第2話『盗まれた逆転』第1回法廷(その2) −横道−

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
ゴドー検事…薄橙
華宮 霧緒…藤
矢張 政志…紺
星威岳 哀牙…紫
天杉 優作…灰
天杉 希華…桃
亜内検事…茶
裁判官…黄
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(目撃したこと)
哀: 『あの晩‥‥日付が変わって、
1時間ほどのこと‥‥。』(証言1)
『きゃつめ‥‥宿敵たるライヴァル・
仮面マスクが舞いおりたッ!』(証言2)
『ふり返ろうとした、そのせつな!
ホコリ高きアタマに、一撃がッ!』(証言3)
『不覚! 怪人と戦うことすらできず
‥‥我が意識は、ツユと消えたッ!』(証言4)
『30分後‥‥非常電話にて
警察に通報を入れたのです!』(証言5)

(「証言1」をゆさぶる)
成: ということは‥‥12日の
午前1時ごろ、になりますね?
哀: なかなかミゴトな
スイリですな、弁護士殿。
成: あなたは、現場で見張っていた。
‥‥どこにいたんですか?
哀: さよう‥‥。地下倉庫の
コムピュウタのあたり、ですな。
成: (コンピュータ‥‥パソコンの
コトか‥‥)
裁: 身をかくしていたワケでは
ないようですね。
哀: 今までの事件では、我はつねに、
身をかくして怪人を待っていた‥‥
成: (たしか、きのうも
そんなコトを言ってたな)
真: イトノコさんも『現場でヤツを
見たことない』って言ってたね。
哀: だからこそ! ゆうべは
あえて、かくれなかったのです!
あえて我が身をさらすことで、
プレッシャアを与える作戦ですな。
成: (アッサリ殴られたクセに‥‥)
哀: とにかく、その時刻‥‥!

(「証言2」をゆさぶる)
成: 舞いおりた‥‥って、
どこからですか?
哀: ま。それは、入り口のドアから
でしょうな、おそらく。
成: (”舞い”も”おりる”も
カンケイないじゃないか!)
あの‥‥。どうして怪人に
気がつかなかったんですか?
哀: 我がマナコは怪人のカゲを求め、
我が耳は怪人の足音を探していた。
‥‥だのに! ヤツはその上を
行ったのです! おそらく‥‥
怪人め、地味なマントを着て
いいクツをはいていたのでしょう。
成: (アンタ、ホントに
名探偵なのかよ‥‥)

(「証言3」をゆさぶる)
成: そのとき、犯人のカオは
見なかったんですか?
哀: ‥‥それこそは、
”微”にして”妙”ですな。
怪人の仮面のマスクは見た
‥‥そうキオクしております。
裁: ふむう‥‥ややアイマイですな。
哀: しかし‥‥このとおり、我が
第3のマナコたる防犯キャメラが、
その姿をシカととらえている。
‥‥じゅうぶんではないですかな?
裁: たしかに‥‥写真がホンモノで
あれば、モンダイないでしょうな。
いかがですか? ゴドー検事。

(ゴドー検事 コーヒーを飲む)
裁: ‥‥それでは、
証言をつづけてください。

(「証言4」をゆさぶる)
成: 襲われて、キゼツ‥‥
何もできなかったんですか?
‥‥名探偵のくせに。
哀: あいや、弁護士殿!
貴方‥‥いきなり殴られたことは?
成: え! あ、ありますけど。
‥‥消火器で。
哀: その結果、どうなりましたかな?
成: たしか‥‥そのままキゼツして‥‥
真: キオクもなくしちゃったんだよね!
哀: ‥‥さよう。貴方に我を
せめる資格はありませぬな。
記憶を保っているぶん、我がアタマ
のほうが優秀とも言えましょう。
成: (コイツのアタマ‥‥”反省する”
って回路はないのかよ‥‥)
哀: ‥‥さて。このようにして、
我が意識はとぎれた。そして‥‥

(「証言5」をゆさぶる)
成: その”30分”というのは‥‥?
哀: 我が意識が黄泉の世界へと旅立ち、
黄昏の彼岸を彷徨いし、玉響‥‥。
真: ‥‥あいかわらず読めないし、
イミもゼンゼンわかんないよ。
成: <<キゼツしてノビていた>>
‥‥たぶん、そういうコトだな。
裁: では‥‥
その30分間のコトは‥‥?
哀: ダレにも知ることのできない‥‥
空白の時間、というワケですな!
成: (おまえが言うなよ!)

