星: チミの答えが
法廷を凍りつかせちゃったんぢゃ!
千: す、すみません‥‥
星: 法廷記録をキチンと見て
答えるんぢゃ!
判決なんて、それはもう
はかないモンぢゃからの!
千: (しっかり、千尋!
法廷記録は‥‥Rボタンよね)
裁: ふむう‥‥。
ではもう一度、聞きますぞ。

(質問に戻る)



裁「成歩堂くんと被害者のトラブル。
‥‥その原因と考えられるのは?」

(「間違った証拠品」をつきつける)
裁: ‥‥星影さん。
この弁護‥‥、やはりあなたが
担当するべきでした。
この弁護人は、審理のトラブルの
原因になりかねません。
星: ”ハズレ”ということぢゃな。
‥‥カンタンに言えば。
千: うううう‥‥すみません‥‥
裁: 新人だからといって
イイカゲンな発言は困ります。
もう一度、考えなおしてください。
千: は、はいっ!
(大丈夫。まだやれるわ、千尋!)

(「星:法廷記録には、<<証拠品>>の〜」に合流



(被害者との関係)
成: 『あの、ボク‥‥。たしかに
あそこにいましたけど‥‥』(証言1)
『殺したなんて、とんでもない!
死体を見つけただけなんです!』(証言2)
『そもそもアイツのコト、
よく知らなかったし‥‥。』(証言3)
『あんなキザなイギリスかぶれ、
ボク、話したこともないですよ!』(証言4)
『シャツの背中に描かれてたんです。
バカでかいユニオン・ジャックが。』(証言5)

(「証言1」をゆさぶる)
千: ”あそこ”‥‥というのは、
被害者が殺害された現場ですね?
成: え、ええ、まあ。
ナニがアレされた場所です、ハイ。

(亜内検事「異議あり!」)
亜: ボカしてもムダですぞ。
‥‥写真があるのですからな。
成: げほ。げほがほげほげはげほごほ。
千: そ、それで‥‥なるほどさん。
どうしてあなたは、あの現場に
いたのかしら?
被害者の呑田さんのコトは‥‥
知らなかったんでしょう?
成: それはホラ。グーゼンですよ!
グーゼン、通りかかったんです。
裁: ‥‥グーゼン、ねえ‥‥

(「証言2」をゆさぶる)
千: 死体を見つけた‥‥ということは、
警察への通報は、あなたが?
成: え! ‥‥げほ。げほげほげほ。
亜: ザンネンながら‥‥
通報したのは、他の学生たちです。
裁: ”学生たち”‥‥?
亜: そのとおり。
彼らは、目撃しているのです。
被害者のそばにボーゼンと
立ちすくむ、被告人を!

(ざわめきが起こる)
裁: そ、そうなのですか! 被告人!
成: げ‥‥げほっ! げほげほげほ。
千: (コトバに詰まったらセキこむの、
やめてくれないかしら‥‥)
成: た、たしかに、死体を見つけて
ビックリしちゃったんですけど。
でも、ボク‥‥

(「証言3」をゆさぶる)
千: カオも名前も‥‥
ゼンゼン知らなかったわけですね?
成: はいっ! あ。いえ‥‥その。
そういうワケでは‥‥
千: え。‥‥どういうことですか?
成: げほ。げほげほ。
裁: コラ! セキでごまかさない!
成: ううう‥‥その。ええと‥‥
名前ぐらいは知ってました。
千: (は‥‥初耳だわ‥‥)
成: あの‥‥ちいちゃんと、ムカシ
つきあっていたオトコだ、って。
裁: ”ちいちゃん”‥‥というのは?
亜: まあ、被告人のコイビト‥‥
美柳 ちなみさんのことでしょう。
裁: おほ。それはちょっと、こう‥‥
あまずっぱい感じがしますねえ。
成: でも、それだけですッ!

(「証言5」をゆさぶる)
千: 現場で、それを見たわけですか?
‥‥ユニオン・ジャックを。
成: そ、そうなんですよ!
だから‥‥きっとイギリスが
大好きなんだろうなあ、って。
あ! ウソじゃありませんから!
ボク、アヤしいモノじゃないし‥‥
千: (‥‥アヤしすぎる‥‥)
裁: ちょっといいですか、弁護人!
千: は、はいっ!
(なな、ナニかしら突然‥‥)
裁: ‥‥その。ダレのコトですかな?
”ゆにおん・ぢゃっく”とは‥‥
千: ‥‥‥‥‥‥‥‥
亜: ユニオン・ジャックというのは、
イギリスの国旗のコトです。
裁: はあ‥‥。ニッポンにおける
”ひのまる”みたいな?
亜: さすがは、裁判長どの。
ご理解がすばやい‥‥
千: (‥‥そんなコトよりも‥‥
今の証言‥‥
どこか、おかしくないかしら?)
星: それが”ムジュン”ぢゃよ。
‥‥千尋クン。
千: せ、先生‥‥!
星: つきつけてやるんぢゃ。
あのバカなボウヤに‥‥証拠品を!
千: (法廷記録ね‥‥
チェックしてみるの、千尋!)