(証言後の一言)
真: なんか、アヤしいよねー。
‥‥アイガ探偵。
犯人が入ってきたのに
気がつかないなんて。
成: ”戦う前に、キゼツした‥‥”
哀牙探偵はそう言ってるけど‥‥、
‥‥そんなはずはないんだ。
あの証拠品とムジュンしている。
真: ”あの証拠品”‥‥?
成: (モンダイは‥‥どうして、そんな
あからさまなウソをつくのか?)



(犯人との格闘)
哀: 『さよう。たしかに、この哀牙が
扉から目をはなしたのは、ジジツ。』(証言1)
『しかし‥‥、そんなコトで
この名探偵をたばかるのは不可能!』(証言2)
『怪人は、かたわらの武器を手に取り
‥‥我らは、イノチのやりとりを!』(証言3)
『ゼントルメンの武器は、コブシのみ
‥‥それが、アダとなりました。』(証言4)
『ヤツめの一撃がコツンと!
‥‥それで、すべてですな。』(証言5)
『背にカベをつけて応戦をしましたが
‥‥我がマユアイに怪人の一撃が!』(証言6)

(「証言1」をゆさぶる)
成: そもそも、どうして
扉から目をはなしたんですか?
哀: 地下倉庫には、防犯キャメラ以外に
多くのセンサアがしかけてあった。
その1つが、ピピと反応した!
すわ、デエタをカクニンせねばッ!
‥‥我は、コムピュウタのところへ
行ったのです。‥‥そう、華麗に!
成: パソコンをいじっていて、
スキができた、ってワケですか‥‥
(どうする? もう少し、
聞いてみるか‥‥?)

(「やめておく」を選択)
成: (とにかく、哀牙探偵が扉から
目をはなしたのはジジツらしい。
もっと、他のコトを聞いたほうが
よさそうだな‥‥)
わかりました。あなたは、扉から
目をはなした。‥‥そして?

(「証言1」をゆさぶる)

(「センサアのこと」を選択)
成: その‥‥”センサア”というのは?
哀: 地下倉庫には、ドア以外にも
出入りできる場所がありました。
エアア・コンディショナアのダクト
に排水口、ネコ用のドアなどなど。
すべてに熱感知・赤外線・紫外線・
その他モロモロのセンサアをッ!
成: それは‥‥ご自分で用意された
のですか?
哀: 機材はすべて、高菱屋百貨店に
用意していただきました。
もちろん‥‥この写真を
撮影した防犯キャメラも、ね。
成: (‥‥つまり、それらの機材に
細工はできなかったワケか‥‥)
哀: クックックッ‥‥ウタガイは
晴れましたかな? 弁護士殿。

(「証言1」をゆさぶる)

(「コムピュウタのこと」を選択)
成: そのコムピュウタも、高菱屋の
モノだったんですか?
哀: さよう。‥‥まあ、デエタを
管理するプログラムは、
この哀牙が、ホオムメエドの
味わいで作りあげたモノですがね!
成: (それなら‥‥哀牙探偵は
データを自由にイジれたワケだ)
哀: クックックッ‥‥
どうかしましたかな? 弁護士殿。

(「証言2」をゆさぶる)
成: あの‥‥なんですか?
”たばかる”って。
裁: はあ‥‥最近のワカいヒトは
これだからコマります。
うつくしく古いコトバは、
こうして失われていくのですね‥‥
成: スミマセン‥‥。で、
どういうイミなんですか?
裁: ‥‥‥‥ド忘れしました。
なんでしたっけ?
成: (最近のおジイさんも
似たようなもんじゃないか!)
ゴ: ‥‥どうやら、結論が出たようだ。
証言をつづけて、かまわねえぜ。

(「証言3」をゆさぶる)
成: ”かたわらの武器”というのは?
哀: にっくき怪人も、まさかこの哀牙が
現場にいようとは思わなかった!
倉庫へ通じる扉の近くに立っていた
女人像から、カタナをうばったッ!
成: カタナ‥‥って、くねくねと
エダわかれしたヤツですか?
哀: さよう。‥‥さいわい、刃は
立っていなかったようでしたが。
成: (やはり‥‥七支刀のコトだな)
裁: 怪人は、カタナを取った。
それで、証人のほうは‥‥?

(「証言4」をゆさぶる)
成: ウデっぷしには
自信があったんですか?
哀: さよう。我が中学生時代は、
拳闘倶楽部の副主将代理補佐ゆえ。
裁: ‥‥いまひとつ、スゴさが
伝わってきません。
哀: しかしヒキョウなるは、我が怪人
にしてライヴァルたる仮面マスク!
成: (もうメチャクチャだな‥‥)

(「証言5」をゆさぶる)

(「やめておく」を選択)
成: (とにかく、哀牙探偵がポカリと
やられたのはジジツみたいだ。
もっと、他のコトを聞いたほうが
よさそうだな‥‥)

(「証言5」をゆさぶる)

(「”目がくらんだ”」を選択)
成: その、目がくらんだ
”ヒカリ”というのは‥‥?
哀: ‥‥いわばアレは、ゴオルデン。
女人の像から発したモノでしょう。
成: (綾里 供子の像、か‥‥)
真: あんまり参考にならなかったね。

(「証言5」をゆさぶる)

(「”トクイの戦法”」を選択)

(「特に重要ではない」を選択)
成: (とにかく、哀牙探偵がポカリと
やられたのはジジツみたいだ。
もっと、他のコトを聞いたほうが
よさそうだな‥‥)

(「証言6」をゆさぶる)
成: ‥‥あの。
マユアイ‥‥というのは?
哀: さよう‥‥右のマユと左のマユの
ちょうど中央、ちょっと上あたり。
‥‥ある種、ヒタイと言いかえても
モンダイないでしょう。
成: (じゃあ、
最初からそっちで言えよ!)
哀: やあれ、弁護士殿! マユアイに
シワがよっておりますぞ!
真: ‥‥あの探偵さん、ヒタイを
殴られたの?
成: そう言ってるね。
真: ううん‥‥なんか気になるなあ。
成: (‥‥じつは、ぼくもだ)

(証言後の一言)
真: どうかな? なるほどくん。
成: ‥‥1つだけ、
ハッキリしているコトがあるよ。
真: え! なに、なに?
成: アイツは‥‥哀牙探偵は、
まだ、何かをかくそうとしている!
真: そ、それって‥‥
どういうコトかな?
成: なんとなく‥‥この事件の真相が
見えてきたような気がするよ。
(‥‥あの探偵の”正体”が‥‥)



成「‥‥わかりました。
弁護側の主張は‥‥!」

(「哀牙は名探偵ではない」を選択)
成: この証人は、じつは‥‥
名探偵などではないのです!
哀: ‥‥では‥‥いったい、
この哀牙は、なんだと?
成: ええと‥‥そうですね。
並の探偵、というか。
裁: たいして、変わりませんな。
真: な、何やってんの、なるほどくん!
アイツを追いつめるんでしょ?
成: そのつもりだったけど‥‥
ぼくのほうが追いつめられてるな。
裁: もっとマジメに考えるように!

(ペナルティ)

(裁「‥‥成歩堂くん。あなたの
主張を聞かせてください。」に合流)

(「哀牙はニセモノ」を選択)
成: この証人は‥‥星威岳 哀牙の
ニセモノなのですッ!
哀: ‥‥仮面マスクにつづいて、
この哀牙まで、ニセモノだと‥‥?
成: 名探偵と言われる星威岳 哀牙が、
こんなトボけているはずがない!
ゴ: アンタ自身がニセモノだから‥‥
そう見えるんだろうぜ。
裁: やれやれ。次は、この私が
ニセモノ呼ばわりされそうですな。

(ペナルティ)

(裁「‥‥成歩堂くん。あなたの
主張を聞かせてください。」に合流)



成「哀牙探偵こそが仮面マスクである
という、決定的な証拠は‥‥!」

(「証拠を提示する」を選択)
成: ‥‥もちろん、弁護側には
決定的な証拠があります!
裁: わかりました。‥‥それでは、
提示していただきましょう。
この証人・星威岳 哀牙が、
仮面マスクであるという証拠を!

(証拠品を選択)
成: これが‥‥その証拠ですッ!
裁: ‥‥いかがですか、ゴドー検事。
ゴ: どうやら‥‥弁護士さんはまだ、
目がさめてないらしいぜ。
ゴドー・ブレンドをもうイッパイ、
いっとくかい? ‥‥弁護士さん。
成: い、いえいえ。ケッコウです!