(証言後の一言)
星: どうぢゃ、千尋クン。
ひとりでイケそうかね?

(「自分の力で解決する」を選択)
千: (1年前に一度‥‥
私は法廷に立っているわ。
これぐらい‥‥ヒトリで
やってみせる!)
星: むうう‥‥くれぐれも
ムリしちゃイカンぞ、千尋クン。
千: だ、大丈夫です! やるべきことは
わかっていますから。
星: 情報を引き出すために<<ゆさぶる>>
‥‥そして、もう1つ。
決定的なムジュンを暴きだすために
<<つきつける>>‥‥
千: (もう一度よ、千尋!
最初から証言を聞いてみるの!)

(証言後の一言)

(「星影の力を借りる」を選択)
千: あの‥‥星影先生。
ちょっと、私‥‥
星: うむむ。そんな目で見ちゃイカン。
‥‥セツなくなっちまう。
いいかの。キホンは
”証言”と”法廷記録”‥‥
この2つをよおく見くらべて、
ムジュンを探すんぢゃ。
そして、ムジュンを見つけたら‥‥
千: その証言と食いちがう法廷記録の
データを<<つきつける>>‥‥
星: そう。そのとおりぢゃ。
千: でも‥‥。
この証言に、ムジュンなんて!
星: ふむう‥‥情報が
足りないのかもしれんな。
千: 情報が‥‥?
星: <<ゆさぶる>>のも手ぢゃな。
オドしつけてやるんぢゃ。
千: 自分の依頼人を、ですか‥‥?
星: ダレであれ、アヤしいヤツは
ガクガクゆさぶる。
‥‥これは弁護士の宿命ぢゃ。
千: (もう一度よ、千尋!
最初から証言を聞いてみるの!)

(「間違った証拠品」をつきつける)
千: この証拠品は、被告人のウソを
立証していますか?
裁: わ、私に聞いて
どうするんですかッ!
千: すみません。まだまだ
新米なものですから。
裁: 弁護側の異議は却下。
ペナルティを与えます!

(ペナルティ)
千: (なかなかムズカシイものね‥‥)

(「間違った証拠品」をつきつける・2)
千: 今の証言‥‥この証拠品と
ムジュンしていますっ!
裁: どこが、ですかな‥‥?
私には、よくわかりませんが。
千: 私にも、ハッキリとは‥‥
裁: ‥‥ハッキリしてから
発言するように。

(ペナルティ)
千: (うう‥‥怒られちゃったわ。
負けちゃダメよ、千尋!)

(「間違った証拠品」をつきつける・3)
千: 裁判長! ただ今の証人の
発言を、どう思われますか!
裁: そうですなあ。‥‥なんの
問題もないと思いますが。
千: ‥‥‥‥じつは、
私もそう思っていました。
裁: いやいや。
ごまかしてもムダですぞ!
もっとよく考えてから
発言してください!

(ペナルティ)
千: (‥‥見込みちがいだった
みたいね‥‥千尋!)

(「間違った証拠品」をつきつける・4)
千: ただ今の証言は、
アキラカにムジュンしています!
裁: あるいは、そうかもしれません。
千: で、ですよね! やっぱり!
裁: ただ‥‥あなたの提出した証拠は、
コンキョとして認められません。
千: え‥‥
裁: 弁護側の異議は却下します。
もう一度、考えなおすように。

(ペナルティ)
千: (‥‥裁判長の心証が
悪くなっちゃったわ‥‥)

「敗訴のパターン」
裁: そこまで!
本法廷は、これ以上の審議の
必要性を認めません。
さらに、被告に対する判決を
決める時間も、必要としません。
これは、きわめて明白な事件です。
疑問の余地はない!
被告人、成歩堂 龍一に
たった今、判決を言いわたします!

(有罪判決)
裁: 被告人はこれより身柄を
司直に預けるものとし、
1ヶ月以内に、高等裁判所において
通常裁判を受けることとします。
では、本日はこれにて閉廷!

(ざわめきが起こる)
敗訴