(ペナルティ)
成: (どうする‥‥? ここで判断を
まちがうと、おしまいだ!
決定的な証拠がないかぎり、
深追いはイノチ取りだけど‥‥)

(証拠品を提示するか、の選択肢に合流)



成「(あのツボが、哀牙探偵事務所に
あったことを立証するには‥‥)」

(「自分が目撃したことを証言」を選択)
成: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ゴ: どうした? しゃべるのが
シゴトじゃなかったのか‥‥?
真: なるほどくん!
立証なんて、カンタンじゃない!
だって‥‥あたしたち、
調べたんだよ。あのバッグ!
成: ‥‥ああ。
たしかに、おぼえてるよ。
中に入っていたのは‥‥カタくて、
丸くて‥‥つるつるしていた。
真: さわった感じ、どう考えても
ツボじゃないの、それ!
成: でも‥‥ぼくは
それを、見ていないんだ。
真:え‥‥
成: 見ようとしたところで、
哀牙が帰ってきた。だから‥‥
中身が本当にツボだったか‥‥
ぼくたちには証言できない。
真: そんなああッ!
ゴ: クッ‥‥!
見なおしたぜ、まるほどう。
ウソにあふれた街で‥‥今、
小さな真実の灯がともりやがった。
希: ‥‥リューイチくん‥‥!
成: (たしかにぼくは、あのツボを
見てはいない‥‥
だけど‥‥他の方向から、
立証できるはずだ‥‥!)
裁: ‥‥いかがですかな、弁護人。
あきらめますか‥‥?

(成「(何か‥‥
方法があるに、ちがいない!)」に合流)

(「今は立証できない」を選択)
成: ‥‥今は‥‥
まだ、立証はできません。
真: なるほどくん!
裁: ‥‥どうやら‥‥
ここまでのようですな。
ゴ: そう‥‥このツボこそ、
決定的な証拠だからな‥‥。
成: 決定的な‥‥証拠?
ゴ: まだ、わからねえみたいだな。
‥‥いいか、まるほどう。
このツボは、怪人☆仮面マスクが
盗んだモノだ。
それを今、被告人のカミさんが
持って、ノコノコ出てきたんだ。
さあて‥‥怪人は、ダレだ?
成: あ‥‥っ!
希: ダメ! アタシ、
そんなつもりじゃあ‥‥
真: な‥‥なるほどくん!
ダメだよ! コレじゃあ‥‥
成: (たしかに‥‥ここはもう、
1つしか方法はない!)
裁判長! もう一度だけ‥‥
考えさせてくださいッ!
裁: ‥‥弁護人。あなたもそろそろ
おぼえてもいいころです。
いいかげんな発言は、
イノチ取りになるということを!
成: (今度こそ‥‥シッパイは
ユルされないぞ‥‥)

(成「(何か‥‥
方法があるに、ちがいない!)」に合流)



成「ツボには‥‥この人物の指紋が
残っているはずです!」

(間違った証拠品を選択)
ゴ: ‥‥いいコトを教えてやるよ。
ゲームってのは‥‥最後まで
冷静だったほうが勝つんだぜ。
裁: もっといいコトを教えて
あげましょう、成歩堂くん。
‥‥少なくとも、そのコタエでは
勝てませんぜ。

(ペナルティ)
真: なな、なんか裁判長まで
カッコよくなってきたよ‥‥
成: (‥‥ぼくが
まちがっていたのか‥‥?
ツボは‥‥きのう、あのバッグに
入れられて、事務所に置かれた。
だから、ぼくが
探すべきなのは‥‥
きのう、あの事務所で
ツボに指紋をつけた人物‥‥!)
真: そんなヒト‥‥ホントに
いるのかなあ‥‥?

(「もう一度、人物を指摘」を選択)
裁: ‥‥さて。
どうしますかな? 弁護人。
成: 裁判長! もう一度だけ、
おねがいします。

(成「ツボには‥‥この人物の指紋が
残っているはずです!」に合流)

(「もう一度、考えなおす」を選択)
裁: ‥‥さて。
どうしますかな? 弁護人。
成: すみません‥‥もう一度、
最初から考えなおしてみます。

(成「(何か‥‥
方法があるに、ちがいない!)」に合流)